さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

川柳マガジン2016年9月号・掲載句

2016-09-03 | 川柳マガジン
<川柳マガジン9月号 掲載句>

  神さまに羽をもらった順に飛ぶ 
     (印象吟 坂下 清 選・佳作)

  ただ月の魔法に酔っただけでした
     (前句付「笑うことしかもう出来ません」 上野 多恵子 選・佳作)

  衣装持ちなのに今日着る服がない
     (笑いのある川柳 鈴木 公弘 選・佳作) 
 
  正直に映す鏡は疎まれる
     (読者柳壇「雑詠」 たむら あきこ 選・佳作)

  生きるため賭けるしかない治験薬
     (第15期4回 川柳マガジンクラブ誌上句会「瀬戸際」 西 恵美子 選・六十五秀)


選者の先生がたのお名前敬称略で失礼いたします。


日中はまだまだ暑いですが、朝晩の風に秋を感じるようになりました。
ねぼすけのわたしですが、早起きした朝の空気の気持ちよさもよく知っています。
夜明けとともに起きて、日没ととともに就寝するような生活をしたいなあと思いつつ、
現実は。。。

帰宅時間が遅いと晩ごはんも遅くなり、
晩ごはんから時間をあけられないまま床につくような
およそ健康的とはいえない生活ですが、
睡眠をしっかりとりたいと思うと、こうなってしまうのです。

ところで、
山や高原の、早朝の空気や景色はなんともいえず気持ちいいですね。
心身が澄んでいくようです。

毎年尾瀬に誘ってくれる、
農大時代にサブレンジャー(自然解説指導員)をしていた友人がおり、
彼に案内してもらった尾瀬にわたしも魅せられて、
もう17年ほどになるでしょうか。
そのあいだに、10回近く尾瀬を訪ねました。

関西からだと、お昼までに尾瀬の入山口に着くためには
前夜の夜行バスで出発する必要がある、
「はるかな尾瀬」です。

それでも、わたしにとっては
何度でも、どの季節にも訪ねたくなるところです。

今年もお誘いを受けたのですが、
もろもろの事情で行くことができず、
泣く泣くあきらめました。
その彼は、昨日から尾瀬にいるはずです。
昨日は沼周辺の小屋、今日は原のどこかの小屋に宿をとり、
今年の夏の終わりの尾瀬を感じながら歩いていることでしょう。

あ~うらやましい!

来年はぜひ行きたいものです。



   
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コメント (2)
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