一昨年、友人がインフルエンザに罹ってしまい、その体験談を聞くと、すっかり弱気になってしまいました。
「極端な高熱が出て頭が痛くなり、節々が痛くて動けなくなり、そのまま5日間、寝込んでしまった。その後も感染を恐れての出社禁止令が出され、結局、10日間休んでしまった」といってました。サラリーマンで10日休むと、下手すると自分の席がなくなってしまう可能性もあるので、ものすごいプレッシャーでしょうね。
「風邪とは根本が違うぞ。予防接種は絶対にしておいた方がいい」
とも脅されました。ちなみに予防接種の有効期間は5ヶ月で、翌年は別の種類のインフルエンザになってしまうため、毎年の予防接種が必要になります。ちなみに彼は「タミフル」服用したと言ってました。
「スペイン風邪」が大流行し、感染者6億人、死者5000万人という記録を残したのは1919年。大感染・パンデミックは60年に一度起きる確立があると説があって、次にいつ起きてもおかしくないといわれます。「60年に一度」というのは、おそらく平均寿命からの計算かもしれません。免疫や生活上の知恵が世代交代で消滅してしまうことを意味しているのかもしれません。
たしか「鳥イフルエンザ」がテレビ報道され始めたのが1996年くらいだと記憶しています。
すでに12年、いよいよドカンとくるのでしょうか?
国立感染症研究所感染症情報センター インフルエンザパンデミック
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/05pandemic.html
治療室サン光web 1727 http://www.geocities.jp/sanko3911/