昼下がり。
心地好い前浜ビーチから戻り、
軽くシャワーを浴びてから、
ひとり、外へ。
あたりをちょっくら散歩してみました。
*
見知らぬ土地。
気の向くままに、歩いてみる。
ああ、大好きな、ブーゲンビリア。
南国で見るブーゲンビリアは、やっぱり、
強く生きてる感じがする。
*
見た事ある花、
見た事ない花。
赤い花の情熱。
青い花の静謐。
白い花の無垢。
黄色い花の愛嬌。
東京では観葉植物としてちょこんと売られている奇怪なものが、
豪勢な生け垣になっていたり。
樹々の生命力に覆い尽くされていたり。
旅先の町では、何よりもとにかく、歩き回ってみる。
目的地もなく、当て所無く、ふらふらと。
そうすると、
その町の“日常”の在り方、空気や時間の流れ方を、
ちらり、垣間見る事が出来る。
「町の全体像を掴む」とか、「知る」とか、「理解する」とか、
そんな大それたことではなくて。
ほんのちょっと。
今度はあの角を曲がってみようか、
なんかあそこにでかい木があるな、
ふらふらと、思いつくままに。
すると、
びっくりするような偶然の光景に導かれることもある。
びっくりはしないけど、ぐっとくる、
素敵な風景に引き寄せられることがある。
旅の醍醐味のひとつ。
*
あー、
そんなこと言っている間に、日は
黄昏の気配を翳ませて来た。
*
夜は、社長の実家で宴が。
その前に、
最初の浜に、再び訪れました。
夕暮れの迫る、静かな藤色の、凪の海。
さっき ビーチに行きそびれたちびっ子たちが
耐えきれず、海へ。
まだあたたかいよ。
*
あ、何か居る。
ウミヘビ?
空が
藍色になっていく。
照り輝いていた光も、蒼く褪せてゆく。
*
「かけっこしよう!」と、
母と元気な息子(5)。
青い海をもっと蒼くして、
宵が迫る。
この後、社長の実家へ。
宴が催されるのです。
*
~~~~~(続く~。)~~~~~~
心地好い前浜ビーチから戻り、
軽くシャワーを浴びてから、
ひとり、外へ。
あたりをちょっくら散歩してみました。
*
見知らぬ土地。
気の向くままに、歩いてみる。
ああ、大好きな、ブーゲンビリア。
南国で見るブーゲンビリアは、やっぱり、
強く生きてる感じがする。
*
見た事ある花、
見た事ない花。
赤い花の情熱。
青い花の静謐。
白い花の無垢。
黄色い花の愛嬌。
東京では観葉植物としてちょこんと売られている奇怪なものが、
豪勢な生け垣になっていたり。
樹々の生命力に覆い尽くされていたり。
旅先の町では、何よりもとにかく、歩き回ってみる。
目的地もなく、当て所無く、ふらふらと。
そうすると、
その町の“日常”の在り方、空気や時間の流れ方を、
ちらり、垣間見る事が出来る。
「町の全体像を掴む」とか、「知る」とか、「理解する」とか、
そんな大それたことではなくて。
ほんのちょっと。
今度はあの角を曲がってみようか、
なんかあそこにでかい木があるな、
ふらふらと、思いつくままに。
すると、
びっくりするような偶然の光景に導かれることもある。
びっくりはしないけど、ぐっとくる、
素敵な風景に引き寄せられることがある。
旅の醍醐味のひとつ。
*
あー、
そんなこと言っている間に、日は
黄昏の気配を翳ませて来た。
*
夜は、社長の実家で宴が。
その前に、
最初の浜に、再び訪れました。
夕暮れの迫る、静かな藤色の、凪の海。
さっき ビーチに行きそびれたちびっ子たちが
耐えきれず、海へ。
まだあたたかいよ。
*
あ、何か居る。
ウミヘビ?
空が
藍色になっていく。
照り輝いていた光も、蒼く褪せてゆく。
*
「かけっこしよう!」と、
母と元気な息子(5)。
青い海をもっと蒼くして、
宵が迫る。
この後、社長の実家へ。
宴が催されるのです。
*
~~~~~(続く~。)~~~~~~