GoGoマクロのブログ

初心者向けマクロ講座「Go!Go!マクロ」の筆者三太郎の公式ブログです。

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テレワークを考える

2022-07-03 11:09:39 | ITの仕事

テレワークというのは、自宅で仕事ができるなんて新鮮さと斬新さ、
朝の支度や通勤時間も無くなって、当初はすこぶる効率上がったわけですが、

それもしばらくして慣れてくると、その新鮮さもどんどん薄れていくので
どんどん仕事の効率も当然落ちて行きます。
加えて、回りに上司や他人の目がない分、緊張感やモチベーションも

下がり気味になるものです。

コロナのずっと以前から、いち早くテレワーク化を進めてきました当社でも
その欠点というのを既に10年前から感じており、それで、最初に目を付けた
のがサテライトオフィス化でした。

従業員の自宅の近所に狭い部屋を借りて、会社のサテライトオフィスとして
そこで仕事をやってもらう。

けど、これ思いのほか(家賃以外にも)必要経費が掛かります。
それで、コロナ禍になってから、まず固定費の圧縮で身軽になる事が
経営上の急務と捉えまして、サテライトオフィスは順次閉じていく事に
努めました。

(当社、コロナ禍は余り影響の少ない業種ではありますが、
世界各国一葉の財政出動と金融じゃぶじゃぶの後始末が、
必ずコロナ後には待ち受けてるのは確かですから、むしろ
世界経済の危機はコロナ後なんだろうと踏んでのことです。)

 

それで今現在では、私も含めてリゾートテレワークの田舎暮らしをして
気分転換のしやすい環境に、更なる気分転換にはコワーキングのできる
近所のカフェに通う日々をおくって仕事しています。

 地方でのリゾートテレワークワーキングカフェ

この組み合わせこそが、私的なテレワーク成功への結論と思う次第です。

これ以外に長期にわたってテレワークが成功する手立てはない。
(たぶん!

 

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久しぶりの大規模開発仕事

2022-04-19 08:54:38 | ITの仕事

表題の件で、いまハードディスク割り当ての設計をしてます。

例えば、

長らく初心者に教えてきたExcelのマクロでは、

何と言ってもその入り方は

「マクロの記録」+ちょっとしたその「コード修正」

これが出来るようなることです。

(補足)プログラミングで言うコードとは、

コンピュータに対する命令を記述したもの。

と言うことになりますが、専門的にはこれを

ソースコード(略してソース)なんて呼びますから、

プログラマーの使うパソコンの中に「src」という

名称のフォルダがもしあったなら、

それは、(ほぼ100%)そのソースコードが書かれた

ファイル群が入れてあるフォルダになります。

 

で、いま私が設計している共有ディスクの構成は基本、

システム名---src---機能名---ソースファイル群

もしくは、

システム名---src---機能名---人名---ソースファイル群

の様にしよう思いますが、

これも開発する規模によって大きく異なってきますから、

機能名の前にサブシステム名を加えたり、

人名の前にサブグループ名を入れた方がよかったり・・・、

まぁ、いろいろです。

あと、一番気を付けなければいけないのが、

履歴です。

個人的には、この「src」というフォルダに、

「src2」や「src2」、「src_new」だったりで、

履歴を残して置きたいがために色々フォルダ

増えていく言うのが、プログラマーの心情です。

その辺も予めの設計で決めておくか、

自由度広く持たせた方がいいか、

はたまた何かのソース管理ツールを用いるべきか、

もろもろ悩み尽きないところです。

 

そんなこんなの、実務設計者の今日この頃であります。

 

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Excelで、大分県の山崩れ現場の標高地図を作ってみました。

2018-04-13 07:43:13 | ITの仕事

ほんと、先日の大分県で起きた突然の山崩れというのは、

山岳地帯に住んでる人にとっては元よりですが、そんな山合いにある田舎の集落ではなくても(結構な都会の中でも・・)、家の裏に崖や丘や小山等々のあるところに住んでるという人にとってみたら非常な恐怖で、実に恐ろしいとしか言いようのない自然災害ですね。

