江戸期の品だけを「古伊万里」として分類しても、実際のところ250年ほどの歴史がありますので
古伊万里のバイブルともいえる「柴コレ」の図録に掲載されている品にしても全体から見ればごく一部なのは確かです。
そんなこともあって、時々変った絵付けの品を見つけると、「おおっ!」と思うことになります
今回の品も、いわゆる「名品」や「優品」といったタイプの品とは違った魅力を感じて購入した品です。
なにやら木の実をついばむ妙にユーモラスな鳥が描かれています。しかも、木の実と葉はともかく
木の幹の部分だけ見るととても樹木とは思えず、どちらかというと太湖石のような描き方になっています。
初期伊万里の鳥文については、かの有名な「ペンギン皿」のように鳥だか何だかわからないような姿で描かれているケースもありますが
この品の鳥さんは妙にマンガチックな感じが特徴的です。
さて、この品はどのあたりの時代の品か?、答えは裏面にあります
柴コレや他の図録で見ると、このタイプの裏文様は正保~寛文期に登場しています
寛文のわりと早い時期の品という想像はできますが、似たような絵付けの品も見たことがないので
正直なところ、もしかすると単に絵が下手ウマなだけで、もう少し後の時代の可能性も否定できません。
この皿、もしこのユーモラスな鳥さんが描かれていなかった魅力が半減するように思います
以前にHPでこの品を掲載した時に大先輩でワタシと同年代の女性のコレクターさんに
「ディズニーアニメに出てくる鳥のようだ」というコメントを頂きましたが、妙に納得した記憶があります。
古伊万里のバイブルともいえる「柴コレ」の図録に掲載されている品にしても全体から見ればごく一部なのは確かです。
そんなこともあって、時々変った絵付けの品を見つけると、「おおっ!」と思うことになります
今回の品も、いわゆる「名品」や「優品」といったタイプの品とは違った魅力を感じて購入した品です。
なにやら木の実をついばむ妙にユーモラスな鳥が描かれています。しかも、木の実と葉はともかく
木の幹の部分だけ見るととても樹木とは思えず、どちらかというと太湖石のような描き方になっています。
初期伊万里の鳥文については、かの有名な「ペンギン皿」のように鳥だか何だかわからないような姿で描かれているケースもありますが
この品の鳥さんは妙にマンガチックな感じが特徴的です。
さて、この品はどのあたりの時代の品か?、答えは裏面にあります
柴コレや他の図録で見ると、このタイプの裏文様は正保~寛文期に登場しています
寛文のわりと早い時期の品という想像はできますが、似たような絵付けの品も見たことがないので
正直なところ、もしかすると単に絵が下手ウマなだけで、もう少し後の時代の可能性も否定できません。
この皿、もしこのユーモラスな鳥さんが描かれていなかった魅力が半減するように思います
以前にHPでこの品を掲載した時に大先輩でワタシと同年代の女性のコレクターさんに
「ディズニーアニメに出てくる鳥のようだ」というコメントを頂きましたが、妙に納得した記憶があります。
葉っぱの書き方が面白い。
デフォルメされた太湖石?の真ん中当たに・・何やら花輪を冠した鳥が、(隠し絵のように)・・いるように見えました。
裏の角福から考えて・・初期から藍九谷に移行期に作られたお皿かも。
裏も伸びやかでいいですね。
太古石も私の初期皿と雰囲気似ていますね。毛はなくなりましたが(^^;)
裏の蔓草文(?)が伸びやかで、初期の面影を残していますね。
ホント、「ディズニーアニメに出てくる鳥のよう」ですね。
当時、どうしてこんな現代的な発想が浮かんだんでしょうね(^-^;
裏の蔓草文(?)が伸びやかで、初期の面影を残していますね。
ホント、「ディズニーアニメに出てくる鳥のよう」ですね。
当時、どうしてこんな現代的な発想が浮かんだんでしょうね(^-^;
なんというか初期や藍九谷とも一味違った自由さが感じられますよね~
葉の描き方や妙にデフォルメされている部分とか
裏を見ると高台は大きいものの、初期の古九谷様式の雰囲気が漂っています
ゴソゴソと引っ張り出してきた次第です。
ユーモラスな鳥の文様が太湖石と同じ色調の染付になっていることで
なにか騙し絵のような雰囲気を醸し出しているような気もしますね。
といった感じでしょうか
ディズニーアニメの鳥と評してくれたのは、いにさんでありまして
このあたりはさすがに女性ならではの感性だと感心した覚えがあります。
350年前の陶工さんにしてみれば、特に意識せずに絵付けしたのは間違いありませんが
現在の目で見ると、それが後世の何がしかと似ているというのは
探せば結構あるのかも知れません。
鳥の目が可愛らしいですね。
木の実もたくさん実っていてなごみの皿ですね。
どちらかと言えば珍品の類だと思いますが、個性的な魅力があるように感じています。