Sakita Blog

1級建築士事務所Sakita Space Design主宰
崎田由紀のブログ。

8/30 中1の夏休み理科の自由研究

2010-09-15 16:34:02 | 受験・学校

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中学一年になった子どもの夏休みの理科の自由研究の結果です。これって、本当はイケナイ実験だったということが、後になってググっていて判明。なんでも貨幣損傷等取締法違反になるらしい。。。のでこっそり?報告。
10円玉(素材銅)と1円玉(素材アルミ)と釘(素材鉄、ただし亜鉛メッキしてあるかも)をクエン酸(酸性)、重曹(アルカリ性)、ブリーチ(強アルカリ性)に10日間くらいつけておいてその変化を見る。
写真の一番下の列が何もしていないもの。下から2列目がクエン酸。3列目が重曹。一番上がブリーチです。
みなさんおなじみの10円玉ピカピカ実験は2列目クエン酸ですね。銅の酸化物が還元されてピカピカになります。おどろきは重曹。最初何も変化がないと思っていたのに、だんだん水溶液が青くなって来て、取り出して裏をみたら真っ黒!!!ブリーチの方は緑青が発生しました。
1円玉(アルミ)は両性金属なので酸にもアルカリにも反応してくれるだろう思ったのですが、クエン酸にはあまり反応せず、ブリーチでは白い化合物がたくさんでき、真っ黒に!
釘はクエン酸が一番すごくて、水溶液は黄緑になり、10日間ずっと水素を発生しつづけていました。そして溶液からあげて見ると真っ黒で、しかも、かなりやせ細っていた!!いやあ、これはおどろいた。アルカリについては何も反応しないだろうと思っていたのに、ブリーチのものは色が白くなりなにやら物質が付着していました。これは鉄というより亜鉛メッキの亜鉛(両性金属)が反応したのでしょうか?
意外と変化に富んだ面白い実験になったのですが、子どもの能力がそこまで追いついてなくて「さびたりするのは酸化還元と言う化学反応みたいですが、ぼくはよくわからないので、そのうち調べたいと思いました。」というなんとも迫力のないまとめに。。。せめて「同じ水溶液につけても金属によって違う変化をするし、同じ金属でも違う水溶液につけると異なる変化をするということがわかりました。金属の種類と酸性、アルカリ性の反応の仕方にどういう関連性があるのか、さらに調べてみたいと思いました。」ぐらい書いて欲しかったなあ。。。とほほ。(本当はそこまで調べてイオン化傾向との関係とかまで言及して欲しかったのだが、中一にはムリか?!)


運動会

2007-10-29 16:15:50 | 受験・学校

Obentou10/20小学校の運動会でした。お弁当はこちら♪
お赤飯のおにぎり。私は大好きなのに、イマイチ売れませんでした。
ポテトサラダと卵焼き以外は、冷凍食品をチーン、ブロッコリを茹でる、くらいしかしてません。
おにぎりの中身は焼き肉(子供用)としゃけ。
運動会が嫌いというウンチな我が子なので、活躍は期待してません。。
それでも、終わればそれなりに楽しかったようで、何より♪
それにしても1年生から4年間、子どもの属すチームが必ず負けるというのは、、、。
とほほ。。。
運動会後半の写真はまだ現像してません。。
Taifunome 台風の目という団体競技
Tunahiki 綱引き



Dekapan1 Dekapan2 縦割りグループによる
「ツインズ大レース」
毎年これが大嫌い。
なぜって?毎年こけるから!!(TεT;)
Ooedo1 Ooedo2 全校の大江戸ダンス。この学校は表現と組体操がないので、このダンスが表現のかわり。6年生は最後の決めで組み体操もどきをやります。


読み聞かせ-4年生

2007-06-29 11:32:21 | 受験・学校

学校のPTA活動で、朝の読み聞かせに行ってきました。
朝の10分間で、というのですが、もう4年生なのであまり絵本絵本したのもどうかな?とも思い、悩みました。子どもと一緒に「これは?」「あれは?」と候補を挙げてみたのですが、「面白くない」「赤ちゃんぽい」「最初の所だけじゃつまらない」などなかなかOKが出ませんでした。。。

で、結局、水曜日は林明子の「はじめてのキャンプ」、金曜日は筒井康隆の「ちきゅうはおおさわぎ」にしました。

Image024_1 はじめてのキャンプ
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:1984-01
齋藤孝のイッキによめる! 名作選 (1年生) 齋藤孝のイッキによめる! 名作選 (1年生)
価格:¥ 1,000(税込)
発売日:2005-03-16

「はじめてのキャンプ」はちいさななほちゃんが、大きな子と一緒にキャンプへ行く話。もうすぐ夏休み。4年生からウィズユースのリーダー講習会というキャンプに参加できるので、クラスでも申し込んでいる子がたくさんいるので、みんなすうっと感情移入して聞けたようです。途中怪談っぽいところは特に受けていました。
「ちきゅうはおおさわぎ」は、「斉藤孝のイッキによめる!名作選1年生」に収録されています。1年生用の本ですが、なかなか面白く、子どもたちも面白がって聞いてくれました。また、この本は最後にクイズがついているので、よむ前に「終わったらクイズを4つ出すから、よーく聞いてないと答えられないよ」と言ってよみ始めたので、みんな真剣に聞いていました。クイズもみんなちゃんと答えられていましたよ!

