今日の酒田は曇りがちで最高気温が30度ほどあり今一つな天気でしたが、先週から計画していた
旧櫛引町(現在は鶴岡市)にある「勝地の大スギ」を見に行ってきました。
大スギだけにそこらの道路沿いにある訳ではなく、こんな感じの林道の先にあります
しばらく進むと、右側に他の植林された杉とは明らかに違った異形の杉が見えて来ます
昭和57年に当時の櫛引町の天然記念物に指定されています
以前に紹介した皇壇スギのような圧倒的な異形ではありませんが、それでも普通のスギとは全く違った姿をしています
樹齢400年、幹回り8mを超える立派な巨木です
根に近い部分ですが、さすがに存在感があります
上の方はこんな感じです
ずっと前からこの森の主として君臨していたんでありましょうか
走行しやすい林道ですが、何せUターンできる場所がありませんので、今回は300m程歩きました
この地区での熊の目撃情報はないようですが、さすがに帰りは走って車に戻りました。
この杉も杉らしくない様な異形の樹形ですね!
何だか樹齢も相まって神秘的にすら思え畏敬の念を抱きます。(汗)
冗談はさておきやはり熊は怖いですよねー。
私は出会ったら蹴っ飛ばしてやろうといつも頭の中でシュミレーションしています。実際は自分が病院送りで済めばというところでしょうが笑
山形県内でもこの手の大杉があと何本かあるんですが
調べたところかなり険しい場所ばかりで、さすがに行くのは無理のようです。
ネットで調べると連日、熊の目撃情報が掲載されていますんで
山形県内もクマさんがやばい状況のようです。
熊をものともせずに会いに行くだけの価値がありますね。
こんな形の大木ができるのは、枝打ちをしなかったからでしょうか。
それとも、深い雪が関係しているのでしょうか。
↑ で遅生さんが言われていますように、「こんな形の大木ができるのは、枝打ちをしなかったからでしょうか。それとも、深い雪が関係しているのでしょうか。」ね、、、。
最近は、熊出没のニュースが多いですね。
くれぐれも気を付けてください。
ただ、生育環境は影響があると考えられているようで
この手の「ウラスギ」は積雪地で生き残るために変化したようです。
(雪が積もりにくく、折れにくい)
そんな中の一部のスギが、こういった巨木として自生しているということのようです。
とは言え、中には険しい道を上った山中にあるものなどは
正直なところガイドなしでは行けないですし
比較的簡単に行ける場所も、クマさんの生息域が広がっており
行けるところは限られています。
ただ、実際に巨木を見ると、もっと見たいと思ってしまう次第です。