<せんりゅう広場 富岳抄>
「風になる」
高原の風がわたしの手紙です
ひとの手で優しい風を生む団扇
恋しくてこころに羽が生えました
この世ではあえぬひとあり風になる
<7月句会>
「海」 (中田 尚 選)
これ以上海ものみこめない汚染 (五客)
「うるさい」 (石上 俊枝 選)
うるさいと思う小言はもう聞けぬ
「時事吟」 (望月 弘 選)
年金を頼れぬ世代増えてゆく
熊さんに出会いスタコラサッサのサ (五客)
「自由吟」 (互選)
優しさを隠してつけた鬼の面 (6票)
暑かった夏を見送り、
これから何をするにも気候のよい季節に向かうのに
なにやら腰が落ちつきません。
あれもこれもと、しなければいけないことが気になって…
ひとつひとつ、やってゆくしかないのは、いつもおなじなのに。
明日は、伊丹市の合唱団体4グループでの交歓会で、
それぞれが演奏を披露しあいます。
一般のお客さまはおられない、ごく内輪での会ですが、
どんな規模のものであっても、本番の緊張感は変わりません。
それぞれの伝えたいことが、
わたしたち「ジュビラーテ」として表現したときにひとつになって、
なにかがきちんと伝わるといいな、と思います。
ただ、個人的には、
いま自分が思うように歌えているという気がまったくしなくて、
もとからない自信をさらになくしている状態なので、
せめて暗い顔や響きにはならないように、
気持ちを明るく持って笑顔だけは保って歌いましょうと、
やや消極的な姿勢…
みんなの足を引っぱらないようにしなくては。
その交歓会の翌日は、
今月後半にあるソロの本番のためのピアノ合わせ。
ふたつの本番が終われば、すこしほっとできるでしょうか。
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