歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

アラグスク~宮古島旅6~

2012年09月24日 | 宮古島 -miyakojima-
宮古島旅、二日目。




朝からみんなで、新たなるビーチへ行きました*







「新城」

と書いて、

「アラグスク」と読みます。なかなか読めませんねー。(今「あらぐすく」で変換したら、ちゃんと出て来た!)




浜辺への入り口は、こんもり森のよう。
ドキドキが高まる。

樹のトンネルを抜けると・・・





どーーん




 どどーーーん!



白い砂~

青い空~

そしてこれまた、

色々な青の、甘く誘う海~





ちっちゃな子は、砂遊びが大好きなんだって。
さっそく、海にそっぽむいて、砂をかきかき。






ここも、透明のきらきら光る水。

昨日の海と違うのは、珊瑚や貝がたくさん転がっていること。



そして、珊瑚礁が広がっていること。

裸足だと足を切る恐れがあるので、サンダルのまま海へ。
(海の家では、マリンシューズのレンタルとかもやってました。)






このビーチへ行く直前に 立ち寄った農協で、
みんなでこぞって買ったのが、



シュノーケル。1,180円だった也。
これがあれば、泳ぎながら、水の底の魚たちをずーーーっと見ていられる。

「よく考えたら、何人かが買って、まわして使えば良いのに!」
って、
みんな買っちゃった後で、誰かがやっと気づいたり。

でも結局は、みんなそれぞれ買って正解でした。
思い思いに、好きなタイミングで、潜りたいからね。


鼻で息が出来なくなるので、ちょっと怖い。
どきどきの、初・シュノーケル。


シュノーケルができない ちっちゃな5歳は、



バケツ。

こんなのも、海の家でレンタルできました。






白砂の海底に映る、水面のきらきらの文様がもう、とてもとても、、、

綺麗なのです。。。




もう一人の、まだ泳げないちっちゃな1歳は、

しきりに砂遊びとか。







可愛い。

飽きることなく、ずーーっと見れちゃう。
って、ずーーっと見てたら、海に入りそびれちゃう。


ということで、
いざ、海へ!




沖縄の夏の海は日射がヤバいので、Tシャツのまま泳ぐと、以前に聞いていたので、
Tシャツで。

この日、たまたま、海のエメラルドと同じ色のTシャツでした。




上がっては、脱いで干したり。
ほんとにこんな色の海が、、ねえ。まさか、ここにねえ。



これ。これですよ。




ジーザス。






海の色が、濃い紺に変わるところは、
珊瑚礁の広がっているポイント。

そこには、魚たちが集まっています。

なんか、すごいイエローのやつとか!
ネオンブルーのちっちゃいのとか!

まさに水槽の中で見る「熱帯魚」たちが、すぐそこに!
すぐそこの珊瑚礁を突ついたり、ふらふらすいすい、泳いで行くのです。。


なんか、
自然の中に、こんな強烈な色が、しれっと存在している。

楽園かと思いました。




時折、陸に上がっては、散歩したり。


完全に寝入っちゃった人も居ります。



日に灼けすぎて大変な事になるんじゃないかな、と思いつつ、
暖かく静かに見守りつつ。。。



ここのビーチが、昨日の前浜ビーチと違う点は、
山(森)がすぐに迫っていること。
木があること。




そして、



浜辺の花が咲いていること。





甘いユリの香り。



御簾のかかった涼しい休憩所(無料)では:



ベイビーが、相変わらずの可愛らしさで、



相変わらず、



食べてました。
起きてるときは、ずっと食べてる。おなかまんまるです。




人が食べてるポテトも、めざとく狙って。



食べてははしゃいで。




こてっと、寝る。





天使。







しばらくしたら、また海へ。




シュノーケルをつけて、
すこー、すこー、と、呼吸をうまく続けることに集中しながら、





紺碧や紫紺の珊瑚礁の上を、飛ぶように、浮遊して、


魚と一緒に泳いで、


ぷかぷか、漂って。




なんか、この海の中の体験は、

神秘的で、そして寡黙的で、
なんだか言葉で語り得ないです。

静かに静かに、奥へ、内へと、潜っていく感じ。

ちょっと気を緩めると、がぶがぼごぼぼって、しょっぱい水を飲んじゃってあわや死んでしまうかもしれないという生命の危機感を、
常に背に負いながらだから、神経は研ぎ澄まされて。


能動的な瞑想みたいな。




顔を上げて、太陽を見て、浜辺の在処を見て、
ほっとして。


そしてまた、陸へ。




ちょっと日陰で、休んだり。





繰り返し。何度目だったかって、数えるんでもなく、
考えるでもなく。

休みたいように、休む。







泳ぎたくなったら、泳ぐ。


おなか空いたら、食べる。




眠くなったら、眠る。





ひたすら、気の向くまま。繰り返し。






静かに、ぼーうっと、
何をするでもなく目の前の光景を眺めて、耳を澄ませていたら。


まるで歌を歌うように、
派手に、ぴゅいぴゅいきゅるるる~~♪と鳴く鳥が居て。



御簾のすきまから。





峨嵋鳥(がびちょう)かな、と、ふと憶い出す。

なんか近年、東京にもやって来ているという、
台湾とかのほうの、熱帯の鳥なんだって。








時間は、いつしか午後を廻り。





思い思いの午後。











Holiday.










さあ、そろそろ、引き揚げの時。


ラスト・ダイヴです。




















足の付かないところは怖い、5歳。ぽつん。



びっくりするような 賢(さか)しいことを言ったり、



ちょっと生意気なことも言ったりするけど、やっぱりまだ ちっちゃな子で、



まだまだ、ママにべったりで。



いたずらっこ。




可愛いねー。



さあ、自分も。

あたたかいエメラルドに。




ラスト・ダイヴ。





あ~~~~**










たまらん・・・








お、





戻って参りました






名残惜しみつつ。


陸へ還りましょう。









相変わらず



可愛い、ちっちゃな子の待つ。





犬を追う子。



うふふ。





“ジャングルジム”の中を。歩き回る子。







ほんと、色んな表情を見せる赤ちゃん。




目が離せない。

何を見てるのかなと、思ったら




木に登ろうとしてたり。





頭ぶつけちゃいそう!って、見てる方がヒヤヒヤしたり、ドキドキしたり。






そんなこんなで、




やっぱりこの子が主役でした。




テンション上がって、また、きゃっきゃしてます。





美しいアラグスクの浜。



最後に撮った写真はこれ。

そして、




ぶーーーん、と。






遠くなって行く。



また、来れるかなあ。










次に向かうは、

島の先っぽ。




~~~~続く~~~~~



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