歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

空に鈴なり

2009年09月13日 | 徒然 -tzure-zure-

秋の空。




わが家の周辺は、
「深大寺」(じんだいじ)を取り囲むように、
たくさんの造園屋さん・植木屋さんが点在して居り、
庭木の“畑”も、あちこちに見られます。
おかげで、

ふつうに道を行くだけでも、色んな種類の木々に出会すことができます。




今日は、気持ちの良い、晴れの空。


「武蔵境通り」を自転車で走っていて
目に飛び込んで来たのが


コブシの実。

キミドリの葉の中に、ボッと、異様に浮いて見えたのです。


コブシの実 って、もしかして、初めて見たかも。
虫コブみたいで、グロテスク。

、、まさか こんな実が成るとは。






ザクロの実。

頂きたい。







エゴノキの実。



エゴノキは、
初夏 五月晴れに咲く 白い花も
盛夏の時点で すでに成る キミドリの実も

たっぷりたわわに、垂れ下がります。


かたちも かわいらしく “鈴”のようで

まさに
「鈴なり」ということばを
憶い出させてくれます。





そして



紫式部。



ムラサキシキブの実。

花を見たのがついこの前だった気がするけど、
もう、実の季節か。。時の速さに愕然。

 (>>6/19:「六月の紫式部」の巻


花も 小さなムラサキだったけど
ほんとに ムラサキだ。



さわると ぽろぽろ こぼれちゃった。

昔、こんなガムが あったような気がする。




なんだか 実ばかり 目につくな、今日は。




これは、ナナカマドかな。





ちょっと 早めの



紅葉モミジも発見。

一ヶ月以上早いよなあ、、と よくよくみてみたら、

“根回し”してありました。

根回し ってのは、
移植のために前もって掘り上げて、根を切ってコモを巻いておいたり、
っていう、一連の作業のことです。




水色の空を 背景に、

乾いた光に透かして見る 紅葉。。。




ああ、憶い出した。



秋の色。



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