GoGoマクロのブログ

初心者向けマクロ講座「Go!Go!マクロ」の筆者三太郎の公式ブログです。

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エクセル仕事の自動化が誰でもできる本

VBAプログラミングで、23分損をしていませんか?

2025-02-01 17:04:32 | マクロ作成のコツ

今日の話は、「プログラミング」に関する特に重要な
話になります。


読者の皆さんは、何かマクロを作るとき、一から自分で
書き始めるのではなくて、

この講座で提唱する「マクロの記録」から始める人が
多いかと思います。

でその場合に、世の中の大概のVBA本やネットを見ますと、
「マクロの記録」メニューで表示される「マクロの記録」
の画面で、

まずは「マクロ名に適当な名前を入力しなさい。」と、
そう書いてあるかと思います。

けれど、私のこの講座では必ずそこは

デフォルトで表示されている名称を(「Macro1」等を)
そのままいじらずに、すぐ「OKボタンを押しなさい。」
と、そう教えています。

【一般のVBA講座の場合】のマクロの記録の手順
 「マクロの記録」→適当なマクロ名を入力→「OK」

【この講座の場合】のマクロの記録の手順
 「マクロの記録」→そのまま「OK」押す

です。

すなわち「マクロ名は入力するな!」
つまり、「ここでマクロ名を考えるな!」

ということです。


でそれは、マクロを作ろう思った時に(または、作ってる
最中に)、ここで「マクロの記録」をしてみよう思った時
というのは、

あなたの頭の中が一番”集中”して、プログラミング脳に
なっている時であるに間違いないです。

先日、さんまさんの「ホンマでっか!?TV」っていう番組を
たまたま観ていましたら、出演者の脳科学の先生がいわく、

「スマホの通知をオンにするだけで集中力が23分失われる」
という研究結果があるとのことです。

スマホってよく、要らぬ通知が来るじゃないですか?!

通知が来るたびに気になって集中力が途切れてしまう・・・
そんな経験は誰にでもあるかと思いますけど、気になって
開いて見ると、

「クーポンが届きましたー!」・・・怒!だったり。。笑

たったそれだけで、せっかく調子が乗って仕事に集中して
いた状態が、23分も失われてしまう事にもなるわけです。

スマホ以外でも、集中した仕事中に要らぬ電話が掛かって
きたり、メール着信があったりもそうですし、上司や周り
の同僚から、どうでもいい話を話しかけられたりー、と

その度に、貴重な自分の23分が失われて行くことになる
わけです。

そんな大きな損失があることに気付いていない人は多い
とは思いますけど、これは実に恐ろしい話ですね。

実はわたし、人生で一番必要なものと言えばそれは
”集中力だ!”と、そう思って生きてきた人間ですから、

もう還暦過ぎのこの歳になりますと尚更に、お金よりも
その時間の方がずっと大切に感じます。。
(ちがいます?笑)


それで、話戻しますけど、

マクロを組む時などのプログラミングでも一番大切なのは、
まさに、その”集中力”です。

「”集中力”なくしてマクロは組めない!」と言っても
過言ではありません。

スマホの通知音やらメールやた電話やら上司やら、その様
な外部からの要因で集中が切れてしまう・・・というのは、
まぁ仕方ないと言えば仕方ないですけれど、

マクロを組む場合、自分自身でせっかく高まっていたその
大切な”集中力”を、自らで切ってしまう人を多々見かけ
ます。

それは、一つには最初に言いましたように、
「マクロの記録」を始める際の、「マクロ名を入力する。」
という行為です。

適当な(適切な)マクロの名前って・・・何?ですね。笑

前回のXmasクイズの正解発表の際にも書きましたけれど、
ネーミングは実に奥が深いものなので、しっくりいく
名前を考えるというのには、少なからず頭を使うことに
なります。

けれど、「名前を考える」その頭は、プログラミングとは
全く違う脳みそを使わねばなりません。

「プログラミングを考える脳」と「ネーミングを考える脳」
この両者は全くの別物です。

だから、マクロの作成中に(自分の脳みそがプログラムに
集中している最中に)、ネーミングを考えてしまっては
ダメなんです。

それをやってしまうと、プログラミング脳の貴重な23分を
失うことになります。

マクロ作りに集中している最中に、まったく別の事である
「マクロの名前は何がいいかなぁ~」だなんて、
そんなことは一瞬でも考えてしまっては絶対にいけません!

