歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

宮古島2013~その3

2013年09月26日 | 宮古島 -miyakojima-
3日目。最終日。

昨日行った、(推定)ベストなビーチ:新城(あらぐすく)海岸で、
海の色々な遊びは満喫しきってしまったので
2日目終了の時点で ほとんど「終わっちゃった」感じだったのですが。

最終日。だめ押しに、もうひとつのビーチ。
社長推薦の「前浜ビーチ」に行くことに。

行くとなったら、



ちゃんと水着に着替えて、準備万端です。



去年は初日に、男子チームだけで行きました。

この前浜ビーチの特徴は、

綺麗で、ものすごくやわらかい、白砂。



そして、
安全で、おだやかな海。





ビーチは普通、
珊瑚の骨や、尖った石、中にはガラスの破片やゴミなんかもあって、
素足で歩くと危険です。ベストなのは、マリンシューズを履くこと。
(※ちなみに、新城海岸には、マリンシューズ他、必要装備一式を貸し出してくれる海の家があります。)


ここは「リゾート」として管理されているため、こどもが素足で駆け回っても安心。
というビーチなのです。




初日、二日目と、「海が怖い!」とギャン泣きしてた子も、


パパの特訓のおかげで、入れるようになりました。

たたたたーっと、波打ち際まで駆け込んで、



さすがに全身飛び込んだりはしないけど、



さざ波が足を洗うのを、じーっと味わっているご様子。

そしてまた、



たたたたーーっと。浜へ戻りつ、また海へ行きつ。




昨日はあたたかくて、温泉みたいな心地だったけど、



今日の海は冷たい;

でも、
思い切って いったん身を沈めてしまえば、新城の暖かい海と同じ。
風吹き付ける浜辺のほうが寒くて、もう、容易には出れません。





この日も、おちゅな(砂)であちょぶ(遊ぶ)のに夢中なs君2歳。

「いっちょ(一緒)にやろー。」
って誘われたので、もう写真を撮るのも忘れて、ガツガツ掘りました。

「よいちょ。よいちょ。」って。超可愛い。
こっちもつられて、「よいちょ。よいちょ。」赤ちゃん言葉になってしまいます。

よーいーちょ。よーいーちょ。

すると、



水がじわじわ湧いてきて、ちっちゃなプールが出来ました。

「ままー。みてごらん。」



hくんもやって来ました。



手当り次第に奔放に突っ込んで行くsくんと比べて、
基本的に警戒とじっくり観察からスタートするhくん。やっぱり超おそるおそる。

でも



年上のお姉さんも加わって、プールで一生懸命。



三者三様に。



飽きっぽいs君は、もう「ぶっ壊し」にかかります。



その様子を、じっと観察するhくん。
2歳チームの世話役からだんだん自分の作業に熱中していくaちゃん。



見ていると、ほんとに面白い。
とにかくノンストップで、新しい楽しみ方を繰り出すこどもたち。

いち早く飛び出したsくん、



やっと水際へ。



水際の濡れた砂をかき集めてる?





引っ掻いて、引っ掻いて、



なんか、新しい遊びを思いついたみたい。

「いーこと おもいちゅいた。」って、言ったりします。





オトナには思いつかない、謎の「あちょび」に、「よいちょ。よいちょ。」いっちょーけんめい。



あ、もう終わったらしい。

sくんが、ひと段落して飽きて、次のあちょびにとりかかるころに、
hくんはやっと、さっきまでのsくんのあちょびの痕跡に、踏み込みます。おそるおそる。
そして、一人で自分なりに遊び始めます。



sくんは、ママと海へずんずん進んで行きます。



昨日の海を怖がっていたのは、海というよりも、紫色に見える珊瑚や岩礁が、怖かったみたい。
この浜の海には珊瑚礁が迫っていない。だからか、今日はずいぶん平気そう。




あ、



飛行機!




飛行機が、しばしば通って行きます。







水着に着替えないまま海に飛び込んでしまったのを、着替えさせようとしたら、



逃げる。



走る。



走りっぱなし。



自由。



今度は、お絵描き。

「これ、なーんだ。」

なんだろう?さかな?

