最近不登校の子が増えているとはいっても、我が子が2人も学校へ行ってないとなると、心中穏やかではいられないのが親心だと思います。
2009年5月、6年生になった長女が学校へ行きだしてからも次女(当時3年生)は適応指導教室通い。
おまけに次女は、1年生の後半から始まったトイレの回数の激増も相変わらず続いていました。
さらに、適応指導教室では喋らないんです。
先生や他の生徒さんに質問されても、答えない。
首を縦に振るか横に振るかくらいでしか答えられなくなっていました。(家ではよく喋る子なのですが)
それに、クラスメートに会いたくないからと外でも遊ばなくなっていました。
子供が外で遊ばないなんて、体にも良くないので、それも心配のタネでした。
本当にこの子は将来どうなってしまうんだろう…。
小学2年生にして人生終わりだorz
考えても考えても、イヤなことしか想像できませんでした。
そんなとき、ふと長女が5年生の時しばらく通った音楽教室の先生が、
「子供って性格変わるから大丈夫よ」
とおっしゃったことが思い出されました。
よし、そういうことにしよう( ̄。 ̄;)
だいぶ行き詰まっていたんですね(笑)
大丈夫、大丈夫。
とにかく大丈夫。
そう思ってみることにしました。
初めは難しかったです。
ここ1~2年、心屋仁之助さんの魔法の言葉を言ってみるっていうカウンセリングが、TVで放送されたり、本がたくさん出ていますが、それみたいなものです。
はじめは、心底心配なのに、大丈夫なんてとても思えなかったです。
口からだって「大丈夫」なんて出てこないです。
頑張って思ってみても言ってみても、胸のあたりが気持ち悪いんです。
でも1週間くらいで慣れてきて、
「ま、いっか。次女はなんとかなるさ。」
と気楽になれたように思います。
しばらくたつと、大丈夫と思うのも忘れてしまいました(^-^;)
まぁ、もちろんそれだけの結果ではないのですが、3年生の11月に学校へ戻るキッカケが出来まして、不登校を卒業しました。
今にして思えば、「大丈夫」と思ってみることで、悪い方へしか考えられなかった思考にストップをかける効果があったんじゃないかな、と思います。