大変失礼いたしました!!エスキス例を見直していたら3階の収納(適宜)がありませんでした!失格にはなりませんが、大きな減点です!!
見直し、チェックは大事ですね~。
というわけで、本番でチェックしていたら収納がなかったことに気付いた、という設定?で、既に終わったエスキスに収納を付け足す方法を、、、。
1)階段の上がり方を変更して、廊下の突き当たりに収納を作る。(左)
実際に採点会で、この方法をとっている方もいらっしゃいました。エスキス中に変更する場合、1、2階の階段の上がり方も反対にする必要があるので注意。
2)食事室・台所を20㎡にして、食事室・台所から使う収納にする。(中)
収納が通過動線になりますが、食事室・台所というパブリックスペースなので問題ないでしょう。
3)親夫婦寝室のアクセスを食事室・台所経由とし、廊下から使う4㎡の収納を作る。(右)
親夫婦寝室が通過動線になりますが、食事室・台所というパブリックスペースなので問題ないでしょう。マンションの間取りなどによくあるパターンですね。
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さて、先週日曜日と水曜日に採点会へ行って参りました。シルバーウィーク真っ盛りとあり、半分くらいの方しか見えませんでした。
日曜日6名の図面提出のうち、7m×10mの横型+全突出で考えていた方は1名。残りは全員間口8mでした。間口8mだと、先日もこのブログに書いたように、アプローチが厳しくなります。その中で2名の方がピロティを使った解答例に近い形で解答していました。残り3名の方はニホンゴの解釈とアプローチに悩んだようで、「搬入は売り場の屋内を経由してはならない」=「住宅の屋内なら経由して構わない」と解釈した方。「売り場と工房のいずれかが道路に面する」=「工房が道路に面して売り場は工房経由でも構わない」と解釈した方。やはり売り場も工房も道に面さないとダメだろう、、、ということで住宅のアプローチが有効600になってしまった方。
いずれも大きな減点が想定されます。しかし失格にはならないと思うのですがいかがでしょう??
水曜日6名の図面提出のうち、やはり7mは1人。残りは全員間口8mでした。7mでも住宅心々1.5m、工房心々1.5mでアプローチを東西両方向にとり、搬入経路有効1200が確保できなかった方がいらっしゃいましたが、これはそれほど大きな失点にはならないのではないでしょうか?
また、展開の要求に関しては描けている方の方が少なかったので、これもそれほど減点が大きくないのでは?というのは、昨年のスロープの要求が、かなり比重が大きいのではないかと思っていたら、意外と長さが足りなくても合格してらしたので、、、。
心配なのは、どうやらN建学院では本試験1週間前に敷地の間口10mという今回の問題そっくりなものを練習していたと言う話!!情報漏洩???
まあ、何はともあれお疲れさまでした。人事を尽くして天命を待つ!
みなさまのよい結果をお待ちしております~。