今はどうか分かりませんが、
私が学生だった30数年前当時の学校での英語教育というのは
まずもって「文法ありき」でしたので、
英語の勉強というのは、楽しくも何ともなかった訳です。
英語なんてものは言葉なんですから、まずは会話ですよね。
少しでも外国人と話が出来ればそれなりに楽しくなるし、
楽しくなれば、もっと勉強したくなるし、
そうなってきてから、文法を勉強すれば理解が早いし、
それを、最初から文法ありきでは、
なかなか理解はできないし、頭にも入って来ない。
第一、そんな勉強ではまずもってつまらない!
実は、マクロ勉強の場合もこれとまったく同じなんです。
初心者に最初からカタカナの専門用語を教える人が多いですし、
多いというか、WEBでも、参考書でも、殆どが、
プロシージャとは、○○のことです。
とか、
プロパティとは、○○の意味です。
とか、
まったくの初心者にですよ、
未だ1行のプログラムも書いたことのないような初心者に、
(中学1年生に、
「have(has)+過去分詞」を現在完了といいます。
と教えるような。。。)
そんなことから教えてしまう人が、実に多くいます。
アメリカ人の子供なら3歳児でも英語をペラペラ話せると思いますが、
その3歳児が、「現在完了形」って、理解して話をしていますか?
要は、3歳レベルの英会話に文法の勉強は必要ない訳です。
日本の高校生がアメリカ人の3歳児より英語が話せるのであれば
何ら問題はないんでしょうが、、
私が高校生の時分に、秋葉原で外人に道を聞かれてもそこに居合わせた
友人5人の誰一人、ろくに簡単な返事の一言も返せる者はいませんでした
ので、
私を含めて友人5人全員が3歳児以下の英語力であったことは明らかな
事実です。
でも、みんなそれなりの高校へ通っているわけですから、三単現ぐらいは
それなりによく理解はしていただろうと思いますが。。。
英語を習い始めの中学1年生に、
「have(has)+過去分詞」を現在完了といいます。って
教える人のバカさかげんはないのではないかなぁ?と、
私は思う次第なのですが、
マクロの世界でも結構、それに似たような人は大勢見かけます。
人間誰しも、自分の苦手な分野とか、馴染みの薄い分野とか、
そんな分野に出てくる専門用語って、なかなか覚えられないもの
だと思います。
特に、カタカナ交じりの業界用語や専門用語というのは素人には
難しいですから、なかなか頭の中には入ってきませんよね。
なので、まずしょっぱなから、
プロシジャーとか、プロパティーとか、、メソッドとか、、、
そうした言葉の意味から教えて理解させようとする人からは
絶対に教わらないでください!!
そうした難しい専門用語というのは、
まず自分が作って動く楽しさを経験してから、
(もし知りたければ)その後で勉強をすれば十分なもの
であるわけです。
いきなり、そのような初心者には訳のわけ分からない専門用語を
教わった所で、決して頭には入ってはきませんし、並みの人間なら
どうせすぐに忘れます。
学校の英語の授業で、未だろくに話せもしない内から
「現在完了形」みたいな英文法ばかりを勉強するのと同じに、
マクロの勉強をそうしてしまわぬよう、
初心者の皆さんは、くれぐれもご注意くださいね。
一向に話せない学校英語や受験英語の勉強は
懲り懲りです。。。