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初心者向けマクロ講座「Go!Go!マクロ」の筆者三太郎の公式ブログです。

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エクセル仕事の自動化が誰でもできる本

3千円のVBA参考書では無理ですか?

2018-09-27 06:24:44 | VBAあるある

Q.

3千円のVBA参考書では無理ですか?


A.

これは、はっきり言ってしまいますと、長年プロの厳しいシステム開発の現場で 若いプログラマーへの指導をしてきた私から言わせるとですが、 この分類 がちゃんとわかっていて初心者には難しいカタカナ専門用語なしで教えられるレベルの人は、残念ながらVBA参考書のライター レベルの人には一人も見当たりません。

そもそもが、現場の優秀な売れっ子のプログラマーいうのは、今どき引っ張りだこになりますので とても参考書など書いてる暇などあるわけがないですし、本の微々たる印税稼ぎをするよりも、 システム開発の現場でガンガン稼いだ方がずっと遥かに割がいい、単価も高いです。(つまり、はっきり言ってしまいますと VBA参考書のライター=厳しいプロの現場では通用しない暇なプログラマー、であるわけです。)

で、それ故に、本屋やアマゾンで売っているVBA参考書は、どれもカタカナ用語の羅列になっています。 これはどのような専門分野でありましても同じ思いますが、ちょっと詳しい人であれば専門用語を書き並べて教える という事なら誰にでも出来る話です。ではなくて、初心者にもわかり易く、専門用語を使わずに、 ビギナー相手に適切に教えられるレベルに達するまでには、それ相応の深い経験を要するわけです。

 一例ですが、VBAはマクロ言語であるにも関わらず(マクロ言語としてVBAを使いたいビギナー相手 にも関わらずー)「スペル間違うと困るから変数名宣言はオプション入れて強制しろ・・・」だとか、 プロから見たらそんな失笑されるような事を、平気で本に書いているような人が VBA参考書の場合には非常に多く見受けられます。

 VBAをマクロ言語として使う場合には、変数宣言の強制は要りません無用の長物です。あくまで 我々の学ぶべきVBAいうのは、マクロ(操作の自動化)の為の言語なんですから そのような面倒はさらさら必要ありませんし、マクロ言語では(VBAを含めて)変数宣言を強制させる 言語というは当然、ただの一つもありません。そもそもが変数宣言の目的はスペルチャックなんかでは 毛頭ありません。

 例えばですが、ワードにもスペルチェックってデフォルト設定である思いますけど(勝手に 余計な波線張られて何とも邪魔なあの機能です・・)、あれって必要ですか?
 私なんかはそれ、いちいちうざったいですので ワード使う時はその設定は外して使うことが多いですが、 要は、「スペルチャックも出来ないでそれ機械に頼ろうなんてヤツは、文章書くな!」ってことですよね(笑)。 それ、プログラミングでも同じです。「自分で付けた変数名のチェックも出来ないようなヘッポコな奴は、 プログラムなんか書くな!」っていうことです。(笑)

 初心者に散々余計な勉強に時間使わせておいて、あげく、変数名のチャックだけは手間なく自動で 機械にやらせろ?って言っているわけです。まっこと本末転倒です!
 仕事のできる賢くまともな人いうのは皆、メール送信時での「相手の名前」も、プログラミング時での「変数の名前」も、 そうした間違えたらいけない部分は必ずコピッペして使いまわす、そのクセが付いているものですね。 いちいち無意味で面倒で思考中断を招く変数宣言をする暇があったなら、そのコピッペのクセを付ける練習をしたほうが 余ほどマシな時間の使い方だ、と私は思います。

だから、到底間違ったそのような主張やカタカナ用語の羅列となっているVBA本は、 たとえ3千円だからといっても絶対に買ったらいけません。3千円の本を10冊以上も買って1つの マクロも組めてない言う人を、私は大勢知っています。

 (すみません、ちょっと私もそのような間違った事教えてる人へのストレスいうのが溜まっていました 為、参考書ライターの皆さんにはちょっと今日は厳しいことを言い過ぎたかも知れません。m(__)m)

 

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高額セミナーにも行きたいのですが・・・

2018-09-25 06:49:18 | VBAあるある

Q.

