住居の会見学会で、URのひばりが丘団地ルネッサンス計画1を見学してきました。
詳しくはSSDのブログにて。
茗荷谷駅前にあった同潤会大塚女子アパートメントの無惨な跡地。
一体何ができるのでしょうか?
同潤会大塚女子アパートメントとは、何か?
昭和5(1930)年に竣工した大塚女子アパートメントは、鉄筋コンクリート造の地上5階建て地下1階の同潤会唯一の独身女子専用アパートメントです。 住戸数157戸、そのうち6戸のグラウンドレベルの店舗併用住戸を持ち、また中庭を囲んだブロック型の建物は都市集合住宅の一つの形を示しています。 個室は畳敷きの和室とともにベッドを用いた洋室も用意され、エレベータ、食堂、浴室、応接室、音楽室、日光室など充実した共用の施設を備えています。
外壁には、昭和初期に流行した表面に細かな筋の入った凹凸のあるスクラッチタイルが張られ、また1階店舗のアーチ状の開口部や、 住戸への玄関部の円柱などに時代の特徴が反映されています。戦後、同潤会アパートの管理が住宅営団から東京都へ移行した後、他の同潤会アパートが借家から個人の所有の持ち家として払い下げられたのに対して、 大塚女子アパートメントは都営の賃貸アパートとして存続しました。
以上http://www.npo-rprogram.jp/open-apartment/contents/apart.html より。
二つ目の大学での恩師小川信子先生が保存のための活動をなさっていたのですが、残念ながら取り壊されてしまいました。
このアパートに住んでいた方に戸川昌子さんがいます。「大いなる幻影」は大塚女子アパートメントを舞台としたミステリー。住民たちの奇怪な生活ぶりは、実際の見聞を元にした箇所もあるとか。
大いなる幻影 (1978年)
価格:¥ 252(税込)
発売日:1978-08