蝶を見て美しいと思う女性はそこそこいると思うんですが、標本コレクターになるのはほとんど男性のようです
しかし、ミイロタテハ(アグリアス)の世界最大のコレクターは女性です。
マダム・ガストン・フルニエという女性で、この人は裕福な宝石商の娘として生まれ、後に銀行家と結婚します。
彼女が膨大なアグリアスのコレクションを作り上げることができたのは、経済的に恵まれていたのは確かですが
やはり宝石商の娘であるが故に持ち合わせた審美眼が大きかったのだと思われます。
さて、今回のアグリアスはフレンチ・ギアナ、ガイアナ、ベネズエラ、ブラジルの一部の生息している
「ナルキッサス・ミイロタテハ」です。
この標本は「ナルッキッサス・オビドニウス」という種類で、ご覧の通り状態はイマイチです
とはいえ、この青の輝きは魅力的で、翅を広げると80ミリ近くある大型のアグリアスです。
ウチには標本がありませんが、赤の部分の形が違う「タパジョナス」というタイプ、さらには
赤の部分が黄色になったタイプもおり、高値で取引されるようです。
ワタシはモルフォに代表される「青い蝶」が大好きで、アグリアスの場合も青の輝きに惹かれます。
しかし、ミイロタテハ(アグリアス)の世界最大のコレクターは女性です。
マダム・ガストン・フルニエという女性で、この人は裕福な宝石商の娘として生まれ、後に銀行家と結婚します。
彼女が膨大なアグリアスのコレクションを作り上げることができたのは、経済的に恵まれていたのは確かですが
やはり宝石商の娘であるが故に持ち合わせた審美眼が大きかったのだと思われます。
さて、今回のアグリアスはフレンチ・ギアナ、ガイアナ、ベネズエラ、ブラジルの一部の生息している
「ナルキッサス・ミイロタテハ」です。
この標本は「ナルッキッサス・オビドニウス」という種類で、ご覧の通り状態はイマイチです
とはいえ、この青の輝きは魅力的で、翅を広げると80ミリ近くある大型のアグリアスです。
ウチには標本がありませんが、赤の部分の形が違う「タパジョナス」というタイプ、さらには
赤の部分が黄色になったタイプもおり、高値で取引されるようです。
ワタシはモルフォに代表される「青い蝶」が大好きで、アグリアスの場合も青の輝きに惹かれます。
宝石商の娘さんがコレクション王だったのも因縁ですね。
酒田の人さんのプロフィール画像もこの種の蝶でしょうか。
マダム・フルニエの膨大なコレクションは20世紀前半の
1916~1952年と言われており、この時代のヨーロッパの富豪にとってアグリアスは
未知の大陸からもたらされる宝石のようなものだったのかも知れません。
ちなみに、ウチのプロフィール画像は、ミイロタテハの中でも一番よく見かける
「クラウディーナ・サルダナパルス」という種類です。