今日の酒田は曇りがちな天気で時々雨が降っていましたが、午後から少し天気が回復したので
酒田のお隣、鶴岡市の湯田川にある「湯田川の乳イチョウ」を見に行って来ました。
湯田川地区はその名から判るように小さな温泉地なんですが、湯田川温泉の紹介は次回に回すことにして
「湯田川の乳イチョウ」について取り上げます。
乳イチョウは「由豆佐売神社」という変わった名前の神社の社殿へ向かう石段の横にあります
由豆佐売神社の入口です
神社についての案内板がありました
この苔むした石段を登ります
社殿に向かうにはさらに石段を登ります
石段を上ると右側にイチョウの巨木が鎮座しています
幹回り7mを超える巨木ですの存在感がすごいです
乳イチョウの名前の元になっている気根(乳柱)が見えます
案内板がありました、昭和27年に県の天然記念物に指定されています
社殿にお参りしました
境内には大きな杉の木が何本もありました
以前に紹介した「三ヶ沢の乳イチョウ」と同様に山形県内のイチョウの中でも五指(三指?)に入る巨木のようです。
また、「乳イチョウ」の名のとおり、気根(乳柱)が凄いですね。平地にあったら、地面に達していますね(^_^)
社殿も相当に古そう。
このあたりは、最上義光が治めていたのですか。
歴史ロマンが匂ってきそうな土地ですね。
やはり気根に対するイメージは全国共通のもののようで
これに木そのものの大きさが加わることで特別なものとして祀られているんでありましょうか。
山形県内にもあと何本か有名な乳イチョウがあるようなので
来年には訪ねてみたいところです。
温泉地の中にある割には地元民以外はあまり行かない(?)ようなので
神社仏閣と巨木に興味のある人にはお勧めですし
郷土史という点でも興味深い場所なのかも知れません。