ヘッドホンから浜田省吾の「行かないで」が流れた時、
ちょうどジャンプの原田選手の引退記事を読んでいた。
ネットで色んな新聞を見ていると、やはり彼の引退が引っかかる。
曲の「行かないで」との相乗効果で、読みながら泣いてしまった…
いつも明るい笑顔で前向きな発言をし、言い訳をしない原田選手。
大倉山が最後の試合になるらしい。
70歳になったら国体にでも出ましょうか…。
Mは額面どおりその言葉を受け取った。
出場する気持ちがあれば、70歳といわずいつでも復活して欲しい
本人が限界を感じたときが決断の時だとわかっていても
本当は次のオリンピックまで続けるんだと思っていた。
現役最後のジャンプ、華々しい引退ジャンプを期待させてくれる。
結果が良くても悪くても…どっちに転んでもそれが原田選手なのだ。
そして今日、いよいよWBC決勝戦!
これこそ復活! というカンジだった。
アメリカ戦で「負け」を押し付けられ
韓国戦では気迫負け。
あぁ、残念…と思っていたらなんと!
準決勝が待っていたとは…。ありがとうメキシコ!
三度目の正直で韓国に勝ち、決勝まで駒を進めてしまった。
決戦まであと30分を切った。
王監督は「祝杯」を挙げる気持ちになっているので
ぜひ今晩は Mも便乗して勝利の美酒に酔いたい…
今回のイチロー選手は、いつもと全く違う。
あれだけ感情をオモテに出すイチローは、はじめて見た。
燃えてる男イチローはカッコいいと思った。
ストイックでクールなイチローもカッコいいが、ここ一番という大事なときは
やはり人間ああでなくてはいけないと思った。
いつもいつも冷静な面ばかり見せられると、周りが熱くなれない。
感情むき出しというのは、こういうときこそアリだと思った。
よその国で野球をしているイチローだからこそ、
個人レベルではなく、国レベルの思考が強くなったのだろうか…。
さて、日本の野球が世界一になる(はずの)試合が、もうすぐ始まる。
ただゴジラがそこにいないのはとても残念だ。