だから、

 「マクロの記録」→そのまま「OK」押す

そうするべきなのです。


でこれ、「変数名」でも実は同様です。

調子よくマクロを作っている最中の集中している状態で、
ここで変数(データを格納する為の箱)を作ろう、

そう閃いた時のその瞬間こそが、あなたが最もプログラ
ミング脳で、プログラムに集中できているその時である
わけです。

それを自らで、「変数名を考える」という行為によって
その集中を途切れさせてしまうのは、実に恐ろしいです。

変数名の場合のそれ(プログラミング脳の中断行為)は、
言わばあなたが悪い訳ではなくて、

そこでそうせざるを得ない設定をわざわざしてしまって
いることに原因があります。(ご存じの方はご存じと
思いますが、それは「Option Explicit」のオプション
設定です。)

ネットでそれ検索をすれば、

この講座以外のホームページには全て、VBAのオプション
で「変数の宣言を強制するに必ずチェックを入れなさい」
と、そう書いてあるかと思いますが、、

この講座では、そんな設定は絶対やってはいけません!
と、そう言っています。そう言い続けています。

つまり、

「変数の宣言を強制する」にチェックを入れてしまうと
変数を用いた瞬間にアラートが出て、変数の宣言文を書か
ざるを得なくなります。(Dim x as Integer とかです。)

これは、「スマホの通知音」よりもよっぽど厄介者です。

更には、as の後は Integer か? Long か? はたまた 
String なのか?と考えてしまうケースも多い事でしょう。

もうそうなってしまうと、脳科学で言う「23分の損失」
どころの騒ぎではないわけです。

しかも、その時間損失というのは変数を使う度に毎回です。

なので、

この講座のレッスンでは変数名は出てきた順に a,b,c,・・・
と、基本何も考えずに付けられる、集中力を切らす心配の
ない名称を必ず使ったマクロ作りというので教えています。


余談ですけど、私のようなプロの職業プログラマーという
のは、現場の開発プロジェクトで予め「命名規約」と言う
ネーミングのルールが定めてありまして、

自分ではマクロ名や変数名を考える、という余地のない
作り方をするのが通常です。

更には、コードを書き始める前に「詳細設計書」なるもの
を書いて、予め自分が書くプログラムの全てのメモリ領域
(変数名)は記載するのが基本ルールになっています。

なので、プロはプログラミングの最中に、その場で変数名
を考えるだなんて、非効率な作り方は致しません。

読者の皆さんのような決してプロではない素人の皆さんは、
予めそんなものは一切書きませんですし、他人が決めた
命名規約もないわけですから、

コードを書きながらその都度、マクロ名や変数名はその場
で考えながらマクロを作って行く事になりますので、

「変数の宣言を強制する」の設定をしてしまうと、非常に
それは効率の悪い(Dimを書く都度、知らず知らずの内に
毎回23分を失っている・・・?)やり方になってしまう
というわけです。

マクロ名や変数名は後から(一応の完成を見た段階で)、
忘れないうちにゆっくり考えて付け直しをすればよいだけ
の話ですから、

プログラム脳になっている最中はプログラミングに集中して、
名前を考える時はネーミング脳に集中してやる。

仮に、明示的にと言うのであれば、

例)
    Dim i As Long
    Dim j As Integer
    Dim k As Integer

じゃなくて、後からコメント文↓で、

    '変数の説明
    ' i はデータ行数のループカウンター
    ' j はデータ列数のループカウンター
    ' k はシート数のループカウンター

こう書いて置いた方が、後々でずっと分かり易いですね。


と言うことで、脳科学上、毎回23分が失われてしまうことに
もなってしまう(変数を使う度に・・・、ですよ)設定を
自らするというは、無駄以外の何ものでもありません。

なので、「変数の宣言を強制する」にチェック入れるのは
絶対に止めましょう!

変数名は、スペル気にしなくて済む a,b,c,・・・ か、
いやなら、完成してからゆっくり考えて名前付け直す、

です。

それでも、もし変数名をすぐ打ち間違えちゃうから・・・
と思う人は、「変数名間違ってない?」って付箋紙にでも
書いて、おでこにでも貼っておけ!ってことですよ。笑

(実行してもし何かおかしな事が起こったら、変数名の
 間違いないかを真っ先に確認するクセさえあれば、
 その解決にさしたる時間は掛からないです。)


で皆さんはExcel仕事の効率化の為に、このメルマガを読ん
だりして勉強をして、マクロ作りに日々励んでおられるか
と思いますけど、(たぶん!)

私のようなプロの職業プログラマーというのは、
プログラミングそれ自体が仕事でありますから、

常にプログラミングの効率化を考えて、いかに素早く
正確にプログラムを組むか、それを追求して日々の仕事を
しています。プログラミングの効率化です。


今日のまとめの結論になりますが、

プログラミングは、”集中力”を切らさない環境作りが
重要です。

その為にはまず、ネーミングを考えてはいけません!