できれば、巷によくある高額セミナーにも行きたいのですが、今お金がありません!

A.

 私も、です。お金はありません。(笑)

一つ、お金の使い道で迷った時の私の場合の判断基準なんですが、
 「投資」「消費」「浪費」この3つに分ける、ということにしています。
 
これに使うお金は、この3つのどれに当てはまるのか?

と考えてから、 じゃぁ、使うべきかかどうするか を考えます。

この判断基準は人それぞれと思いますが、
例えば年末に今年使った主な購入品のお金を この3つに分けてみて、
このうち「投資」の金額の割合が多かったいう年には、

「来年はきっといい年になるな~」

という予感がしてきます。自分の気持ちが前向きになれている証です。
自分のお金の使い道をちゃんと把握しておけば、おのずと未来は見えてくる。
それが「自分投資」というものであるに間違いはない思います。

でも、その「投資」先も間違ったら元も子もありませんですから、
例えば、VBAの 高額な日帰りのセミナーへ行ったとしても、
3千円の本の内容を1日で詰め込むだけ詰め込まれる というだけでありますし、

決まって最後にやる演習では、予め主催者が用意した(直しやすい)
サンプルコードを渡されて、「はい、よく出来ましたね!」と、
そう ただ出来そうな気にだけさせられて、気持ち良く帰される・・・。(笑)

でも実際、帰って実務であなたが作りたいマクロのそのような
直しやすいサンプルコードは 誰も用意はしてくれてませんから、
ネット上でどこの誰が作ったのかもわからない(意地の悪い人が
わざと複雑怪奇に組んだ)サンプルコードに翻弄するだけ、
となってしまうわけです。

また、数十万円するPC教室のVBAコースで学ぶ場合では、
ビデオ学習にて上記と同じ詰込み をされるだけになる思いますし、

よく聞く話では、VBAコースに申し込んだつもりが

「あなたはまだマクロを習うレベルに達していないですから
まずはこっちのエクセル操作のコースを受講してください。」

なんて言われた経験ある人が 実に多いという事実です。

けど、マクロは主に、現行でやっている面倒な作業の自動化がしたくて習う
ものであるわけなんですから、 普段の手作業でよく使っている機能以外に、
別の余計な操作を覚える必要というのは毛頭ありません。

それは、その教室のVBAコースで教える範囲が理解できるようにする為
でしかありませんので、 決してあなたに必要な勉強でも、あなたの能力不足でも、
ありません。

いわゆる「勉強の為の勉強」を強要される、というだけです。

なので、私は普段からこのような相談を受けた場合、
VBAコースの他にもエクセルの(初級、中級、上級 など)コースが
用意されている講座に行ってはなりません!と、アドバイスしています。

でないと、必ずあなたには必要のないエクセル操作のコースも
受講強要される事になりますし、 そのような講座で最上級コースに
位置付けられているVBAコースに、いきなり受講してきた 生徒さんに、

そう易々と最上級者向けであると定義されたVBAコースをマスターされて
しまっては、 教室側も商売あがったりとなって 困るわけです。
(なので、Excel教育の世界には、 VBAはわざと難しく教えている・・・
という悪意ある業者が少なくないです。くれぐれもご注意ください。)

そもそもが、Excelの操作を教えるのとプログラミングを教えるのとでは
根本的に全くの別物ですから、それを同じインストラクターに教わる
ということ自体が ちょっと考えられません。

マクロは必ず、マクロ専門の先生から教わったほうが良いと、
私は正直そう思います。

 

