Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

大雪!

2021-01-10 15:06:58 | 日記
いつもは雪の少ない酒田ですが、昨日は12時間で40cmという、一月としては新記録(嬉しくない)の大雪に見舞われました。
除雪は追いつかず、路上で雪に突っ込んでスタックする車や、コンビニに入ろうとして動けなくなる車を多く見かけました。
そんな訳でウチの雪山も現在の標高は140cm程に達しています。
道路は除雪が進んだものの、今度は除雪された雪で狭くなったため、路肩の雪を減らした結果、こんな具合になっています。

どれくらい降ったかは、下の画像をご覧ください

一昨日の夜には16cmだった積雪が、10数時間後には58cmまで増えました
ま~、酒田でこんな大雪は滅多にないのは確かで、同じ県内でも豪雪地帯の尾花沢や新庄と違い、この程度でも交通がマヒします。
ウチのすぐ近くの「万里の松原」へ行く急な坂は冬期間は通行止めです
近くの田んぼも白一色ですね
昨日は交通の混乱で、宅配便各社は集配を停止していましたが、今日はなんとか動いているようです。
スーパーでは新潟方面から配送されてくる大手のパン会社の商品の入荷が大幅に遅れているようで、大雪の影響は大きいようです。


回想の古伊万里 103(染錦手七寸皿)

2021-01-08 20:58:27 | 古伊万里
酒田は雪はそれ程ではない(積雪16cm)んですが、昨日の午後は強風が吹き荒れ(最大風速は30数メートルとか)
市役所の敷地に飾ってある大獅子頭が台座から滑り落ちるなんていう珍事も発生しましたし、停電も複数発生しました。

さて、ウチの古伊万里の古手の品はほとんど染付なんですが、そんな中では数少ない元禄期の染錦手の品を紹介したいと思います。
「染錦手七寸皿」
中央に五弁花を描き、その周囲を八分割、その対角線上に3種類の文様を確かな筆致で描いており、このような区割りの品は元禄期に多いようです。
赤、青、緑、紫、金彩、それに染付で文様が描かれており、それぞれの文様はかなり手が掛かっています。
この品を扱っていたのは関西のベテラン業者さんで、「昔はこの手を型物に次ぐ上手の品として準型と呼んだ」と言っておりました。
確かに文様の細かさや完成度の高さは感じますが、このあたりは骨董屋さん独特の分類なのかも知れませんね。
裏面は普通の元禄古伊万里ですね
ついでながら、とても丁寧な五弁花の拡大です。
この品を入手したのは10年程前ですが、その後はこういった品は見かけていません。


回想の古伊万里 102(染付牡丹唐草文七寸皿)

2021-01-03 14:13:40 | 古伊万里
ウチの伊万里も残り少なくなってきたこともあり、新年最初の品としてはイマイチですが
とりあえず古手の伊万里を紹介したいと思います。
「染付牡丹唐草文七寸皿」

一応牡丹唐草としましたが、見込み三方を如意頭形に抜いて文様を描き、周囲を寛文~延宝初期に見られる独特の描き方をした唐草文で埋めています。
寛文期に良く見られるタイプのデザインですが、ワタシとしてはこの不思議な唐草に魅力を感じて購入した品です。

牡丹唐草としたものの、繊細な描き方は延宝以降の花唐草に通じるものを感じますし、葉を沢山描いている点では、牡丹唐草とか葉唐草の元祖のようでもあります。
ちなみにウチにある花唐草の品を見ると、↓が以前に紹介した盛期(延宝~元禄)の「花唐草唐獅子文皿」の花唐草で、繊細さは共通しています。
↓は、これも以前に紹介した花唐草軍配文皿の花唐草ですが、時代が下がる(享保~宝暦)こともあって、繊細さは感じられません。

唐草文は蛸唐草と花唐草が代表格で、その他にもバリエーションがありますが
やはり盛期の品の繊細さは別格というのは間違いなさそうです。
裏面も寛文~延宝期の特徴が良く出ている裏文様ですね


裏庭の雪山

2021-01-03 12:41:35 | 日記
東北~北陸は年末から寒い日が続き、山形県内も内陸では大雪のようです
酒田は積雪10cmほどですんで、たいしたことはないんですが、とりあえず毎日の除雪は必須です。

そんな訳で裏庭に雪山が出現したのが↑の画像です
酒田は豪雪地帯ではありませんので、雪の多い地方のように融雪溝なんぞありませんので
雪を道路沿いの塀に寄せていくとどんどん道路が狭くなります。そんなこともあって、裏庭に除雪した結果がこのような状況になります。
↑雪がユニークな形でせり出しています
去年は未だかつて経験したことのない暖冬でしたので、今年はそのツケが来ているのかも知れませんね。