GoGoマクロのブログ

初心者向けマクロ講座「Go!Go!マクロ」の筆者三太郎の公式ブログです。

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エクセル仕事の自動化が誰でもできる本

マクロにもビギナーズラックあり!

2022-07-21 10:51:24 | マクロ作成のコツ

先日、あるセミナーに参加した時に、
たまたま隣の席tだった女性が
「ネットで見つけたサンプルコードで自動化できた!」
って私に言うんです。

マクロにも、競馬と同じで最初だけよく当たる
「ビギナーズラック」ってのがあるんですよね。

それに味を占めてしまうと、どうなるか?

次にネットで探し当てたサンプルコードで、
ビギナーズラックでExcel自動化できて得た時間の
何倍も、そのコードにシコタマの苦労をするわけです。

競馬でその後にシコタマ損するのと一緒ですね。

後で最初のサンプルコードをちょと直したくなった
場合にも、得をした何倍も、何十倍も時間浪費して
苦労します。ちがいます?(笑)

それはまさしく、「当たるも八卦当たらぬも八卦」
です。見ず知らずの他人のコードに頼ようする人は
必ず痛い目に合います。

だから、マクロは自分で確実に一から組める方法
覚えないといけません!

何度も繰り返して言いますが、けっしてネットでの

サンプルコード探し に精を出して結局 大損する人

だけにはならぬようお気を付けください。

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80代の年寄りにVBAが出来るわけがない?

2022-07-10 08:52:39 | マクロ作成のコツ

前回のメルマガに

「小学生でも、82歳のお年寄りにもできたことが
 あなたに出来ないわけがない!」

と書きましたら、、早速、

「それは本当か?そんな年寄りにVBAが出来る
 わけがない」と、かみついてきた(!?)人が

居ます。(笑)

本当です。その証拠の動画です。

以前、当講座にも度々ご登場いただきました
京都で電気店を営んでいたでんさんの

自作マクロの デモ動画(YouTube)です。

実はこの動画のでんさん、コロナ禍の一昨年に
85歳で癌でこの世を去りました。

英国在住の娘さんから、わざわざその知らせを
頂戴しまして、翌年に奈良にあるお墓にお参り
に行きました。

京都からほど近い宇治市の小高い大きな霊園の一角に
でんさんのお墓は、ひっそりと佇んでおられました。

 

実は、そもそもこのメルマガ講座を辞めると10年前
だったかに私が言い出した時に、でんさんから

「終わるなんて、もう寂しゅうて、寂しゅうて・・」

とのメールをもらいまして、

それでその時には、そう言ってくれるでんさんの為に・・・
と思いまして、メルマガ辞めるのを辞めるに至った次第です。

けど、もうそう言ってくれるでんさんもこの世には
居なくなって、きっと今頃は天国で、好きなマクロ
作りを楽しんでいることだろうと思います。

コロナ禍の中で、長野から奈良へのとんぼ返り
にはなりましたが、そんなでんさんの墓前で、
「メルマガを辞めます」との報告が出来ましたので、

何だかんだと辞める理由をここで述べてはきました
けれど、実はそれが一番の理由になります。

生前に、遠く離れて暮らす娘さんにまでもいろいろと
当マクロ講座のことを嬉しそうに話していたとの事で、

わざわざご家族から訃報のご連絡まで頂戴しまして
私も、もう思い残すことはないという想いです。
謹んでご冥福をお祈します。


それで、自営業だったでんさんは、仕事の貸借対照表から
趣味の浪曲カセットの管理やら、町内会で役員を務める
子供会の名簿に至るまで、

身の回りのありとあらゆるデータ処理はマクロ化を
やりつくしてしまって、作るマクロが無くなって、

「もう寂しゅうて、寂しゅうて・・」って、

生前によく言っておられたぐらいの人でした。

年下の私が言うのも失礼ですが、
なにしろ素直な方で、メルマガに書いた私の教えの通りに
やってくれるような人でしたが、

何しろお歳ですから、キーボードは指1本で、画面も
老眼鏡付けたり外したりをしながらのパソコン操作
にもかかわらず、

それでも、忙しい自営業の電気店を営みながら、
ありとあらゆるデータはマクロ化し尽くしてしまう
ほどの人でした。

しかも、プログラミングを初めて始めたのは、
当メルマガに登録した70歳を過ぎた年齢からです。

通常であれば、VBAプログラミングの講座というのは、
20代-30代が中心で、精々40代がちらほらと居る程度
だと思いますけど、

当講座は年齢層が幅広く、今新塾生募集中のアカデミーでも
過去の卒塾生の平均は50代-60代が中心となっています。

 

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VBAは言わば「三輪車」です

2022-07-06 09:02:26 | マクロ作成のコツ

普段、様々な高級言語を使ってシステムの開発をやっている
プロの職業プログラマーというのは、

もし車に例えるならば、

それらが F1マシン や高 級外車 だとすると、
VBAは、ただの K自動車 どころか、
「三輪車」の感覚と思います。

データベースにしましても、

普段 Oracle というめっぽうスピードの出る
スーパーカーでの開発をやっているオラクル
プログラマーにしてみれば、

SQL Server が 「K自動車」 で、
Access に至っては、やはり「三輪車」

乗れば(使えば)、必ずそう感じる思います。ちがいます?(笑)

だから、

世の中に多いExcel好きが高じてVBAを得意そうーに教えてる
ような人は、

「俺は、三輪車 こぐのが得意だぞ!