まあ、ウチの坊主は、家で聞いているので「知ってる話じゃつまらないなあ」といってあまり真面目に聞いてませんでしたけどね。。。


紫芋で化学実験!

2007-03-01 16:39:19 | 受験・学校
紫芋をゆでて、お砂糖を入れて巾着にして食べました♪
その時にでたゆで汁で、子どもと化学実験をしてみました。
↓こちらはゆで汁を3つの容器に入れてみた所です。どれも紫色をしています。
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この3つの容器の右側にはレモン汁を、左側には重曹水を入れてみました。すると、、、
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右側のレモン汁を入れた方がピンクになっているのはすぐにわかると思います。左側重曹水を入れた方は実は緑色になったのですが、写真だとちょっとわかりづらいかも。。
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こんな感じの深緑色です。

紫芋に含まれるアントシアニンという物質はリトマス試験紙のような働きをし、酸性でピンク、オレンジに、アルカリ性で緑に変化するのです。これによりレモン汁が酸性、重曹水がアルカリ性だということがわかりました。
試験管を使ってやれば、もっと色がはっきりわかり、楽しかったかも?


磁石

2007-01-20 11:57:47 | 受験・学校
3年生の子どもが理科で磁石を習っている。
先生が昔はN極とS極を教えたが、今は教科書にのっていない。けど、、、、と発展?の形でNとSを教えて下さったらしい。子どもは帰って来て「そんなの誰でも知ってるし!」と言っていた。

週休二日制の見直しが今されているようだけど、こんなことまで削減されていたのか、と驚くと同時に、もしかしたら今の子どもたちはテレビ等ですでにそういった基礎的な知識は身に付いているのであえて学校で教えなくてもいい、ということなのか?なんて思ってしまった。実際先生が手を挙げさせたようなのだが、NとSを知らない子は一人もいなかったという。地球が大きな磁石であること、だから方位磁石は北Nを指すこと、など、社会と理科と一緒に教えられるのにね?でも教えなくても、子どもはたしかに知っていた。。情報化社会の中で、小学生に何を教えるべきか、なかなか取捨選択が難しいのかも知れないけど、知ってるからといってどんどん削減していいのかなあ?という気も。。。

ところで、子どもに聞かれて窮した質問。「磁石はどうやって作るの?」
最初「うーん。磁石石を掘ってくるんじゃないの?」と適当に返事をしてしまったが、今調べたらとんでもない!嘘を教えてしまった!!磁石は人工物でした。

永久磁石と呼ばれる磁気が長持ちする磁石にはアルニコ磁石、フェライト磁石、ネオジム磁石などがある。
アルニコ磁石(Al-Ni-Co)は、アルミニウム (Al)、ニッケル (Ni)、コバルト (Co) などを原料として鋳造された磁石(鋳造磁石)である。
フェライト磁石は、強い磁性を持つ窯業製品であり、酸化物磁石の一種。酸化鉄を主原料にしてバリウムや、ストロンチウム、などを微量加えて焼き固めて作る化合物。焼き固めた後に1μmほどの粒子に粉砕したものを成型し焼結する。最後に電磁石によって着磁し、フェライト磁石が出来上がる。酸化鉄を主原料としているため安価であり、様々な用途に用いられている。1930年代に日本の東京工業大学の加藤与五郎と武井武によってフェライトが発明されたことがきっかけで誕生し、1950年代にオランダのフィリップス社によって工業化された。
ネオジム磁石(Nd2Fe14B)は、ネオジム、鉄、ホウ素を主成分とする希土類磁石(レアアース磁石)の一つ。永久磁石のうちでは最も強力とされている。1984年に日本の住友特殊金属(当時)の佐川眞人によって発明された。

代表的な2つの磁石が日本人の手によって発明されていたとは驚きです。IT時代に欠かせない磁気記憶装置、医療現場に欠かせないMRI、リニアモーターカーなど、磁石から始まる技術は世の中にあふれていますね!
いやあ、、、何気ない質問から、いい勉強ができました。。って、「普通知ってるでしょ?理科オンチ!」という突っ込みが聞こえる気もする。。。(^_^;)>"