さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

川柳すずか 275号(28年11月号)掲載句

2016-11-14 | 川柳すずか

すずか誌11月号が届きました。
たかこさんが今回描かれた表紙絵は、ばら でした。

<すずか路>

 ひとの血の赤さぬくさを知る仕事

 持ち慣れたのは縫い針よりも注射針

 血管もひともなだめてなせば成る

 みなちがう人だからいいチーム力
      
 病む老いるなかにもひとのすこやかさ


<小休止> 前月号より推薦句

 すぐそこと聞いた目的地が遠い (鈴木 裕子 選)


<課題句>

「濁る」(青砥 たかこ 選)

 澄んだ水一滴の血で濁りだす

 濁り水吸っても花のうつくしさ

 
「根」(共選)

 球根が芽を出す日まで水をやる  (西山 竹里 選)


「自由吟」(吉崎 柳歩 選)

 おばちゃんにおばちゃんの役ちゃんとある

 
<誌上互選> 「いよいよ」

 いよいよの時にかぎって入る邪魔 (11点)

 いよいよの時にわたしが試される (2点)


<他誌に紹介されたすずか…「中日川柳」>

 打楽器が原始の鼓動よびさます




お名前敬称略で失礼いたします。

11月に入って、にわかに仕事が忙しくなりました。
インフルエンザワクチンの推奨時期でもあり、
予約のある団体さんの健診が重なり、
さらにはこの冷え込みの増す時期、体調をくずす人が増え…とあって、
毎日ばたばたとしています。

12月には歌のほうも
合唱祭とだいだいリートコンサートの、ふたつの本番をひかえており、
練習&レッスンの予定が臨時にも入ってきます。

11月から年末までは、毎年どうしてもあわただしく、
あっという間に過ぎてしまいます。
毎日、1日が終わるとぐったり…ですが、
まずは体調をととのえながら、その日その日のやるべきことをひとつずつです。

のんびりぬくぬく~の時間も合間にはさみながら、
やっていきたいと思います。

みなさまも体調をくずすことなく、
冬も楽しくあったかくお過ごしくださいね^^



   
   にほんブログ村


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする