Sakita Blog

1級建築士事務所Sakita Space Design主宰
崎田由紀のブログ。

10/10奥多摩ハイキング-5-霧はどうしてできるのだろう?

2009-10-11 15:47:59 | 外遊び

Kiri1
奥多摩ハイキングは時系列が逆転しています。
奥多摩ハイキング-1-小河内神社からどうぞ。

湖畔の山々に霧が立ちこめてきました。
こどもがぽつりと「霧ってどうしてできるんだろう?」
パパ「地面の水分が蒸発するんだろ?」しかし気温は13度。すっごく寒いのです。
ママ「結露じゃないの?空気中の湿気を含んだ空気が冷たいものに触って水滴になってる状態では?」
さて、、、正解は?

(きり、英称Fog) とは、水蒸気を含んだ大気温度が何らかの理由で下がり露点温度に達した際に、含まれていた水蒸気が小さな水粒となって空中に浮かんだ状態。

水粒は雨粒に比べて非常に小さいが、通常、根本的な霧の発生の原因は大気中の水分が飽和状態に達したものなのでと同じであると考えてよい。

雲と霧の一番大きな違いは水滴の大きさなどではなく、両者の定義の違いである。すなわち、大気中に浮かんでいて、地面に接していないものを雲と定義し、それが地面に接しているものを霧と定義する。例えば、に雲がかかっているとき、地上にいる人からはそれは雲だが、実際雲がかかっている部分にいる人からは霧なのである。なお、山の地面に接する霧または雲のことをガスと呼ぶことがある。

移流霧
暖かく湿った空気が水温の低い海上陸地に移動し、下から冷やされて霧を発生させるもの。移流とは大気が水平方向に移動することを指す気象用語である。暖流上の空気が移動して、夏の三陸沖から北海道の東海岸などに発生させる海霧などがその代表的なもので、非常に長続きする霧で厚さが600m程度に達することもある。

Wikipedia「霧」より抜粋
Kiri Cloud
Sky Sunset
ダムの上から見た美しい空の風景をいくつか。
夕陽が山に沈む写真は子どもが撮影しました。


10/10奥多摩ハイキング-4-小河内ダム

2009-10-11 15:31:06 | 外遊び

Fureaikan1 Fureaikan2
駐車場へ戻ったら、お弁当をちょっと食べたり休憩したりしてから車で小河内ダムへ。
まずは水と緑のふれあい館という東京都水道局と奥多摩町が作った施設へ。
今話題のダム、東京の場合はどうだったのか、少しお勉強しよう!
この建物、外の形状からはちょっと想像できないのですが、中はライトのグッゲンハイム様のスロープによる螺旋構造になっていて、その外側に展示スペースがくっついています。
写真右は1階ホールから中央の吹き抜けを見上げたもの。
まず歴史のコーナーから。郷土博物館のような資料が展示されていて面白かった。奥多摩に縄文時代から人が住んでいたなんて!!戦国時代、山梨の甲斐の国と東京の甲州との国境にあって戦いがあったとか。
先述の鹿島踊りの衣装や、NHK八犬伝のような車人形という人形など。
見ているうちにアナウンスがあり、3時から3Dシアターが始まります、、、と。
3Dメガネをかけて見ると、17分間で奥多摩の見所案内をしてくれました。
ダムについてもちらっと説明がありましたが、もっと詳しく知りたかったなあ。
シアターが終わってから、ふたたび1階から展示を攻略していきます。
歴史の次は自然。これはお金をかけたシアター方式で、人感センサー、あるいはボタンによって、奥多摩の魚、虫、鳥、、、と説明。途中でどんどんすっ飛ばしていきます。全部ゆっくり見ると1時間かかるらしい。
作った方は子どもたちはこういう映像系が好きだと思って大金を投じたのでしょうが、ウチの子は「さっきの歴史の展示の方がおもしろいや」と言っていました。
最後の水の循環の説明はピタゴラ式の大規模な装置になっていて、まあ、それはそれで面白かったけど、こどもはちらっとみるとパソコンのクイズの方に。。。
ここでダムについての3択クイズを通して、結構いろいろわかりました。
ダムの高さは149mで147mの霞ヶ関ビルとほぼ同じ!とか。
最後にお土産コーナーで鮎のストラップとわさび豆を購入。わさび豆、イケます。お酒のお供に最高♪
外に出て碑があったので読むと、昭和13年着工、戦争を挟んで休止、戦後ふたたび着工して昭和32年に完成。600戸の村落が水没。
今話題の八ツ場ダム、川辺川ダムですが、ダムというのはやはり長い年月とたくさんの地元の方の犠牲を伴うものなんですね。
Damu2
日本初の超高層ビル霞ヶ関ビルの竣工が昭和40年ですから、それに先立つこと8年の小河内ダムが149mというのは、なんだかすごい土木パワーを感じますよね~。
Damu1_2
写真の白い箱状のところに展望台があるのですが、16時まで。ダム上の遊歩道についたのが15時55分。残念。。。