それで、今回の山崩れの被害現場(大分県中津市耶馬渓町金吉付近)の標高地図というのを、当社の地図ソフト(これもエクセルのマクロです。)で作ってみました。

 

この図は、これで縦横5メートル毎の3次メッシュ(縦150メッシュ×横225メッシュ)の1区画分のデータを、エクセルに(その1メッシュを1セルに)表示したというものになりますので、これはこの全体で、縦(南北方向)に750m、横(東西方向)に1125mの地形を現しています。

「なお、この地図の作成公開に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の基盤地図情報を使用しています。(承認番号 平29情使、 第1485号)」

 

ちなみに、この現場付近を国土地理院のWeb地図、並びにGoogleの衛星写真で見てみるとこのような場所になります。 

 (両地図共、崩落現場は右上方の川の曲がった所の左岸辺りになります。)

最初の図のExcelは、国のビックデータの有効活用ということで国土理院のホームページにて無料公開されている「5mメッシュ標高」という高精度な3次元地形データを元に、そのデータをExcelシート上に展開するマクロを用いて描いた(標高別にセルを色分けした・・)というものになっています。

以前(かれこれ十数年前)に、国土理院から有料で販売されていた同類の「50m」&「250m」メッシュ版のデータに対応したソフトを、最近、大幅な改修をして「5mメッシュ」用に作り変えたというものです。

この拡大機能で詳しい現場の標高差を数値で見てみると、

このように数値も見えるソフトとなっています。

 

で、このソフトの活用例としては、以下のような「我が家の防災マップ」的なものも、普段から使い慣れたExcel上でこうした地図に描けるかと思います。

実は、昨年オープンした長野で2つ目の当社サテライトオフィスも、川沿いの小高い崖の上に(市指定の危険区域内に・・)建ってありますので、いざという時の為にこのようなExcelの標高マップに避難経路等を書き込んだ防災マップを作ってみました。 

 

なにぶんにも、国や自治体から(ネットで)提供されている防災地図(いわゆる「ハザードマップ」)というものがあるかと思いますが、何故だかそれらは皆「PDFのファイル」になっている思いますので、パソコン上では見辛く、書き込みもできませんですし、大きすぎて(範囲広すぎで)家庭用のA4プリンターでは印刷するのも困難かと思います。わたし、

 「考えること=何か思いついた事を書き込むこと。」だと思いますから、、

「自分の家の防災を考える」ツールとして、特に普段からExcelを使い慣れてるという人には、是非このマクロ活用して欲しい(これに色々書き込みながら自分家周辺の防災についてを考えて欲しい・・・)そう願って、この地形図作成マクロというのを開発しました、といった経緯がこのソフトにはあります。

これは、エクセルのシートにこういったメモが「自分で自由に書き込める・・・」というのが最大の特長となっています。(なお、「IT技術で社会に貢献する」というのが当社創業時の理念にもなっていますので、後々準備が整いましたら、このマクロもまた無料配布していきたい思っております。)

 

最後に、今回の山崩れでお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、まだ見つかっていない女性には妊婦さんもいるということで、今からでも奇跡的に救出されることを、願ってやみません。

自然災害の多い日本列島に住んでいる限りにおいては、決して他人ごとでは済まない思いますから、「防災意識」ぜひ皆で高めていきたいものですね。

 

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山形県がMS Office回帰

2013-09-06 07:40:27 | ITの仕事

昨日のCNETJapanのニュースで、


▼山形県がMS Officeを再評価、2014年度中に全庁導入--OSSから回帰 (_CNETJapan-トップ - 2013.09.04)
http://japan.zdnet.com/business-application/analysis/35036808/


という記事が出ましたが、経費削減で数年前から地方自治体に広まってきていた無料(または小額)のOffice似ソフトへの依存体質へ歯止めがようやくかかってきたという感じですね。