しっくりいく、適当な適切なマクロ名や変数名の名称を
プログラミングの最中に考えてしまうと、知らず知らずに、
大きな時間的損失が起こります。

プログラミングとネーミングは、考える時間をそれそれ
分けて、それぞれ”集中”してやるべし!

 

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VBAのユーザフォームが絶対のお薦めです!

2025-01-27 09:57:51 | マクロ作成のコツ

ExcelVBAのユーザーフォームなら
ノンプログラマーの素人にも、

UI(ユーザーインタフェイス)が
簡単に作れます。

「ユーザーフォーム」とは、
つまり、VBAのビジュアル(V)の部分です。

多彩で思い通りの入力フォーム等の
UIを作るなら、

VBAのユーザフォームが絶対のお薦めです

その「ユーザーフォーム」の作り方を
マンツーマンで個人指導します。

一人でやる場合よりもずっと早く上達しますよ♪

 

※今回、先行予約の15名限定で1万円の早割り
 もあります。

■三太郎の「ユーザーフォーム」マスター講座
https://www.start-macro.com/55/uf/

 

 

 

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”ノーコード”に憧れるのはもうやめましょう!

2024-11-05 09:47:41 | マクロ作成のコツ

高校生の頃にノートに書いた夢を見事に叶えた大谷さん、
この長期低迷する令和のニッポンにありまして、

我々日本人に夢と希望と誇りを与えてくれて、
ほんと有難い限りの、感謝です。

それにしても、今回初めて聞いた英語のスピーチでの発音
が、実にナチュラルで、ほんと想像以上の驚き!でした。

前々から言ってますように私、英語は苦手でほぼ話せない
ですけど、昔英語の授業で先生からは 「発音いいね!」
とよく褒められたものですから、日本人の英語の発音だけ
には妙にうるさい人間なんですよぉ。

その意味でも、大谷さんは素晴らしい!(ECCでしょうか?笑)


それで、

そんな偉大な大谷さんの目標には遠ーく及びはしません
思いますけど、

もうすぐ、今年も「秋のマクロ検定」が、もう間近の
今月末に迫って参りました!

読者の皆さんも是非、「マクロ検定に合格するぞ!」
マクロで「面倒なエクセルに勝つ!」

それを今後の目標に是非、大きくノートに書いみる・・・、
今からそれしてみるいうのは、いかがでしょか!?

勝ったところで華やかな優勝パレードは出来ないですけど、
この検定に勝って、小さくシャンパンファイトくらいなら
家でやれる?(やってやる!)、ですね。

(目が痛そうなので、ゴーグルの用意もお忘れなく!笑)

何事にも、目標を持って努力する、それは尊い姿である
と大谷さんに今回教わった人も多かった思いますから、
(私もです!)

目標を持たない事には、どんな努力のしようもない・・・
わけですね。

特に、面倒で時間の掛かるExcelを何とか自動化したいと
マクロの勉強に努力されている皆さんは、このマクロ検定
をその自分の「目標」としてみてはどうでしょうか?

大谷さんの英語力もそうですけど、外人と英語で話す際に、
今どきですからスマホのAIアプリをかざせば誰でも英会話
はできるわけですけれど、、

だから逆に、そんなアプリに頼る人が増えれば増えるほど、
そんなものには頼らずに、直接自分の口から発する英語で
話のできる人の価値は、どんどん上がって行くことになる
わけです。

間違っても、外資系や英語が社内公用語になっている企業
に、「AI使えば英会話できます!」言う人が雇って貰える
わけはないわけですね。

これは、マクロ作りのようなプログラミングの場合でも
同じです。

自分の組んだプログラムで、PCの自動化できる人の価値は、
他人の作ったツールに頼るだけの人が増えれば増えるほど、
その人の価値はどんどんと上がって行きます。

プログラミングには人生でこれまで縁もゆかりもなかった
世代の日本人の大人はどうしても、RPAを代表格とする
ノーコードが売りのツールやアプリやAIに飛びついて、
そんなものに頼ろうとするわけですが、、

そんな他力本願な考えの人を雇ってくれるシステム会社も
賢い事務系の会社も、ありません。

何度も何度も言うようですが、PC等のコンピュータを自動
で動かす唯一無二の方法は、プログラミングしかその手段
は他にないわけです。

その、このデジタルの時代で最も重要なスキルを持つ事を
放棄して、新しく出たツールにすがって失敗を繰り返す。。

それは、最近よく言われる日本人の「デジタル小作人化」
それを自らで選んでいることになるわけです。

小作人は一生、地主に支配されてお金をたんまり搾取され
続けるだけです。(地主と言うのはツールの開発者たち)

全て自分で・・・、とまでは言わないまでも、
簡単にできる部分のデジタル自動化は自分でやる!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


