さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

川柳すずか 285号(29年9月号)掲載句

2017-09-13 | 川柳すずか

<すずか路>

 ひとでいるために時々デトックス
      
 猛暑日に堂々とのむ昼ビール
      
 頼っても頼りきってはならぬ杖
      
 メンタルの弱さがいつもつきまとう
      
 ゆく場所がまだ定まらぬ夕間暮れ


<課題句>

「午後」 (吉崎 柳歩 選)

 追憶はとりとめもなく雨の午後

 退屈な午後にひと待ち顔のお茶

 
「伝える・伝わる」 (共選)

 食い違う伝言糸がもつれだす (西垣 こゆき 選、川喜多 正道 選)

 半分に差し引いておく伝え聞き (西垣 こゆき 選、川喜多 正道 選)

 伝えたいことほど伝わらぬ言葉 (川喜多 正道 選)


「自由吟」 (橋倉 久美子 選)

 適当な料理ばかりをほめられる

 
<誌上互選> 「ボート」

 空気ぬきやっと休めるゴムボート (7点)


<ポストイン・各誌から>

 味つけは気分次第のマイレシピ (川柳なごや 9月号)





先週末、歌の本番をひとつ(伊丹のコーラスグループ交歓会)終えました。

今回は特に、最後の練習までハラハラしどおしでしたが、
ホールの響きや聴いてくださる方々のあたたかさに支えられながら、
指揮・ピアノの先生がたとともに集中した演奏ができたように思います。

どう聴こえたか気になっていましたが、
先生がたからは

「(練習ではこんなに)そろっていなかった声がそろっていた。
  ハーモニーとしてはわるくなかった」

他団の先生からは

「ジュビラーテさんの声は若いですね」

(結成して13年ほどになるわたしたちの団は、
 20代~70代という、広い世代が集まっています)

などという、うれしい評価をいただきました。

またさらなるステップアップをめざして、みんなで楽しく歌っていきたいと思います。


翌日には、23日にあるソロの本番のためのピアノ合わせもすみました。
こちらもぶじに歌えますように。




   
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コメント (2)
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