記事によると、2年前にOpenOffice.orgを全面採用した山形県では、書式やレイアウトなどが崩れる事象が頻繁に発生しての手直しでの作業効率低下で、かえって人件費の無駄を招いてしまったということです。


こういったOffice似ソフトというのは、「マクロはほぼどれも使えない!」というのもさることながら、これら使ってみると一目瞭然なんですが、やはり真似したバッタものは所詮、バッタものに過ぎない・・という感じがするわけです。

たとえば、Excelをそっくりに真似した模造の表計算ソフトではなく、独自のもっとExcelより使いやすい(私の希望としてはExcelより軽い)表計算ソフトというものを独自の技術で開発して、それを安く(または無料で)提供してくれるというのであればともかくなんですが、ただ、Excelそっくりの互換性(ファイル形式も操作性も・・)だけを強調して、本家より安い事だけを売りにするソフトというものは、いかがなものか?と思ってしまうわけです。(独占企業なのでOfficeソフトが高いというのは事実ですが・・・)

かつて(もうなくなってしまった?)ロータス123というExcelに対抗できる表計算ソフトが存在していたように、マイクロソフトがこの分野を独占することが決してよいことではないと思いますので、そうしたソフトを製造する会社や団体は、Officeの模造ではなく独自の対抗できるものをぜひ目指してほしい・・・と願っています。


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IT不況が悪化中

2011-02-18 10:59:51 | ITの仕事
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昨日の日経ニュースにも報道がありましたが、
ITサービス8社、下方修正相次ぐ (_日経_NET)


ここへ来て、IT業界の状況たるや、すこぶる悪化の一途の状況ですね。

この記事中でも、「昨年末から厳しさが出始め、少ない案件を巡り価格競争も激化している。」といった内容が富士通の責任者談として書かれていますが、

正にその通りです。


リーマンショック以降というよりも、昨年末から、、、 
というのが実に顕著です。


今、IT業界で仕事が増えているのは携帯のスマートフォン関連だけだという話もありますので、

それで見た目は押し上げられているので、IT全体の数字としてはとんとんのようにも見えますが、大手のダンピングもあって既存のシステム開発市場は壊滅状態といった様相を呈しています。

ちょっと前なら何処にも見向きもされなかった低価格、悪条件の案件でも、最近は、手を挙げる業者が殺到するなんて状況にあるようです。


幸い我が社は業態がニッチなので、その中にあってはまだよそよりマシな方ですが、、、

この際、アンドロイドアプリ市場への進出でも図ろうか?と、社内で真剣に議論し始めた昨今です。



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ソフト開発業者選びのコツ

2011-02-02 09:21:18 | ITの仕事


ソフト開発の業者選びというのは、担当者にとって非常に頭の痛い難しい選択であることと思いますので、
私もよくそうしたご相談をうけるなんわけですが、

そんな時のコツといいますか、業者選定の最大ポイントは、よいシステム作りには「コンピュータ知識」と「業務知識」のどちらが重要か?と、この問い対して、「業務です」と答えた業者を選ぶということだと思います。
間違っても「コンピュータだ」と答えるSE・業者を選んではなりません。

まぁ、大抵の(全うな)業者であれば、「両方です」と答えるだろうとは思いますが、
まずこの短い質問を一つするだけで、ダメな業者をふるいに掛けて落とすことができます。

動かないシステムや、役に立たないシステム、使いづらくて仕方ないソフト、等など、
これらの山が築かれてしまう大半の原因というが、ユーザー業務にまったく興味を持たない(他人の仕事には
すこぶる無関心な)俗に言うオタク的なコンピュータの技術者が作りだす業務ソフトウェアにあると言えます。

特に、ダウンサイジングでそれまでの大型計算機からオープンシステムが主流となってきた90年代以降、プロの中にもそうしたプログラマーが増えてしまって、ユーザー業務に精通しない限り、よいシステムなど作れるはずもない・・・という基本がまったく解かっておらず、