今後ますますのデジタル社会の中で、自分や自分の会社が
米国大手IT企業のデジタル小作人に成り下がらない方法
というのは、それ(プログラミング)しかないわけです。

日本の小学校でも近年やっと、英語とプログラミングが
必修の科目になったという意味や意義を理解していない
日本の大人が多い!多過ぎる!ということを、懸念せざる
を得ないです。

たとえば英国では、5歳児の頃から義務教育でプログラミ
ングを学ぶカリキュラムが組まれているそうです。

IT先進国から比べて、圧倒的にノンプログラミング思考の
人の多い今の日本人は到底、デジタルで勝ち目はないです。

つまり、世界の後進国に成り下がり、貧しくなっていく
一方でしかない。

だからの理由で私が始めたのが、この「マクロ検定」です。

どんなに「プログラミングしようよ!」と言ってみた所で、
これまでの人生で全くそんなものには縁のなかった人が、
いきなり難しいプログラミング言語の勉強を始めてみても、
それは無理な話です。

だからの、マクロです、VBA言語で、なのです。

コンピュータ言語としては、よく知らるHTMLと、あとVBA、
この2つが圧倒的に素人向きで、簡単で、やさしいです。

けれど、HTMLは皆さんご存じのように基本、ホームページ
しか作れませんけど、VBAならほんと、何でも作れます。
ほんとほぼ何でも、PC操作の自動化が可能です。

VBAは、その昔に誰でも組めたベーシック言語の流れを汲む
今では唯一無二のやさしいコンピュータ言語です。

プロのプログラマーだと、ほんと半分寝ながらでも組める
ような簡単でアバウトな(他の言語のように細かい所まで
気にしなくていい)文法の作りになっていますから、本当
簡単なんです。

しかもExcelのVBAで言えば、Excelさえ持っていれば、
一般の言語では必要不可欠なコンパイラーと呼ばれる
開発環境のインストールや購入は、一切要りません。

誰でも今すぐに、Excelを立ち上げてのプログラミングが
始められます。

それだからの、Excelマクロです、このマクロ検定です。

→ https://www.start-macro.com/55/ken/

 

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これで、朝の通勤電車でExcelVBAの試験勉強に集中できる!

2023-10-27 08:27:19 | マクロ作成のコツ

AmazonのKindle(キンドル)にて
「マクロ検定」の、過去問題集が新発売になりました!

つまり、問題集の「Kindle版」です。

これには過去問題8題分の問題と模範解答のコードと、
その具体的な作成手順(当講座のレッスン内容形式)
とが載っています。

あと、最初の第1章には、初心者の皆さんへの
作り方の基本と応用のポイントなどが勉強できる
「予習の時間」も載せてあります。

eBookだからの値段の方も、なんと!税込880円の、
私の気持ち的にはめちゃサービス価格となっています。笑

Kindleの読み放題のプランに入っている人なら、
これも全部無料で読めますよ。

みんなのマクロ検定「Excel VBA過去問題集8」eBook
 手軽なVBAでExcel爆速! (ExcelVBA問題集) 


それで、

このKindle版の問題集はいったい何か?と言いますと、

わたし、その昔のまだプログラマーに成り立ての若い頃に、
緑本のプロフィールにも書きましたけど、ちょと難しい科学
技術計算のコード開発というのをやっておりまして、

中々、うまく思い通りの計算結果が出ないで悩むことも、
しばしあったわけです。(泣)

それで、朝ラッシュの通勤電車の中で吊革につかまって、
頭の中であれやこれやと考えていると、不思議といつも
良いアイデアが浮かびまして、、

会社に着いたら、忘れないうちに真っ先に端末の電源を
入れて、電車の中で思いついたそのアイデアや解決策を
すぐに試してみるわけです。

すると、これが不思議とうまくいく!!

ですから私、朝のラッシュの通勤電車の中の時間帯を、
「ゴールデンタイムだ!」と、その当時に密かにそう呼んで
おりました。。笑

当時は、千葉から都心へ通勤する、いわゆる「千葉都民」
でしたから、とにかく朝のラッシュ時は乗車率が200%!?
みたいな混雑ぶりのぎゅうぎゅう電車の中でしたから、

当然、本もノートも開けなければ、エンピツさえも使えません!
道具は何もない中で、只ひたすら「頭の中だけで考える・・・」

すると、不思議と何かが「パッとひらめく!」のです。
それが、まさしく私の頭の中での「脳内革命?」になって
いたような気がしますので、随分と助けられました。

それって、どうでしょう?

移動中の電車の中で(環境が違うところで)パソコンも
使わずに、マクロの勉強してみる・・・ってのは。

このキンドル版の「過去問題集」いいますものは、
受験予定の皆さんに(検定受けない皆さんにも・・・)、
そうした勉強時間もありじゃないか?と思いまして、今回
作ってみたものです。

この問題集をキンドルでマクロの勉強して、
移動中や空き時間の有効活用してみてはいかがでしょうか?

