うちのお客さんで大前研一と友人という人がいて、読むといいよと勧められた本です。
まあ、読むと大前氏がいかに優秀な人かがわかります。ツアーコンダクターから原子力技師、日立のエンジニア、そして経営コンサルトですから、これだけ派手に転職してしかも成功しているなんてすごいですね。しかも多趣味でクラリネットの達人で、大の旅行好き・・・・・。うーん、凄すぎて疲れる・・・・・。
こういう人の本は読むと疲労を感じさせられますね。
でも、実際に会うと元気をくれる人かもしれません。
この本を紹介してくれたお客さも64歳で筋骨隆々、テニスとジャズダンスが趣味でダイビングでは世界中を旅するという大前研一氏ばりに行動的な人で、こちらが逆に元気をもらってしまいます。
うーん、あやかりたいですね。
毎年、特定の人物について調べるということをしています。昨年は武田信玄と横山大観にしたのですが、なんだか資料を食い散らかしてうまく消化できないという感じでした。
今年は秦河勝を中心とした秦一族にしようと決めました。
秦氏というと、羽田首相が就任したとき若干、話題になったことがあります。八幡系と稲荷系の8万社の神社が秦氏の系列というからものすごい勢力の氏族といえますね。
というと雅楽の家である東儀秀樹氏のご先祖ですね。聖徳太子の参謀であり、肖像画を見ると明らかに外人顔だったりします。
彼にはユダヤ説もあって、秦氏というのは500年シルクロードをさまよっていた流浪の氏族という説もあります。聖徳太子にクリスチャン伝説がありますが、陰の仕掛け人は秦河勝でしょう。小説にしたら面白い人物ですね。