先日、「霊輝院の乳イチョウ」を紹介しましたが、この霊輝院の近くに「白狐山光星寺」というお寺があります
庄内地方のお寺の中ではかなり特徴的なお寺ですので、今回訪れてみました。
ワタシは良く知らなかったんですが、このお寺は全国から多くの人が巡礼に訪れる寺院のようです
貞観3年(861年)に羽黒山に留まっていた住宝僧正が白狐に導かれて開山したと伝わっているようです
鳥居があることから判るように神仏習合のお寺で、庄内町ではこのお寺だけです
「三権現堂」
三権現とは「新山大権現」、「秋葉山大権現」、「金平大権現」だそうです
「三権現堂」の横には檀信徒会館があります
「虎石」
寺に盗賊が押し入り、山門を出ようとしたところ、たちまち大きな虎が現われたといういわれがあります
「燈明石」
かつて、毎夜この石に天から光が降ったとか
「子育て観音」
母親が子供に乳を与える姿をしています
さらに進むと山門があり、ここにも白狐が
さらに進むと本殿があり、ここでお線香を焚きます
(パスしてしまいました、ごめんなさい)
本堂の右手にはこのお寺の象徴である「白狐殿」があります
本堂の左手側の階段には鳥居が林立しています
ここの階段を上り、さらに坂を登っていくとさらに鳥居の林立する場所があります
さらに奥進みます
数えてはみませんでしたが相当な数の鳥居があります
鳥居の中に入ると異世界のような感覚が・・・
沢山あるのは鳥居だけではありません
この坂を登っていくと、「永代供養塔」と「光明堂」があります
「永代供養塔」
「光明堂」
「光明堂」は小高い場所にあり、鳥居の全体像が判ります
ここからは庄内平野が見渡せます
光星寺は庄内三十三観音の第六番札所となっていますので、ウチの母親は巡礼(当地では「札打ち」と言います)で間違いなく行ったことがあるはずです。
お寺と神社が見事に同居していますね。
今でも、どんどん整備されているのですね。人気が高く、全国から多くの巡礼が訪れている証拠ですね(^_^)
雰囲気のある古刹とは正反対の雰囲気ですが
この不思議な賑やかさは意外に珍しいような気がします。