特に私、朝の通勤ラッシュ時の電車の車内が、おススメです!


なお、キンドルで本読むのはどうも苦手で・・・という人には、
(私もです!笑)

この巻末の付録に、全く同じ内容のPDF版のダウンロード先も
掲載していますので、

スマホでもタブレットでもパソコンでも、空き時間にはPDFでも、
大いにマクロの勉強ができる思います。


まぁ、なんだかんだ言いましても、
どんな試験でも「過去問題集」って使いますもんね。

 

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「VBAマクロ」vs「XLOOKUP、パワークエリー、パワーピボット、BIツール」

2023-09-26 06:47:11 | マクロ作成のコツ

わたし、前々から言っていますように、

Excelの高度な機能の類は殆ど何も使いません。

(覚えませんから、使えません!笑)

 

それで、下記私の本のAmazonのページに、

とあるコメントが付きました。。

『エンジニアがExcel VBAを簡単に学べる本』日経BP

こちらのレビュー欄をご覧ください。

 

で、ここの星二つのコメントですが、

本の率直な悪口だったらいくらでも書いてもらって

構わないわけではあるんですけど、

 

根本的に何か間違った認識のコメントを読んで、

皆さんに判断されると困るなぁ~

と思いましたので、

 

ちょっとこれは、皆さんに「議論」をぜひして頂きたいと

思いまして、以下書きます。

 

 

まず、「マクロ」ってそもそも何か?

 

といいますと、

 

そのソフトのユーザーが(ここで学んでいる

Excelマクロの場合だったら、Excelのユーザーが)、

 

「自分の便利機能を、自分でプログラミングして

 自分の思い通りに自由に作れる機能」

 

であるわけです。

 

その辺はもう、皆さん重々承知はしてくれている

だろうと思います。

 

では、それは何を意味するのか?

 

それがユーザーにはどのようなメリットがあるのか?

ということなのですが、、

 

たとえば、

 

Excelという表計算ソフトには、「VLOOKUP関数」

という既存の有名な機能がありますので、

 

皆さんの中にも「VLOOKUP」はよく使ってるよ!

という人も多いかと思います。

 

それが最近のバージョンでは、「XLOOKUP」ってのが

(VがXに変わったものが)また新たに出てきました

ので、

 

これによって、従来のVLOOKUPにあった不便な

制約事項が大幅に改善されたわけです。

 

また、「ピボットテーブル」の場合でも、その使い勝手や

不足な部分を改善する「パワーピボット」というものが

2016のバージョンあたりから出てきましたし、

 

更には、

 

「クエリー」の機能にも、新たに「パワークエリー」なるもの

が出たいうことは、Excelの新しい機能好きな人(!?)

であればよくご存じ(既に使いこなしている?)かと

思います。

 

でわたし、個人的には一切、その手のExcelの高度な、

複雑な機能は、使いません。使ったことがありません!

(×2回目)

 

その理由は簡単です。「マクロが組めるから・・・」です。

 

正確に言うと、

 

Excelに備わる既存のそのような複雑で難しい機能の

使い方をわざわざその都度覚えるようなことをしなくても、

 

自分でVBAで、マクロを組んだ方が、

ずっと早くて、楽だから・・・。

 

です。

 

Excelというソフトは私も大変よく頻繁に使うわけですが、

そのソフト(ツール)が提供する機能への依存度は低く、

 

極力、依存しない使い方(VBAマクロを組んで)をしている

からです。Excelで使うのは、マクロと基本機能のみです。

それのみで十分なのです。

 

自分がマクロで組んだ機能には、

 

・何の制限も制約もありませんし、

・拡張も自分の自由ですし、

・自分に合った操作方法や使い勝手も良く作れますし、

・作ったコードは色々ほかにも使い回せますし、

・プログラミングのスキルも身に付きますし、

 

だからです。

 

更に、最も大きなその理由をズバリ言ってしまうと、

 

「VLOOKUP」が、「XLOOKUP」になったり、

「ピボットテーブル」が、「パワーピボット」になったり、

「クエリー」が、「パワークエリー」になったりと、、

 

そうした他人の都合(開発者マイクロソフトの都合)

で、その都度 振り回される はしたくはないから、、、

です。

 

そもそも、そうした煩わしさいうのがイヤな性分なのですが、

最近のその最たる事例だと思いますのが、

 

Windows11がどうにも使い勝手が悪くて、評判悪く

わざわざWindows10に戻す人まで続出していて

 

Windows11の利用者数がリリースからもう2年も経つ

というのに、今だに2割に届かずだと言われている中で、

 

ユーザーが何度もOS入れ替えするその要らん手間に

掛かる時間というのは、いくばかりのものなのか?