「コンピュータさえ詳しけりゃいいじゃん!」的な考えのSEやソフト業者が実に多くなってきていて、失敗の山を築くわけです。

発注者側の方でも、「業務知識はこちらでフォローするからSEさんはうちの業務なんか知らなくても大丈夫です。」などと考えてしまいがちですが、それはまったくの間違いです。

担当SEには、自社の属する業界知識や自社の業務知識に精通することを第一に求めることこそが、システム開発を発注する際の、よいソフトを作る際の、基本中の基本である。と私は考えます。





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株投資関係のExcelシステム2

2010-12-15 10:36:30 | ITの仕事
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前回の話の続きですが、

まずの要件定義(実現の可否を見極める為のコンサルティング)
の段階では、高速のリアルタイム画像処理関係はなんとか
うまく行きそうでGOサインを出し、

いざ、開発へ取り掛かったしょっぱな、設計の段階から
ちょっとものすごいことになっています。


まず、ご依頼主の投資顧問コンサルタントの先生が作られている
Excelのシートのセルには、関数の数式がビッシリ入った所が
いくつもあって、お互いを呼び出しあっていますのでまともに
RSSと連動させるとRSSでデータが更新される度に、
再帰呼び出しが起こって、しばらく経つとオーバーフローを
起こします。

これを回避するためには、関数部をマクロ化してVBAで
組み直すしかありませんが、

しかも、先生の理論から導いたというその数式(セル関数)は、
長年やってきた私も初めて知ったのですが、セルの制限
(たぶん、1024文字?)をオーバーするほどの長さとなっていて、


備考:「Excel2003 の仕様および制限」では、
  セルの内容の長さ (文字列) 32,767 文字。
  セルに表示できるのは 1,024 文字まで。
  数式バーでは 32,767 文字すべての表示が可能。
  と明記されています。


仕方なく、まだまだ続きのある(IF,NOT,AND,OR,ABS,などが
オンパレードの)長い長ーい数式を分割して複数のダミーセル
を設けて分散させていらっしゃいます。


それで、私がその数式をマクロで処理するために、
紙に書いて展開してみたところ、

な、なんと、A4に3枚に渡り数式びっしりのボリューム
となって、階層を辿ると深い所で7階層、、、1セルだけでも


=IF(
    AND(
        ,
        ,

    ),
    ,
    IF(
        OR(
            ,
            ,
            AND(
                OR(
                    AND(
                        ,

                    ),
                    AND(
                        OR(
                            ,

                        ),
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                OR(
                    ,
                    AND(
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                    )
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        IF(
            OR(
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                    ,

                ),
                AND(
                    ,

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            ),
            ,
            0
        )
    )


とまぁこんな感じで、、、

(数式等は公開できませんので省略しています。)

マクロに書き直した数式を字下げすると、
実に、8段下げにも及ぶとてつもない感じです。。。
\(◎o◎)/!



VBAに展開するだけでも有にまる1日掛かりの作業
となりました。



ご自分の長年の理論に基づいてこの数式を組み、日々、
精度向上のためのこのセル組み込みの横長の数式を
ひたすらメンテされている先生の頭の中は、凄すぎです!




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株投資関係のExcelシステム

2010-12-03 11:50:27 | ITの仕事
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きょうは、本業のシステム開発の話ですが、

Excelというと云わずと知れた表計算ソフトですので
そのコンサルやマクロ開発を専門に行っている当社では

大量のお金のデータを扱っている様な業種(銀行や
株関係など)の顧客が、結構多いわけです。

で、今回、数年振りにこの年末に株関係のコンサル兼
開発の業務のご依頼を受けました。


その内容はというと、株の世界では定番のRSS
(楽天証券が提供するマーケットスピードというサービスで、
リアルタイムスプレッドシートの略称)とExcelシートの連携
システムです。


今回、特に技術的に難しい点が、

マクロでの画像処理を行わなければならない点で、
株取引なので当然、リアルタイムでの高速な処理
というのが要求されます。


今回ご依頼のクライアントさんは、投資コンサルタント
をされている業界では有名な先生ですが、

その先生がネット上などで(半年以上も)散々捜しまくって、
やっとこ、そのような難しいシステム(Excel上のリアルタイム
な高速画像処理)ができそうなExcelの専門業者を見つけた!