Damuhousui Damulake

左:ちょうど台風の後だからか?放水していました。

右:ダム上から見た奥多摩湖

ダム上を散歩していると霧がどんどん出て来ました。
霧ってどうしてできるのかな?

奥多摩ハイキング-5-霧はどうしてできるのだろう?へつづく


10/10奥多摩ハイキング-3-ふるさと村への2kmウォーク

2009-10-11 15:02:53 | 外遊び

Hiking
浮橋を降りてから、森の中を2キロ歩いて「森のふるさと村」ヘ行きます。
Hiking2
こんな橋を渡ったりしながら。
Fuji1_2 Fuji2
藤?でしょうか?こどもと「絞め殺しの木がある~」と。昨年オーストラリアヘ行った時に、絞め殺しのイチヂクというのを見たのですが、この木もまるで動物のようにくねくねと巻き付いていて不気味な感じです。
締められた木の方は、締め跡がへこんでくっきり!わがメタボなお腹を思い出す???
Toranoo Flower
左はトラノオ?ネコのしっぽのようなふさふさ感がかわいい花が咲いていました。
右は謎の花???です。なんでしょう?東京の森には似つかわしくない熱帯風ハデハデ色。松ぼっくりのようなムスカリのような玉が密集したような形状。
謎だ~。誰か教えて下さい!!
Raceflower Kinoko
左はレースフラワー?可憐な花が、これはあちこちに見られました。
右はおいしそう?なきのこ!!
Hikinglake
途中見晴らしのよい場所からの奥多摩湖の眺め。
Hagi Susuki
山のふるさと村の写真を撮影するのを忘れたのですが、付近には萩やすすきが。
Tukimisou Funn
月見草と鹿?のふん!
ハイキングの途中、パパがリスを見たと言っていました!
山のふるさと村にはビジターセンターがあり、そこには親切なインタープリターのお兄さん、お姉さんが。
実はこういう施設、奥多摩にはたくさんあって、「あれ?前に来たことあったかな?」と思ったのですが、それは多分違うところ。
ここの自然体験プログラムは毎日実施しているそうです。クラフト館や宿泊施設、キャンプサイトもあり、楽しそう。「ログハウスは冬もあたたかですよ」とお姉さん。
動物は夜の方が活発ですからね。お泊まりしてナイトウォークや早朝ウォーク、やってみたいですね。むささびやリスに会えるかも?
ビジターセンターで遊んでいるうちに雨が降ってきました。
お弁当を持って来ていたのですが、雨のために外で食べるわけに行かなくなり、レストランへ入りました。
お弁当があるから軽めに、、、ということで
ハムサンドのドリンクセット350円+250円=600円を2つと、卵サンドのケーキドリンクセット350円+500円=850円を頼みました。
もう2時だったせいか、天気がイマイチはっきりしないせいなのか、広々した店内は空いていました。まだ新しい施設のようで、併設のギャラリーには書家の作品が展示されていました。コーヒーや紅茶の茶碗はロイヤルコペンハーゲンでした。
食べ終わると雨も上がったので、今のうちに戻ろう!と。
Furusatomuralake
ふるさと村のすぐ下の湖畔。子どもはここで「ここからカヤックに乗ったらすぐに戻れるのになあ。。。」たしかに~。
雷がなったりしたので、行きは2kmを1時間以上かけてゆっくりいろいろ撮影したり観察したりしながら歩いていたのを、ずんずんずんずん早足で戻ると、30分くらい?で戻れました。
Akebi これはアケビ???このように食べられた後のようなものがたくさん落ちていました。この他ドングリや栗も、台風の後だからか?たくさん落ちていて、「痛い!痛い!」と言いながら子どもはイガ付きの栗を4つ拾って帰りました。「これ埋めたら栗できる?」うーん、、、団地のベランダじゃ無理じゃない???
冬眠前の熊が出て来たらちょっと怖いねえ~と言いながら歩いていたのですが、小鳥のさえずり等気持ちのいい道なのに、途中国道と並走する(山道は国道の下で見えはしないのだが)部分では、ローリング族の爆音で、せっかくのハイキングもがっかりでしたが、たっぷり森林浴できました。

