Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

大ケヤキ下の湧水

2023-12-03 20:29:37 | 散歩
今日の酒田は朝から雨で、時折激しく降るというどうしようもない天気でした
とは言え、雪は積もっていませんので、とりあえず近くで行ったことのない場所ということで
酒田市でも山手の生石(おいし)地区にある「大ケヤキ下の湧水」へ行ってみました。
まずは大ケヤキですが、酒田市の保存木に指定されています。
道路側に傾いて生えており、後ろにある祠は馬頭観音です

大木と言うよりは老木といった感じですね

保存木のプレートが付いていますが、樹勢は良くない感じがします
さて、肝心の「大ケヤキ下の湧水」ですが、こんな感じです

この湧水は「里の名水・やまがた百選」に選ばれており、「鷹清水」という日本酒みたいな名前です

さて、なぜ「鷹清水」と名付けられているかというと、この大ケヤキに鷹の巣があったからのようです
昔はケヤキの左右に水場があったようですが、現在は左側の水場は失われています。

この鷹清水の道路を挟んで反対側を「矢流川」(やだれがわ)が流れていますが
この「矢流川」という名前は、平安時代にあった戦いにおいて、「敵に放った“矢”が川に“流”れた」ことに由来するようです。
郷土の歴史は興味深いものではあります。




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4 コメント

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酒田の人さんへ (遅生)
2023-12-04 08:30:11
まさに清水の里ですね。
ケヤキと湧水とは何か関係があるのでしょうか。
故玩館から二つ先の宿場、垂井にも、巨大なケヤキの根元から、水がコンコンと湧いている泉がありました。残念なことに、数年前、朽ちて倒れました。
大木と湧水の組み合わせは、神々しい感じがしますね。
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酒田の人さんへ (Dr.K)
2023-12-04 10:33:31
この湧水の名前は「鷹清水」というのですか。ほんと、日本酒の名前みたいですね(^_^)
名前を聞いただけで、飲んでみたくなりますね(^-^*)

生石(おいし)地区とか、「矢流川」(やだれがわ)とか、なかなか読めない名前が登場してきますね。
これらには、昔からの由来があるのでしょうね。
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遅生さんへ (酒田の人)
2023-12-04 18:23:44
ケヤキと湧水の関係性は判りませんが、どうやらここ馬で旅した時代には水場として貴重だったようで
現在は失われている左側の水場で馬に水を飲ませ、右側の水場は人間が利用したようです。
道は舗装されたとは言え、この辺りの景色は江戸時代から変わらないんだと思います。
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Dr.kさんへ (酒田の人)
2023-12-04 18:32:53
秋田のお酒に「高清水」というのがありますんで、どうしても日本酒が連想されますよね~
(さすがに「鷹清水」という清酒はないようですが・・・)
地名には難読なものが多いように思いますが、何がしかの由来があるんでしょうが
イマイチ判然としないのは確かです。
「生石」については、ネットで調べたところ「石の産地」に由来するらしいと載っていました。
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