「おいも。じゃがいも。」

うーん、想像の斜め上。




熱中。

でもひとしきりやって
飽きて、



「ままー」

着替える気になったか?
と思いきや。



ふざけています。

ほんとに一挙手一投足、予想出来ない。

そしてとにかく、



可愛い!





hくんは、さっきのプールで。なにやら、キャッキャと。
和やかな家族の肖像。

このあと、ここに特攻して行くsくんによって、
和やかな空気は吹っ飛びます。




sくんは、また何やら一生懸命。



「いいものみちゅけたー!」




え?なに?なに?



「おちゅな」

。。。砂か!

想像の斜め上。



なんかまた、一生懸命。もとい、「いっちょーけんめい」。

「ねー、いっちょにやろー。」
また、ちゅてきなおちゃちょいが。

いっちょになってほる。がんばっちゃう。

あ、



「やどかり」があらわれた!
可愛い!

「やどかりちゃんだー」

それを



容赦なく襲撃する巨人!
砂をとって投げる。砂をとっては、投げる。

あらあらあら。こらこら。




そうしてまた、だいちゅきな「おちゅなあちょび」に興じる。


一方hくんは、



渚を駆ける。走り方が可愛い!動画撮れば良かった;;



キャーー!って。可愛い。




そんなこんなで、午前中いっぱい、
戯れて、楽しく過ごちまちた。



さて、午後。

宮古そばを食べたあと、
さっきの前浜ビーチから見えていた橋を渡って、

小さな離島、「来間島(くりまじま)」へ。



そこには、



こんな小さな、海へ続く道があって、



こんな浜がありました。


これまた新しい風景。穴ぼこだらけ。



ちびっ子にとっては、ひょいとまたぐことも出来ない、一個一個が絶望の落とし穴。
おそるおそる。



やっぱり「ままーー」ひっしとしがみつく。
でもだんだん馴れて来ると、



果敢に。



やどかり、ふたたび発見。



「やどかりちゃん、どこー?」

一生懸命。



追いかけすぎて、
やどかりも、ぐったり。岩を転げ落ちたりしながら、逃げて行きます。





そこへ、

「あ、飛行機!」



また飛行機が。



「ひこーき!」

いいねー。良いショットだねー。

そんなことしてるうちに、あんだけのんびりゆとりがあった時間も、無くなってきました。

帰りましょう。



「まま、だっこちてー!!」号泣。だっこしてくれ、さもなくば絶対ここから動かん!というすごいダダこね。

世界の終わりの様な号泣。

根負けしておんぶ。


たちまち泣き止んで、じんわり満足げにほくそ笑む2歳、したたか。



空港でもやっぱり、駆けずり回って、暴れ回ってしまうベイビーズ。



興味は秒単位でころころ変わり続け、めまぐるしく動き回る。




とにかく走る。



真似して相乗効果ではしゃぐ。叫ぶ。飛び跳ねる。



それでも、なんでもかんでも



飛行機になんとか詰め込んで、

長丁場を経て、



東京、羽田に戻ってきました。



到着は22時。それでもハイボルテージ。
飛行機内で抑えられていた分まで爆発している模様。



そんなこんなで、



気づけば、子どもたちばっかり撮っていました。

最後の最後、
リムジンバスで愚図ってしまって、グデグデになって、
チケットをビリビリに破り捨てて、



寝落ちするまで。





以上、
サクサクっと駆け足で振り返ってみました。
1年ぶり2回目の宮古島。新鮮さはさすがに1年目に勝る訳なく、
とにもかくにも、2歳児のアンファンテリブルっぷり(超大変な可愛さ)を、どっぷり楽しんだ旅となりました。

おしまい。






※宮古島の風景をもっと見てみたい方は、どうぞ一年前の旅の記録のほうを、御覧あれ。
(カテゴリー「宮古島-miyakojima-」でまとめてるので、つらつらーっとたどれます。)




次はいよいよ、自分的には本題、
イギリス旅日記の始まりです。




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