年の瀬にお金の話題と言うのも何ですが、私の持っている2023年版「日本貨幣カタログ」から
耳寄りな?、ネタを書こうと思います。
コインのコレクションといえば、記念硬貨や古銭をイメージする方が多いと思いますが
現在も発行されている「現行貨幣」にも思わぬ価値のあるものがあります。
(エラーコインは除く)
まずは↓の画像をご覧ください。
昭和42年から現在までずっと発行され続けている「50円玉」ですが、昭和62年のところを見ると
普通に使用された並品でも3000円という値段が付いています。
額面の60倍の価値が付く理由は簡単で、この年の発行枚数が極端に少ないからに他なりません。(故に簡単には見つからないが)
さらに↓の画像をご覧下さい
同じ50円硬貨の平成以後のリストですが、平成22年~25年の発行枚数が少なく、いずれも額面の40倍の値段(並品)になっています
正直なところ、この値段で買取してくれる訳ではありませんが、ヒマがあったら、家中の50円玉をひっくり返す価値はありそうです。
ついでながら、5円硬貨も平成22~25年の発行枚数が極端に少なく、並品でも2000円(額面の400倍)の値段が付いています
何故、この年号の発行枚数が少ないのかは、ワタシは知りません。
大変わかりやすいです。
すると、他の1円、10円、100円。500円も同じ?
それとも、真ん中に穴の開いている硬貨に特有のことでしょうか。
年末ジャンボ宝くじならぬ、年末宝探しになりますね(^_^)
一円、十円、百円ではこんな価値がつくものはありません。
五百円だけは昭和62年に1000円の価値が付きますが・・・
いずれ何故発行枚数が少なかったのか調べてみたいと思います。
極端な話、百均で売っている有田焼が江戸時代の古伊万里より価値がある
そんな感じでしょうか。
キャッシュレスの時代ですが、ヒマつぶしにはなりそうです。
知らずに使えばただの5円であり50円であることを思えば
ちょっとした知識で得をする(?)かも知れない一例ではあります。