今朝4時にパキっと目が覚めた。
今日はダーがゆっくりめの出勤だったので、とりあえず6時までは寝ようと目を閉じた。
二度寝をするといつもヘンな夢を見る。
夢の中でMは札幌ドームのバッターボックスに立っていた。
なぜ札幌ドームかといえば、心当たりがある。
お盆に息子家族が帰ってきた時、札幌ドームのドームツアにみんなを連れて行った。
札幌ドームの普段行けない場所を案内してもらえる。
選手の控室やら、ダッグアウト、ピッチャーの投球練習場など、
階段を上がったり下がったりして約1時間ほど。
夏休みなので、Mたちの他にも沢山の家族連れがいて、
野球チームのユニフォームを着ている子どもが多かった。
いつもテレビで見る場所に、自分たちがいて、
野球好きの家族らが、さっそく人工芝の上に出て行き、
まずはバッターボックスの土の感触を手でシミジミと確かめていた。
Mはちょっと引いた。
……だって、……。
バッターボックスって、汚くね??
テレビを見てると、外人の選手や中田選手なんかは
いつも唾をペッペッ吐いてるんだよ?
きったね~~~って思ってる。
てか、なんで唾吐くの???????
自分らの神聖な場所じゃないの? そこに唾を吐くの?
って、Mは不思議でならない。
そこをカメラのアップで撮ったりするから、やめて~~って思う。
下品だよ。
しかもさ、バックホームされて三塁走者がスライディングしてくるジャン。
そこ、さっきバッターが唾吐いてたし……。
なんかぁ~~、そう考えると頭から突っ込んで行きたくない。
ただ、バッターボックスやマウンドはいつも整備をしているようで、
専用の新しい砂にいつも取り替えてはいるんだろうけどね。
そうは思っていても、やっぱり……Mには汚いイメージしかない。
と、そのとき強く印象に残った事柄が、Mの夢に出てきたんだと思う。
夢の中でMはバッターボックスに立っていた。
バットを素ぶりしながら、ふと足下をみてしまった。
さっき、中田が立ったあとだ。
いつものようにペッ! と唾を飛ばしていたので、
どのへんに飛ばしたんだろう? と、確認をして、
踏むのも嫌だと思っている。
1球目からホームランを狙っていて、大きくカラ振りしたM。
つい、力が入りすぎて手をついてしまった。
……、濡れてるぅ~~~
気持ち悪いよぉ~~~と、思いつつも、テレビ中継されていると思っていて、
一生懸命、平静を保っていた。
ホームランは無理でも、せめてあの外野の芝まで……と、
必死でバットを構えるM。
ライトアップされていて、人工芝がとてもきれいだった。
客席も解放感があって、気持ちが良いほど静かだった。
そう、守っている選手も観客もいない。
実態のないピッチャーと、中田の気配と、Mだけ。
夢ってホントに面白い。
よりによって、野球選手になるとは。
しかも、中田と同じチーム。
で、姿カタチは今のM。
もっと面白いことに、頭の片隅でリウマチだってことも考えてるのよ。
ヒットを打っても膝が痛くて走れないかもしれないって、
不安になりながらバッターボックスに立ってるなんて、
目覚めてから思い出して、自分でもすごいなぁって感心しちゃった。
Mは小学生の頃、M専用のグローブを持っていた。
草野球チームに入っていた父親が、小さめのグローブをMにくれた。
何の違和感もなく、よく父とボールを投げ合っていたので、
Mはケッコウ正確にボールを投げることができたし、捕ることもできた。
……、今は分らないけど。
男の子だったら、野球選手を夢見たかもしれないなぁ……なんて。
札幌ドームの人工芝は夢の中でも綺麗だった。
と、夢の話うだうだ。
今日から9月ダ……。
逆しりとりはついに破綻いたしました。
セイセイ……。