(当社のことです^^;)

んで何とか。。。とのお話を頂きましたので、肝心なメルマガ
のほうも余り出せていない状況下ではありますが、
お仕事お引き受けすることといたしました。


難しいついでに、これも株関係のシステム開発の世界では
定番事ですが、

大きなシステムの入替えや難しいシステムの実装作業は、
必ず、五月のゴールデンウィークの時期か、年末年始を狙って
(大納会から大発会までの株式市場がお休みの間に)行う・・・

というのが、業界の常識となっています。(誰しも、もし本番
で止まってしまったら莫大な損失が出てしまうようなシステムは
実機でのテストになるべく長く十分な時間を取りたいですので)


今回も、このパターンのスケジュールで全ての作業が進んで
いますので、数年前に証券会社関係のシステムをやった年以来、
久びさの年末・年始休み無しの(たぶん!?よほど奇跡的に旨く
進まない限り・・・)お仕事となりそうです。



それで、先月そのキックオフのミーティングがありまして
その場で紹介された本件の発起人というの方々と交換した
名刺を見てみると、

特に経済通な人間ではない私でも(日経新聞やテレ東の経済番組
なんかをよくみている人なら)、誰でも知っているような超有名な
外資系の投資顧問会社のビッグネームばかりで。。。

(まさに、リーマンブラザーズ級だー!・・  )



ただでさえ、年末年始に向けて絶対に遅延は許されないという
仕事ですし、ビックネームぞろいのクライアントさんですし、、

今回はいつになく緊張感あるお仕事になりそうです。




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システム屋の利点は・・・

2010-11-16 07:54:33 | ITの仕事
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来月から久しぶりに本業でのちょっと大きなシステム開発の
コンサル&SE業務で開発プロジェクトに参加することに
なりまして、

いつもながらで大変恐縮ですが、メルマガの発行の方はまた
伸び伸びとなってしまうかも知れません。



それで、私のようなシステム屋のSEは何が得か?といいますと、
当然ながらマクロなんかを組んで自分のPC作業を縦横無尽に
自動化できるということもあるんですが、

それよりも何よりも、さまざまな業種の業務というのを知る
ことができるという点にあると思っています。

世の中のあらゆる会社は、多少なりと、全くシステム化をして
いないという会社というのはまずあり得ませんから、

SEというのは、ありとあらゆる業種の企業がお客さんと
成り得る、一種特異な仕事であると思います。

それで、世間的にはよく誤解されがちな事なんですが、
SEというのはコンピュータの知識だけを持っていればよい
というものでは全くありません。

顧客の業務に精通すること、よいシステムを作るためには
これこそが最も重要なんです。

私もそうでしたが、全うなシステム開発会社に就職をすれば、
必ずまずは最初にそれを(SEが顧客の業務に精通することの
重要性を)教わることになりますので、

私も、新人教育や後輩達には口がすっぱくなるほど、そう教え
続けてきたわけなんです。(それに比べれば、コンピュータの
知識というのは二の次でもいいわけです。)

まぁ、それこそがプロのSEと素人のコンピュータオタクとの
最大の違いであるわけです。


例えば、私がその昔1年以上に渡りレストランチェーンのシステム
開発にどっぷり携わったの時には、近代食堂とか、月刊食堂とか、
そういった業界専門誌を日々読みあさる毎日をおくっていました。

