前回、蝶のカテゴリーで後翅の裏面が赤い「ルリオビウラベニタテハ」を紹介しましたが
同じく赤が印象的な伊万里を引っ張り出してきました。
「色絵草花文猪口」がその品で、口径8.5cm、高さ6.5cm、高台径が5cmほどのサイズの品です。
地を赤濃みで塗り、そこに10個の丸い白抜きを作り、それぞれに緑、紫、赤、そして金彩を使って草花文を描いています
丸い窓絵のうち、4個(2X2組)はくっついているあたりがデザインの妙のような気もします。
落款はなく、若干の甘手ですが、恐らくは享保~宝暦といった江戸中期の品だとは思われます
そば猪口は伊万里の中でも特にディープなジャンルであり、伊万里を収集するようになってからも
「そば猪口だけは手を出したらアカン!」という思いが強かったこともあり、ウチにはそば猪口は4個しかありません。
そんな訳で、そば猪口に関する図録も解説書も所有していないこともあり、伊万里歴20年以上ではあるものの
依然として「そば猪口素人」というのが実情です。
同じく赤が印象的な伊万里を引っ張り出してきました。
「色絵草花文猪口」がその品で、口径8.5cm、高さ6.5cm、高台径が5cmほどのサイズの品です。
地を赤濃みで塗り、そこに10個の丸い白抜きを作り、それぞれに緑、紫、赤、そして金彩を使って草花文を描いています
丸い窓絵のうち、4個(2X2組)はくっついているあたりがデザインの妙のような気もします。
落款はなく、若干の甘手ですが、恐らくは享保~宝暦といった江戸中期の品だとは思われます
そば猪口は伊万里の中でも特にディープなジャンルであり、伊万里を収集するようになってからも
「そば猪口だけは手を出したらアカン!」という思いが強かったこともあり、ウチにはそば猪口は4個しかありません。
そんな訳で、そば猪口に関する図録も解説書も所有していないこともあり、伊万里歴20年以上ではあるものの
依然として「そば猪口素人」というのが実情です。
それで、私も、「そば猪口に関する図録も解説書も所有していない」一人です。
でも、たまに、そば猪口というわけではないですが、向付というつもりで買ってきます。
このような赤の色は大好きです(^-^;
私も、このような器に巡り合ったら、即、購入でしょう(^-^;
同じデザインの色絵でも、形がふくらんで茶碗になると大分感じが変わると思います。その意味で、そば猪口の器形はかなり完成度が高いと言えるのではないでしょうか。
伊万里の中でそば猪口が一番安かった時代もあったようですが(はるか昔)、コレクターが多いこともあって
ワタシが伊万里を集めるようになった頃はすでに結構なお値段がしていました。
色絵の猪口は多いですが、意外に見かけないタイプだったので、傷物であることは目をつぶって購入した品ですが
今思うと、購入した良かったと思える品です。
中期の猪口は魅力的な品が多いですが、何せ結構なお値段がするのが難点で
結果的に「そば猪口よりお皿」という結論に達してしまいます。
この品は赤というよりは、「濃い朱色」みたいな色ですが
同じような赤濃みの蓋茶碗も所有していますので(たいした品ではありませんが)
いずれ紹介したいと思います。