 

 

話ちょとそれましての、結論ですが、

 

VLOOKUPでもXLOOKUPでも、色々と関数組み合わせて

複雑怪奇な関数組まにゃならないようなケースでは、

 

それだったら、自分でVBAのマクロを組んで「MyLOOKUP」

を作った方が良い(断然早い!)思いますし、

 

パワークエリーの場合でも、「読み込み」ボタンで済む場合

に使う分にはいいですけど、「データの変換」ボタンの先の

難しい設定方法を一所懸命に覚えるくらいの時間がもし

あったならば、

 

マクロを覚えて、自分で「Myパワークエリー」を作った方が、

全然早くて便利だと思います。将来の拡張性も思いの

まま、ですね。

 

とにかく、パワークエリーの使い方を熟知しよう思ったら、

その為の本が一冊出てるくらいな勉強量になるかと思います

から、

 

私の今回出したこの「緑本」の第4~5章に載っている

基本コードを活用して頂いて、IF文のいくつかをそれに

加えて行くことで自分なりに応用して、、

 

拡張性も自由度も抜群!な上に、短時間の勉強だけで済む

思います。

 

マクロで作った自分オリジナルの「Myパワークエリ─」

であれば、なんの制約もなく、操作性も拡張性も高い、

自分都合の機能が自由に作れますし、「Myピボット」への

使い回しも、大いに可能と思います。

 

それこそが、

「マクロを作る」ということの本質でありますので、

私の本の主旨(中心となる事柄)でもあります。

 

以上、日ごろからマイクロソフトに振り回されたくない、

極力依存したくないと思ってる(マイクロソフト嫌いの?!)

私の考え方で、ですが

 

なるべくマクロを組んでExvel既存の機能に頼らないよう

するため唯一の方法が、自分でマクロを組むこと、

それしかないわけです。

 

この是非に関しての「議論」をぜひ、盛り上げて行って、

 

特に、Excelの

「XLOOKUP」や「パワーピボット」や「パワークエリー」、

ツール類の「RPA」だとか「BIツール」だとか、等々

 

・すでにこれら使いこなしているユーザーの方、

または、

・これらに困っているユーザーの方、

が居られましたら、

(※但しくれぐれもRPA業者とおぼしき人はお断り!)

 

ぜひ、色々と率直なご意見や議論のメッセージを、

下記自由に書き込んで頂けたらと思います。

 

 

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英語が話せない日本人とマクロが書けない日本人

2023-08-01 09:33:00 | マクロ作成のコツ

昨日、
【速報】2023年「全国学力テスト」結果公表 4年ぶり2度目実施の英語「書く・話す」で正答率低迷 課題浮き彫り
とのニュースが列島を駆け抜けて震撼をさせましたが、

まぁ、それは中学生に限った話てはありませんから、
最近また多くなったインバウンドの外国人旅行者が
こぞって言っているのが、

「Japanese can't speak English.」
(日本人は英語が話せない。)

です。

遠ーく昔の学生時代を思い返せば、
教科書に書いてある英文を皆でただ読み上げること
しかしてこなかったですから、話せるわけがないのです。

英語の授業で、英語を話す為の勉強も練習も試験も、
受けた記憶が無いですから、当たり前と言えば当たり前。

外国人の言ってることは何となくはわかるんけど、
自分の答えや気持ちが口から出て来ない、、、
相手に伝えられないのです。

これは、マクロでも一緒です。

いざマクロを作ろうと思ったときに、何をどう始めれば
いいのか、、、

それがさっぱり出て来ないという人は実に多い、
勉強時間の掛けどころを間違ってしまっている人
だらけなのが現実だと思います。

だから、マクロもリスニング(読む、聞く)の勉強を今すぐ
やめて、スピーキング(書く、話す)型の勉強スタイルへと
変えていかないといけません。

他人の書いたコードを解読する勉強なんてやったらダメ!
なんです。

VBAは、書く人によってコードの書き方も難易度もまちまち
ですから、その都度違う勉強を余儀なくされる。

第一、コードを読むとはプログラムの流れ(解法のアルゴリズム)
を読むということであって、

短文の構文が読めたところでプログラムの解読なんかできる
わけがないです。

他人の作ったプログラムを解読して直すよりも、
一から自分で作り直した方がよっぽど早いと言うのが、
プロのプログラマーの常識事であるわけです。

Excelを自動化する為のVBAのコード(それほど大規模
ではない)の場合であれば、それは尚更です。

 

英会話もマクロも、掛けるべき正しい勉強に時間を掛ける、
「英語の場合は外人とどんどん話す、

マクロの場合はプログラムを作る練習をどんどん繰り返す!」
それしかありません。

 

 

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大人のプログラミング

2023-07-24 09:26:40 | マクロ作成のコツ

「ノープログラム」、つまりプログラミングなしでパソコンの自動化ができる!って謳うツールの
シナリオ作成等、難しい操作方法を一所懸命に勉強して利用しようとする人が、日本人
には実に多い思います。

それって、何かおかしくはないでしょうか?