普通の人がレストランのことを知ろうと思えば、大抵はグルメ雑誌
を見るだろうと思いますが、グルメ雑誌に載っている情報というのは
言わば上辺の味だけですね、

けど、そういった専門の雑誌には、その味に行き着いた繁盛店の秘訣や
接客に至るまでのお店のシステム部が詳しく載っていますので、

それを知った上で、紹介されてたその繁盛店に行ってみると、
グルメ雑誌を見て行った時とはおのずと味も違って感じられて、
その店の奥の深いものまでが見えてくるものです。

(もし読者の中にグルメを極めたいと思っている人が居られましたら、
そうしたレストラン業界誌を読んでみることをぜひお勧めします。)


また、以前テレビ局向けのシステム営業を行っている会社のコンサル
をした時には、いわゆるトレンディドラマと呼ばれるテレビドラマを
よく観る様になりました。

それと言うのも、コンサルを始めた最初の頃、みんなが揃っての定例
会議の場で最近のドラマの話題について行けずに困った経験からです。

信じがたいかも知れませんが、その会議というのはおじさんたちが
多く集まった至って真面目な会議です。

それは、ビール会社の昼休みに社食でビールが飲めるのと一緒で、
業界変わればなんとやら・・・、他の業種ではありえないようなことが
その業種の常識としてごく普通に存在するもので、昼休みに社内で
ビールが飲めるとか、真面目な会議でテレビドラマの話が毎回出る
とか。。。

いいおっさんが、昨夜のドラマのストーリーを知らないと仕事の話も
できないといった業界だって、世の中にはあるわけなんです。


それで、私もそれ以来すっかりテレビドラマ通(?)のおっさんになる
ことができましたので(笑)、メルマガでも何度かキムタクのドラマ
の話なんかもしたことがあるわけなんですが、

仕事の上での必要性からテレビドラマに興味を持つことができるように
なれたおっさんなんて世の中にそうそうは居ないだろうと思いますので、
それが、システム屋になって得したなぁと思う利点と言えば利点でも
あります。。。



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Excelだけに閉じた会計処理のススメ

2010-10-21 09:00:19 | ITの仕事

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今回のメルマガ講座にてご紹介しました便利マクロは、
私もその昔、各種の会計元帳への入力時などで実際に利用していた
というものなんですが、

特に、小さい企業の経営者さんや自営業の方などで、
Excelだけで会計処理が閉じれるようにしたい
とのご希望を言われる方は多く、

そのご希望に沿って開発した会計マクロの導入後は、
煩雑だった会計処理が実に楽になった!という話は
よくよく顧客から聞かされてはきました。

でも悲しいかな、何か委託をうけて開発する請負会社というものは
(例えば、ホームページ制作会社のWEBが案外とみすぼらしい
サイトだったりして、、、)
どうしても顧客優先、自社のは後回し!となってしまいがちなものなので、

顧客の会計マクロはいくつも開発してきたという当社でも、
お恥ずかしながらつい3年程前まではずっと市販の会計ソフトとExcelを
併用しての面倒な会計処理というのをやっておりました。



で、とうとうお客さんに感化されて・・・といいますか、
当社でもエクセルだけで(マクロを作って)処理をするようにしてから
というものは、

エクセルと会計ソフトの数字が合わなくて四苦八苦・・・
なんてこともなくなり、

月次の処理も決算書も、非常に快適に且つ、
決算を控えた時期の気持ちが何より実にらくーになった、
というのが、いち経営者としては実に大きい変化です。



勤務表からの給与自動計算や、仕分け入力から各種元帳への
自動転記、決算書の自動作成まで、会計で使うソフトはExcelだけで・・・
としてしまえば、
出力帳票も含めてすべてが使い慣れたExcelですから、


特にExcel好きな社員の多い内のような小さな会社であれば、
経営者や経理担当者はもとより、
これは会社の皆が非常にらくーーになるわけです。


会計ソフトでお悩みの中小企業の経営者さんがおられましたら、
是非、Excelだけでの会計というものをご検討されてみてはいかがで
しょうか?


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