雀の日記

ようこの人生散策

友達のお話

2012-02-16 16:37:36 | Weblog
私には公園デビューで知り合った、33年来の友人がいます。

この頃会うと、子供の頃の話を、よくするようになりました。

友人は雪深い地で生まれ、家は貧しかったと言っていました。

小4のある日、学校の帰り道、友人達と文房具屋さんに入り、

ウィンドウケースの中の置物を、落として壊してしまいました。

店の人に謝り、120円を弁償する事になりました。

家の貧しさを知って父親にも言えず、ノートを買うからと30円親に貰い、

従妹に30円を借りて、やっとの工面で120円を握り、文房具店へと、

道すがら子供心に、文房具店の店主が「半分でいいょ」と言ってくれる事を期待したが、

120円受け取ったと言っていました。

その時、子供心に色々考えたと思います。



子供って親に言えない事が有るから、孫には親に言えない事を相談してほしい

と言っていました。

友人は、明るく誰にでも親切で、情の深い人です。

中学卒業して社会人になって、あの当時やりたかった習い事を、今楽しんで,

今が幸せと言っていました。





椿が咲きました。




友人を思って描きました。


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