建て替え中の家に寄って来たら、槐の床柱が出来て来ました。
この槐の木は約50年前亡き舅が、主人が将来家を建てる時の床柱に使うように
庭に植えた槐です。
槐は5月の頃、薄緑色の新芽が芽吹いて美しく、毎年楽しみにしていました。
でも10年前に葉が枯れかかって来て、10メータを越す高さになっていたので、
倒木を恐れて業者に切ってもらい、3年経って製材所で角材にしてもらいました。
この度、床柱として製材してもらい、素晴らしい柱になりました。
棟梁が言うのに、槐の木を焼いて、その後蝋を塗って艶を出すとの事です。
上の部分の白い所が見せ所なのだそうです。
舅も天国で喜んでいると思います。