奥多摩ハイキング-4-小河内ダム へつづく


10/10奥多摩ハイキング-2-浮橋

2009-10-11 14:30:28 | 外遊び

Ukihashi2
これが浮橋、別名ドラム缶橋です。現在はドラム缶ではなくプラスティック製の樽?によって浮かんでいます。かなり長いです。
Ukihashi3
人が乗ると沈むというか揺れるというか。
子どもが面白がって派手に揺らすので、後から歩いていた私は船酔い状態になりました。岸に上がっても地面が揺れている感じがして、気持ち悪かった~。
Ukihashi4
橋の中程に路面の仕上が他とちがう金属板の部分が???
しかも斜めに2つに分割されています。これはいったいなんだろう?
と思ってよくよく観察すると、、、どうやらここで橋が開いて船が通行できるようにという仕組みのようです。
おそらくそうだろう、という推理で戻って来たのですが、先ほどネットで検索すると、ちょうど橋を開いているところの写真が載っているブログがありました。
面白い!推理していたときには、橋が分断されてしまった結果、どんどん離れていってしまって、再接続できなくなるのではないか?と心配していたのですが、この写真を拝見する限り、そういうことはなさそうですね?
なぜ浮橋なのか?考えながら渡っていて、「そうか。浮橋ならダム湖の水量が増減しても水没したりしないってわけね。水が増えたら浮かんでいるものも一緒に上に上がるだけだから」と言うと、パパが「陸とのジョイントはどうなっているんだろう?」と素朴な疑問。。。
Ukihashi5
陸とのジョイントはこのようにスロープで処理されていました。
でも陸側のステンレス橋部分が水没しちゃったらどうなるんだろう???
まあ、今回は超大型台風18号の直後ですから、そのような時でこんな感じなので、よほどのことがないかぎり大丈夫なのでしょうかねえ?
水量が少ない時はスロープが反対に浮橋側が降り口になるようになるのでしょうね。
ちなみに「風がふくと水没」するらしいです???
とてもローテクだけどエコな仕組みのこの浮橋に私は感心ひとしおですが、子どもは揺らすことだけに夢中で、仕組みになんて興味なし!

奥多摩ハイキング-3-ふるさと村への2kmウォークへつづく


10/10 奥多摩ハイキング-1-小河内神社

2009-10-11 14:10:59 | 外遊び

3連休の初日、奥多摩湖へハイキングに行きました。
前日に夜更かししていたため、子どもがなかなか起きず、9時半の出発。
しかし国道411号はとても空いていて1時間半弱で到着。
Damumap_2
浮橋の手前、赤い橋の手前にトイレがあり、6台くらい停まれるのですがそこが空いていたので駐車し、浮橋まで歩きました。トンネル内が歩道がなく、ちょっと怖かったですが、すぐに浮橋入口に到着。
まずはそこから坂を上って小河内神社へ。
Jinjaslope
急な坂にうんざりモード全開の子ども。↑
Jinjasanmon
やっと坂を上り終えた先に待っていたものは!
「でも日光よりもずっと短いでしょう?」
Jinjachouzu
手水鉢はかなり年季が入ったものですが、、、
Jinja
本殿はコンクリート製の新しいものでした。
Jinjastep
鳥居の手前になぞのステップが??
パパと子どもが上ってみましたが、「別に景色がいいわけでもない」???
Jinjalake
神社の奥から見おろした奥多摩湖。
まだ紅葉していませんが、あと1ヶ月もしたら色とりどりの綺麗な紅葉が見られそうです。
この後最後に「水と緑のふれあい館」ヘ行き、そこで国指定文化財の鹿島踊りというものの存在を知ったのですが、毎年9月の第2日曜日にこの小河内神社で鹿島踊りが奉納されるようです。この踊り、若衆が乙女に女装して踊るというものらしいです。

奥多摩ハイキング-2-浮橋へつづく