世界のIT先進国と呼ばれる国々から大きく後れを取ってしまったと揶揄されている
この日本でも、ようやくと2020年から小学校でプログラミングの授業が義務化されました。

それでも、このDXやAIの時代を見据えてプログラミング教育に力を入れている
IT先進国には到底まだ追いつけそうにありません。

たとえば、イギリスでは「Computing」と呼ばれる教科が用意されていて日本が
小学校の高学年からプログラミングの授業を始めるのに対して、義務教育がスタートする
5才からIT教育を始めています。

しかも、日本で今始めったプログラミング教育の成果が出るのはあと10年か20年は
先の話です。あと10年もITで負け組を続けていたら、到底、このITの時代にあって、
IT最貧国になりかねないと危惧しています。

つまり、現存する今の現役世代に対してのプログラミング教育が重要(大人にも
プログラミングの教育をするべき!)であるわけですけど、当の現役世代はと言えば、
ツールに頼ってプログラミングの勉強は一切やりたがらない大人ばかりです。

誰が他人が作ったツールやソフトやアプリの使い方に関しては、時間を掛けて一生懸命に
勉強して覚えようとはするけれども、プログラミングに関しては一切踏み込もうとしない人
だらけです。

ツールを使いこなすことがIT力だと勘違いした風潮がこの日本には漂ってしまっている。
(もし、それが正しいのだとすれば、小学生のプログラミング教育なんかやめてしまって
「ツールの使い方教育」をやればいいのだろうと思うのです。)

それで、プログラミングと言ってもピンからキリまであるわけです。言語にしても組み方にしても
様々あります。これまで、プログラミング経験の全くない大人でも比較的簡単にできる
キリのほうの(つまり、ローコードの)プログラミング言語を覚える。
その方が、例えばRPAみないなものの複雑なシナリオ作りよりも、ずっと簡単に覚えることが
できます。

その最たるものが、ExcelのVBAになります。この文法は至って簡単です。その昔に、
パソコン持ってた人なら誰でも組んでいたBasic言語の類似なので、そのベーシックな
レベルです。難しい領域もありますが、そこには立ち入らなくてもExcelの自動化の
95%は可能です。

ただ、プログラミング未経験者にとってちょっと難しいのはそうした言語の文法よりも、
アルゴリズムというかロジックです。問題の解法や理論の組み立て方です。コンピュータに
どういう手順でこの問題を解かせればよいのか?それを人間が考えるということです。

けど、今小学校で始まったプログラミングの授業では言語は教えませんからそのロジックのみ
を学びます。つまり、それは小学校の義務教育でも習う小学生レベルに過ぎません。

特に、理系出身の人であればアルゴリズム(数学的な)やロジック(回路的な)、
そういったものには比較的強い人が多いと思いますから、その意味でもVBA未経験の
エンジニア(理系頭の人)には、下記の「緑本」を是非おすすめしたいです。

製造業その他で、大量のデータを抱える技術職(エンジニア)の皆さんには、
このような簡単プログラミングを利用してデータ入出力に掛かる時間を大幅短縮し、
研究・開発により専念して頂けるよう望んで書いています。


『エンジニアがExcel VBAを簡単に学べる本』日経BP 渡部守著(2,090円)

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マクロの悪循環の人

2022-09-11 10:11:09 | マクロ作成のコツ

ここの三太郎式のマクロ勉強法いいますのは、
ワンレッスンの所要時間が、たったの「15分」です。  

だから、

とにかく毎日忙しく働くビジネスマン&ビジネスウーマンの
皆さん向きです。

忙しい中でも、毎日短時間のすき間時間を使って、マクロで
【時間の好循環】を生み出す為の方法が、この三太郎式の
マクロ勉強法の特長になっています。


それは、すなわち  

【マクロの悪循環の人】の 特徴

 本は買ったけど・・・ → 忙しい → 勉強は後回し 
  → 忙しいまま → 勉強は後回し → 忙しいまま・・・

(マクロの必要性はわかってはいるけれど・・・の人。)


そのような人を下記に変える!

【マクロの好循環の人】の特徴

 忙しい(マクロが必要)→ 短時間のレッスン勉強 →
 ちょっとした一部のマクロ化 → その効果でやや余裕
 → 次のレッスン → 次のマクロ化 → また時間に余裕
 → 次のレッスン → 次のマクロ化 → マクロのスキル
 がどんどんアップ! → 中・上級部分もマクロ化できる!


