Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

酒田をちょっと散歩 31(変わりゆくもの)

2021-09-26 20:38:30 | 散歩
涼しくなって散歩日和ですので、酒田の街中を散歩です
地方の市はどこでもそうですが、人口減少に歯止めがかからず、酒田も人口が10万人を切っています。
当然のごとく経済規模が縮小しますので、無くなっていくものや変わってしまうものがあります
今回はそんな「時代の流れで変わってしまったもの」をいくつか紹介したいと思います。
まずは市役所の斜め向かいに改築された「酒田産業会館」が見えますが、その奥に「清水屋」という青い看板が見えます
ここは山形県内で唯一残っていた百貨店(厳密には百貨店協会に加盟していないので百貨店ではないとか)だったんですが
今年の7月に閉店してしまいました。清水屋デパートは大火前はもっと北の方の通りにあり
酒田における中心商店街の中心となったお店でした。
続いての画像は、お馴染みの日和山公園へ向かう坂道なんですが、左の一番奥に見慣れない白い建物が出来ています
この建物はなにかというと、「おくりびと」のロケで使われた旧割烹小幡の建物が改装されたものなんです。
元の建物はこんな感じで、映画が公開されてしばらくは観光名所でした
その後、旧割烹小幡は競売にかけられ、地元の有力者が落札、下の画像のように「日和亭」(夜だけ営業しているようです)になりました
ちなみに割烹小幡もこんな感じに改装されました
以前の割烹小幡
現在はこんな感じになりました
あくまでも商売ですんで、建物が残ることに意味があるとは言えますが・・・
以前にこの散歩シリーズでちょっとだけ紹介した江戸期から続く老舗の和菓子屋「小松屋」も昨年閉店してしまいました。
下のアパートの建物が、旧小松屋のところに建設中です
方向は反対ですが、以前はこんな黒い板塀が続いていました
酒田出身の歌手、白崎映美さんを中心としたクラウドファンディングで復活したグランドキャバレー「白ばら」ですが
支配人が病気療養中のためお休み中です
ここから先は日和山界隈で紹介していなかった画像です
まずは日和山公園の入り口にあるお休み処の「日和山関所」
居酒屋「狼煙」、バー「酒田倶楽部」、「さら」、その奥には寿司割烹「鈴政」、残念ながらどれも入ったことがありません・・・
こちらは以前に紹介した「割烹治郎兵衛」ですが、ネコが散歩中でした

地方は都会のように変化は速くありませんが、それでも歴史の中で消えたり変化していくものが多くなっているのかも知れませんね。


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4 コメント

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酒田の人さんへ (遅生)
2021-09-27 05:41:26
酒田も変わっていくのですね。
当たり前の風景は、わざわざ写真に撮ることもありません。
でも、いつの間にか変わってしまうと、何だか取り返しのつかないミスをしてしまったような気になります。
こうやって、お散歩を記録していくのは大変意味のあることだと思います。
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酒田の人さんへ (Dr.K)
2021-09-27 10:25:18
酒田も人口10万人を切りましたか。
全国的に人口が減ってきていますものね。
それに伴い、光景もだんだんと変わってきてくるのでしょうね。
今が人口のピークなのかもしれませんね。
それを記録しておくのも意味がありますね(^-^*)
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遅生さんへ (酒田の人)
2021-09-27 15:26:31
昔はデジカメなんてなかったので、気軽に町並みを記録しようなんてことは考えられなかったんですが
とりあえず何でも撮ってやろう的な発想で撮れますので
結果的に町の変化を記録することになったようです。
変化は避けられないものなので、こういった何の変哲もない景色を記録することも
いずれ何がしかの意味を持つのかも知れません。
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Dr.kさんへ (酒田の人)
2021-09-27 15:33:59
酒田も「平成の大合併」の直後は12万人を超える人口があったんですが、(合併以前は酒田市単独で10万人)
以降は人口減少の一途をたどっており、自治体として移住にも取り組んでいるようですが
何せ酒田の場合、江戸期の繁栄はどこへやらで
不景気風が年中吹いているような感じです。
酒田は冬を除けば住むには良い場所なんですが、何せ都市部から移住しようと思うと
収入面で大きな差がでてしまう、これが問題なんでありましょうか。
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