今日は通院日。
本来なら10日のはずだったんだけど、
治験のコーディネーターのスケジュールがあわずに、
急きょ変更に。
9月に入ってから、どうにも体調がすぐれない。
とにかくダルイ。
毎日ダルイ。
夏の疲れが出たのかな?
といっても、夏にハードに遊びまわったわけでもなく、
暑い日差しにさらされたわけでもなく……。
まぁ、強いて言えば今年の春頃から、
引越し×2&母からのストレスを受けて、
体が悲鳴を上げていたのも聞こえないふりをしてきたから、
とうとうヤヴァイ? 参っているのかも……。
母との毎日も、だんだん慣れてきた。
母もあまり我儘を言わなくなったし、
Mに何かを頼む時に「悪いね」とか言ったりする。
へぇ……、ちゃんと言えるんじゃないの。
なんて、上から目線になったりして。
もちろん、そんなこと口に出して言わないし、
態度にも出さないように気をつけているけど。
毎朝、母につくる別メニューの朝食が面倒。
といっても、「面倒だから作らない」というわけにもいかないので、
この辺がちょっとストレスといえばストレス。
そして3時のおやつ。
まるで子供のようだけど、楽しみにしているようなので、
これも「無い」とは言えない。
とりあえず、出来ることはやってあげようと思いつつ、
本音を言えば面倒だったりして。
今日は朝から病院だったので、朝ご飯は食べられないし、
薬も飲んではいけない。
痛みどめもダメなので、病院に行く日はちょっとハードだったりする。
それでも、母の朝食と薬と水を用意し、
ヨロヨロして出かけた。
病院へ行くのにバスに乗り換える。
地上に出るために、重たいガラスのドアを開けて外に出る。
Mの前から来た年配の女性がドアを開け、
通った後にMのために開けて待ってくれた。
ちょっと小走り気味にドアに近寄り、ドアに手を添えてお礼を言う。
おばちゃんといったほうがピッタリの女性だったけど、
その辺の自分しか見えていないおばちゃんとは違っていたので、
『年配の女性』と敬意を表して書いてみた。
素敵なおばちゃん!
病院からの帰りも、似たようなことがあった。
今度は40代くらいのサラリーマンだったけど、
やはりちょっと遅れて後から行くMのためにドアを開けて待ってくれた。
おお……。
見た目はフツーのサラリーマン。
でも、素敵な紳士。
本当は当たり前のことなんだろうし、些細なことなんだろうけど、
ものすごく嬉しい。
イマドキ、自分のことしか考えない人が多い中、
次の人のために待ってくれるという、その心の余裕が素敵だと思う。
やっぱ、心に余裕が無いとギスギスしてみっともないもんね。
よくあるのが、
ダ―がMのためドアを押さえていると、2~3人立て続けにMの前に割り込んで、
まるでダ―をドアボーイとカン違いして、当然のように素通りする人がいる。
しかもダ―と同じ年代の男の人に多かったりする。
そういうとき、本当に驚く。
つい「じじぃ! アンタのためにMのダ―がドアを押さえてたわけじゃないんだよっ!」
と、叫びたくなるお下品なMがいる。
色んな人がいるけど、下品な人に下品な態度で応戦しちゃダメよね。
いかん、いかん、と、遺憾の意。←ワケわからん。
今日は、勉強させていただきましたデスよ。
見た目フツーのおばさんとフツーのサラリーマンが、
とても素敵だった。
そして、心が和んだ。
どんなに着飾って高価なものを持っていても、
他人に対する心の余裕がないと、下品で貧粗に見えるってこと。
Mも心に余裕を持たねば! と、自分に言いきかせた。
……むずかしいけど。