これこそが、

当講座の教え方『三太郎式マクロ』での上達必勝法
となっています。

だから

ここのレッスンは、仕事が忙しく時間のない人にとって、
非常に、非常に重要ですよ!

 

 

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マクロにもビギナーズラックあり!

2022-07-21 10:51:24 | マクロ作成のコツ

先日、あるセミナーに参加した時に、
たまたま隣の席tだった女性が
「ネットで見つけたサンプルコードで自動化できた!」
って私に言うんです。

マクロにも、競馬と同じで最初だけよく当たる
「ビギナーズラック」ってのがあるんですよね。

それに味を占めてしまうと、どうなるか?

次にネットで探し当てたサンプルコードで、
ビギナーズラックでExcel自動化できて得た時間の
何倍も、そのコードにシコタマの苦労をするわけです。

競馬でその後にシコタマ損するのと一緒ですね。

後で最初のサンプルコードをちょと直したくなった
場合にも、得をした何倍も、何十倍も時間浪費して
苦労します。ちがいます?(笑)

それはまさしく、「当たるも八卦当たらぬも八卦」
です。見ず知らずの他人のコードに頼ようする人は
必ず痛い目に合います。

だから、マクロは自分で確実に一から組める方法
覚えないといけません!

何度も繰り返して言いますが、けっしてネットでの

サンプルコード探し に精を出して結局 大損する人

だけにはならぬようお気を付けください。

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80代の年寄りにVBAが出来るわけがない?

2022-07-10 08:52:39 | マクロ作成のコツ

前回のメルマガに

「小学生でも、82歳のお年寄りにもできたことが
 あなたに出来ないわけがない!」

と書きましたら、、早速、

「それは本当か?そんな年寄りにVBAが出来る
 わけがない」と、かみついてきた(!?)人が

居ます。(笑)

本当です。その証拠の動画です。

以前、当講座にも度々ご登場いただきました
京都で電気店を営んでいたでんさんの

自作マクロの デモ動画(YouTube)です。

実はこの動画のでんさん、コロナ禍の一昨年に
85歳で癌でこの世を去りました。

英国在住の娘さんから、わざわざその知らせを
頂戴しまして、翌年に奈良にあるお墓にお参り
に行きました。

京都からほど近い宇治市の小高い大きな霊園の一角に
でんさんのお墓は、ひっそりと佇んでおられました。

 

実は、そもそもこのメルマガ講座を辞めると10年前
だったかに私が言い出した時に、でんさんから

「終わるなんて、もう寂しゅうて、寂しゅうて・・」

とのメールをもらいまして、

それでその時には、そう言ってくれるでんさんの為に・・・
と思いまして、メルマガ辞めるのを辞めるに至った次第です。

けど、もうそう言ってくれるでんさんもこの世には
居なくなって、きっと今頃は天国で、好きなマクロ
作りを楽しんでいることだろうと思います。

コロナ禍の中で、長野から奈良へのとんぼ返り
にはなりましたが、そんなでんさんの墓前で、
「メルマガを辞めます」との報告が出来ましたので、

何だかんだと辞める理由をここで述べてはきました
けれど、実はそれが一番の理由になります。

生前に、遠く離れて暮らす娘さんにまでもいろいろと
当マクロ講座のことを嬉しそうに話していたとの事で、

わざわざご家族から訃報のご連絡まで頂戴しまして
私も、もう思い残すことはないという想いです。
謹んでご冥福をお祈します。


それで、自営業だったでんさんは、仕事の貸借対照表から
趣味の浪曲カセットの管理やら、町内会で役員を務める
子供会の名簿に至るまで、

身の回りのありとあらゆるデータ処理はマクロ化を
やりつくしてしまって、作るマクロが無くなって、

「もう寂しゅうて、寂しゅうて・・」って、

生前によく言っておられたぐらいの人でした。

年下の私が言うのも失礼ですが、
なにしろ素直な方で、メルマガに書いた私の教えの通りに
やってくれるような人でしたが、

何しろお歳ですから、キーボードは指1本で、画面も
老眼鏡付けたり外したりをしながらのパソコン操作
にもかかわらず、

それでも、忙しい自営業の電気店を営みながら、
ありとあらゆるデータはマクロ化し尽くしてしまう
ほどの人でした。

しかも、プログラミングを初めて始めたのは、
当メルマガに登録した70歳を過ぎた年齢からです。

通常であれば、VBAプログラミングの講座というのは、
20代-30代が中心で、精々40代がちらほらと居る程度
だと思いますけど、

当講座は年齢層が幅広く、今新塾生募集中のアカデミーでも
過去の卒塾生の平均は50代-60代が中心となっています。

 

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