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当マクロ講座について

2018-09-18 09:16:33 | VBAあるある

オブジェクトだと言う要素を取り除いてしまえば、VBAは至って簡単に
(ほぼ昔のBASIC言語のレベルに・・)なります。

けれど、VBAからそれ取り除いて教えられるという先生は存在しません
でした。VBA教える人は皆こぞって、
「オブジェクトオブジェクト、メソッドメソッド、プロパティプロパティ、」
ばかりを言っている。

なぜならば、それには高度で幅広いプログラミング言語の知識や能力というのが
必要になってくるからです。それは言わば、言語の中身を分析して分類する
能力です。

そもそもが素人向けの言語であるVBAを教えるような人に、そのような
高い能力と豊富な経験を持った人というのは残念ながら一人も見当たり
ませんでした。

そこで、SE暦25年で富士通ラーニングメディアのメイン講師を計8年
務めました私が満を持して、まぐまぐのメールマガジンという当時ネットで
大人気だった媒体を使いまして、その解決に乗り出したという次第です。

以来14年間、メルマガによる情報配信を続けてきまして、この分野では
異例の読者1万人にまで到達することができました。読者の皆さまには
日頃よりの御支持並びに御支援、誠にありがとうございます。

それで、私が分かってるだけでも数かぞえきれない程の成功者の実績を
着実に積み上げて参りました。働き方改革のブームにも乗ってか、今と
なっては減りはすれども決して増えることのないメルマガ読者の登録数も、
どんどん増え続けています。

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楽しくなければマクロじゃない!「1行は1つの目的のみで書く」

2018-09-15 09:36:47 | マクロ作成のコツ

前回のメルマガ記事に関して早速、心温まるご感想を頂戴しました。
(以下に全文載せます。)

 ↓↓↓↓↓↓

私はまだマクロを始めたばかりの初心者ですが、
今回のお話はとてもためになりました。

思い起こせば、私はマクロで業務を自動化したいと思い始めてから
過去には色々参考書を買って見てみたり、実際にVBAの講座に参加したりしましたが
結局業務の自動化ができないでいました。

今ひとつマクロの『勉強』などする気が起きないでいました。

そんな中でたまたま見つけた
三太郎さんのWebサイトで、「1行は1つの目的のみで書く」というのに
非常に衝撃を受けて「とても分かりやすい!」と思ったことを思い出しました。

それまでは参考書などで3つも4つもある動作を1行に詰め込んでいるので
何をやろうとしているのか理解するのが面倒で嫌になっていました。

それが、三太郎さんから教えていただいた「1行は1つの目的のみで書く」
という方法だととても分かりやすく、購入させていただいたゴールドディスクの
レッスンをしていても「勉強」などという堅苦しいものではなく、
「遊び」の延長線上のような感じで本当に楽しく感じています。
(ゴールドディスクのレッスンはちょうど半分が終わったぐらいです。
新たな理解に繋がるので、残りのレッスンもとても楽しみです)

その結果、最近では毎週作成する必要があるレポートを自動化することができました。
そして今は月次のレポートの自動化に取り組んでいます。

これも、三太郎さん推奨の「1行は1つの目的のみで書く」ことと、
ゴールドディスクのレッスンのおかげです。

本当にありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いいたします。


 ↑↑↑↑↑↑ここまで


ご感想、誠にありがとうございます!

この方、マクロを「遊び」の延長線上のような感じで
楽しく勉強されているとのことですが、

マクロって、ある意味「ゲーム感覚」ですよね。

もぐら叩きのもぐらが 出たり引っ込んだりする代わりに
マクロでは、シート上のデータが、出たり引っ込んだり
するわけです。(笑)

普段、苦労して手作業やってるExcelのデータですから、
これはゲーム感覚以上に楽しく、且つ、実益もあります
から、更にマクロは楽しいものであるのが当然と言えば
当然です。

まさしくこれは、私の口ぐせの
「楽しくなければマクロじゃない!」
です。

まだ始めていない人も、マクロで楽しい思いをぜひ
経験してみてくださいね。

 

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