と、そう自慢しているようなものなので、、
並みいるプロから見たら実にコッケイに見えてしまいます。

その点、プロの職業プログラマー出身でVBAを教えている
ような人は、

それ(VBAは三輪車レベルの言語だということ)をよくわかって
いますから、決してVBAの得意自慢は致しません!

自分は第一人者だとか達人だとかと自画自賛して
VBA詳しいことをわざわざ公に自慢している人の気が知れません。
(※これは個人の感想です。笑)

その逆を言えばですが、

未だよちよち歩きの子供にとっては、「三輪車」が乗りやすく
最適な乗り物であるわけです。(いきなり自転車や、ましては
F1のマシンには到底乗りこなせるわけがないですから・・・。)

プログラミングで未だよちより歩きの初心者の方は、
三輪車(VBA)が最適な乗り物と言えるわけです。

それで私は、皆さんにVBAのマクロを勉強するよう長年お勧めして
きましたわけです。

だから、

三輪車は、ちゃんと三輪車として人に教えるべきと思います。
VBAはぜひその認識をもって教えてあげてください。

 

三輪車の乗り方を、さも 高級外車やF1のマシーンに乗るかのような
扱いして教えてる輩がVBA界隈には非常に多いということを、

このメルマガ講座を今年で引退したわたくし三太郎としましては、
非常に先行き懸念している、今日この頃であります。

だから私も、

他社のプログラマーが居るシステム開発の現場では、けっして
自分がVBA出来るだとか、得意だとか、日経から本も出してるだとか、
その様なことは一切、口にしたことがありません。

シス開の現場でもよく、「VBA得意な人は居ませんかー?」みたいに、
よく飛行機の機内で
「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんかー?」と、
キャビンアテンドが回ってくるのと同様に、言って回ってる
人もまれにはありますが、

(何か大量のテストデータを作ったりしなきゃならない場合
 に、VBAはそれなりに便利です!)

一度も、これまでそれに手を挙げたことは、私ないです。(笑)
機内でお医者さんが手を挙げるのはかっこいい思うわけですが、
システム開発現場で「VBA得意!」は逆にかっこ悪いだけ ・・・

それが事実です。(まぁ、そう言って来るプログラマーには
「VBAぐらい自分で組めよ!」って言ってやりたいだけですが。)

 

それで、本を出す話もいろいろお誘いはあったわけですが
断り続けて、15年目にしてとうとう1冊、恥も外聞も捨てて
日経から出したのが、この本です。

『エクセル仕事の自動化が誰でもできる本』(日経BP刊)

だから、

この本の表紙に、「VBA」の文字は一つも書いてありません。

あくまでこの本は、エクセル仕事を自動化するための指南書です。
VBAの本ではありませんので、くれぐれもその辺お間違えなく!!

 

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テレワークを考える

2022-07-03 11:09:39 | ITの仕事

テレワークというのは、自宅で仕事ができるなんて新鮮さと斬新さ、
朝の支度や通勤時間も無くなって、当初はすこぶる効率上がったわけですが、

それもしばらくして慣れてくると、その新鮮さもどんどん薄れていくので
どんどん仕事の効率も当然落ちて行きます。
加えて、回りに上司や他人の目がない分、緊張感やモチベーションも

下がり気味になるものです。

コロナのずっと以前から、いち早くテレワーク化を進めてきました当社でも
その欠点というのを既に10年前から感じており、それで、最初に目を付けた
のがサテライトオフィス化でした。

従業員の自宅の近所に狭い部屋を借りて、会社のサテライトオフィスとして
そこで仕事をやってもらう。

けど、これ思いのほか(家賃以外にも)必要経費が掛かります。
それで、コロナ禍になってから、まず固定費の圧縮で身軽になる事が
経営上の急務と捉えまして、サテライトオフィスは順次閉じていく事に
努めました。

(当社、コロナ禍は余り影響の少ない業種ではありますが、
世界各国一葉の財政出動と金融じゃぶじゃぶの後始末が、
必ずコロナ後には待ち受けてるのは確かですから、むしろ
世界経済の危機はコロナ後なんだろうと踏んでのことです。)

 

それで今現在では、私も含めてリゾートテレワークの田舎暮らしをして
気分転換のしやすい環境に、更なる気分転換にはコワーキングのできる
近所のカフェに通う日々をおくって仕事しています。

 地方でのリゾートテレワークワーキングカフェ

この組み合わせこそが、私的なテレワーク成功への結論と思う次第です。

これ以外に長期にわたってテレワークが成功する手立てはない。
(たぶん!

 

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