蝶の話題を書いたついでと言っては何ですが、蝶が印象的な伊万里を探し出してきました。
「色絵牡丹に蝶文七寸皿」、今から20年近く前、古伊万里に興味を持ち始め最初に購入した色絵皿です
伊万里で蝶文は初期伊万里から後期・幕末まで登場しますが、小さく描かれることが多いようで
この品などはわりと大きく描いてある部類かとは思います。
特徴的な部分として、蝶文に黒釉が使われている点があり、国内向けの染錦手では意外に珍しいのでは思っていますが
実際ところどうなのかはは判りません
想像するに、わざわざ黒釉を使っているということは、クロアゲハかカラスアゲハあたりがモチーフなのかも知れません
この品の時代判定する上での大きなポイントに、縁の部分の波頭文があり、ワタシの所有している書籍によると
このタイプは18世紀前半に出てくると記述されていました。
正直なところ、今見れば金彩はスレていますし、それほどの品ではありませんが
蝶好きな自分としては、この黒釉が印象的な蝶文に魅力を感じているのは確かです。
裏面は典型的な中期古伊万里ですね。
「色絵牡丹に蝶文七寸皿」、今から20年近く前、古伊万里に興味を持ち始め最初に購入した色絵皿です
伊万里で蝶文は初期伊万里から後期・幕末まで登場しますが、小さく描かれることが多いようで
この品などはわりと大きく描いてある部類かとは思います。
特徴的な部分として、蝶文に黒釉が使われている点があり、国内向けの染錦手では意外に珍しいのでは思っていますが
実際ところどうなのかはは判りません
想像するに、わざわざ黒釉を使っているということは、クロアゲハかカラスアゲハあたりがモチーフなのかも知れません
この品の時代判定する上での大きなポイントに、縁の部分の波頭文があり、ワタシの所有している書籍によると
このタイプは18世紀前半に出てくると記述されていました。
正直なところ、今見れば金彩はスレていますし、それほどの品ではありませんが
蝶好きな自分としては、この黒釉が印象的な蝶文に魅力を感じているのは確かです。
裏面は典型的な中期古伊万里ですね。
もしこれが染付とかだったら普通の品としての印象しか残らないように思います。
>大きな黒い蝶を描いたところに惹かれて買ってきた皿を所持しています
ぜひ紹介して下さい、蝶が大きく描かれている品は多くないようですから。
特に蝶好きというわけでもない私でも、そこに惹かれます。
私も、もっと時代も若く、しかも上手ではありませんが、大きな黒い蝶を描いたところに惹かれて買ってきた皿を所持しています。
この品の場合はやはり黒釉が大きなポイントのようです。
蝶に関しては形としては写実的なんですが、模様や色使いはモダンアートみたいな感じです。
蝶に使ったところが上手いですね。
これは珍しいですね。
蝶に使われた黒釉が印象的で、全体的に宝暦あたりの染錦よりも上手な印象ではあります。
>「黒釉が沢山使われているのは上手です」
そうだったんですね!、教えていただきありがとうございます
そう言われてみれば、輸出手以外で盛大に黒釉を使っている品はあまり見かけないですよね~。
今にして思うと、どこかに「蝶」に対する思いがあったんでしょうね~。
「看板皿」、たしかにウチの看板にするのはもってこいの品ですよね~
今まで全く考えても見なかったので、これは良いことに気付いていただきました。
このタイプの品は宝暦あたりに良く見られますが、もう少し早い時代の品のようです。
でも、このお皿の黒蝶はインパクトがあって、お皿が上手である事を証明しているような・・・。
昔、骨董屋さんが言っていました。
「黒釉が沢山使われているのは上手です」って。
色使いが強烈ですね。
花は薄青と赤、葉は青と緑、そこへ黒蝶ですから、かなり大胆な描画だと思います。
ただ、赤系統を控え目に入れているので、品が保たれていますね。
下に小さくあるのは、もう一匹の蝶でしょうか。
ブログ画面、左側にプロフィールの蝶、右には黒蝶。まさに、このブログの看板皿ではないですか。