ウチの伊万里は五寸サイズまでの小皿が圧倒的多数を占めますが、これは経済的な理由が大きいと言わざるを得ませんが
世の中には小皿や豆皿の専門コレクターも居るようですし、小皿・豆皿を中心に扱う有名業者さんもあります。
という訳で、ウチにある小皿・豆皿の図録を紹介したいと思います。
一冊目は2002年に刊行された「小皿・豆皿・小鉢 1000」です。
監修しているのは、鑑定団でもお馴染みの中島由美さんで、文様の種類ごとに整理されており、なかなか良い図録です
1000も掲載されている割にはウチにある品は2つしか掲載されておらず
鍋島の竹笹文皿
そして、帆立貝形皿だけでした
この他では、別冊太陽にも「小皿豆皿1000」という図録があり、こちらは1995年の刊行です
伊万里以外の品も掲載されていますが、こちらは大橋康二氏が「小皿に見る伊万里の変遷」というコラムを書いており
これがとても参考になります。
柴コレの図録もそうですが、こういった多数の古伊万里が掲載された図録を見ると、古伊万里蒐集という道の果てしなさを実感します。
もちろん、広いです。
小さい分、多様な模様で勝負というところもあったのではないでしょうか。
それと、作る方もいろいろな試みをしやすかったのかもしれませんね。
ついつい、買いそびれてしまったようです。
我が家の伊万里も、経済的な理から、5寸前後の小皿が多いですが、豆皿は少ないですね。
豆皿の古くて味のよいものは意外と高いんですよね。それで、やはり、ついつい買いそびれてしまっています(~_~;)
この本持っています!
最初の本は中島さんの娘さんの本だったのですね!気づかなかったです笑
これは本屋で見つけて買ったはずです。同じ皿を見つけて付箋を貼ったりしてました(^^)今でもたまに開きます。
2冊目は酒田さんのブログを拝見して別冊太陽の興味あるのを買い漁ったつい最近購入しました。
こちらも参考になりました(^^)
私は本に載っている皿を欲しくなってしまうミーハーコレクターです笑
1000種類も載っているのに探すと意外なほどなかったりするんですよね~。
小皿ですからまとまった数作られているはずなんですが・・・
とは言え、見ていて楽しいのは確かです。
豆皿専門のコレクターもいるようですが、一枚単位で飾れないこともあって
ワタシも見かけても購入することがなかったように思います。
ケースに飾ったら昆虫の標本のように見栄えがするかも知れませんね。
小皿・豆皿の図録は名品が掲載された豪華図録より楽しめるように感じます。
自分の収集した品が図録に掲載されているのを発見すると嬉しいですよね!
小皿・豆皿の場合は少なくとも五寸サイズ以上の品よりは怪しい品が少ないようですし
(鍋島とかはイケマセンが)
そういった意味では安心して購入できるのも確かですよね。