Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

回想の古伊万里 102(染付牡丹唐草文七寸皿)

2021-01-03 14:13:40 | 古伊万里
ウチの伊万里も残り少なくなってきたこともあり、新年最初の品としてはイマイチですが
とりあえず古手の伊万里を紹介したいと思います。
「染付牡丹唐草文七寸皿」

一応牡丹唐草としましたが、見込み三方を如意頭形に抜いて文様を描き、周囲を寛文~延宝初期に見られる独特の描き方をした唐草文で埋めています。
寛文期に良く見られるタイプのデザインですが、ワタシとしてはこの不思議な唐草に魅力を感じて購入した品です。

牡丹唐草としたものの、繊細な描き方は延宝以降の花唐草に通じるものを感じますし、葉を沢山描いている点では、牡丹唐草とか葉唐草の元祖のようでもあります。
ちなみにウチにある花唐草の品を見ると、↓が以前に紹介した盛期(延宝~元禄)の「花唐草唐獅子文皿」の花唐草で、繊細さは共通しています。
↓は、これも以前に紹介した花唐草軍配文皿の花唐草ですが、時代が下がる(享保~宝暦)こともあって、繊細さは感じられません。

唐草文は蛸唐草と花唐草が代表格で、その他にもバリエーションがありますが
やはり盛期の品の繊細さは別格というのは間違いなさそうです。
裏面も寛文~延宝期の特徴が良く出ている裏文様ですね


裏庭の雪山

2021-01-03 12:41:35 | 日記
東北~北陸は年末から寒い日が続き、山形県内も内陸では大雪のようです
酒田は積雪10cmほどですんで、たいしたことはないんですが、とりあえず毎日の除雪は必須です。

そんな訳で裏庭に雪山が出現したのが↑の画像です
酒田は豪雪地帯ではありませんので、雪の多い地方のように融雪溝なんぞありませんので
雪を道路沿いの塀に寄せていくとどんどん道路が狭くなります。そんなこともあって、裏庭に除雪した結果がこのような状況になります。
↑雪がユニークな形でせり出しています
去年は未だかつて経験したことのない暖冬でしたので、今年はそのツケが来ているのかも知れませんね。