昨日の午後3時過ぎ・・・(時間の記憶があやふやでゴメンナサイ)
チィたんが突然の事故で1歳と6ヶ月の人生(と言わせてね)を閉じました。
あまりにも突然のことで、今でもなんだか納得がいきません。
でも、事実なので、やっぱりブログでお知らせします。
あっと言うまの出来事だったようです。
母に頼まれた用事で、すぐそこまで出かけて、すぐ戻ってきたのに。
「チィたんが亡くなっていたよ」と出迎えた母に伝えられて「え?」
何のこと?
さっきまで、いたでしょ。
ニモに飛びついて噛み付いて、コラコラとチィたんを押しとどめて
「ダメでしょ!お兄ちゃん寝ているのに」と注意したばっかりだったのに?
いつもは裏の道に行って遊ぶのに・・・実は大きな道路に出ていたりしたのかな。
道の向こう側に渡って遊んだりしていたのかな。
全然気がついていなかったけど・・・。
いつも散歩に行く裏道は、今雪が積もっていて行けないもんね。
ちょっと道路に出てすぐ、運悪く事故に遭ってしまったんだね。
近所の方がすぐ見つけてくれたので、事故直後に遺体を家に連れ帰ることが
できたんだね。
頭を強打して即死だったらしく、苦しまなかっただけでも良かったかな、と
今は自分に言い聞かせています。
さっき亡くなったばかりで、まだ身体も温かく柔らかくて、生きている時と
何も変わらない身体をずっと撫でていました。
「どうして・・・どうしてよ・・」
出てくる言葉はそればかり。
こんな形で別れる事になるなんて、夢にも思わなかった。
チィたんを妹のように可愛がって、いつも一緒に寝ている娘に何て伝えよう。
大学から帰ってくるまで黙っている?
いや・・・それはムリ。
かえって可哀想。
思い切ってメールしました。
返事はありませんでした。
彼女なりに受け止めて、気持ちの整理をするしかないからね。
一昨年チビが亡くなった時もそうでした。
遺体を撫でて撫でて、だんだん冷たくなってくるんだけど。
この撫でている手で熱が伝わって、また身体が温かくならないかな、と
祈るような気持ちになるの。
絶対そんな事起きないの、わかっているのに。
ダンボールに入れて自分の部屋に持ち込んで、お線香をあげて
ミルクとチィたんの好きだったカリカリゴハンも供えて、
今夜は一緒に寝ることにしよう、と決めました。
悲しいけれど、去年の1月に行方不明になった時よりも落ち着いています。
どこかで寒い思いをしていないか、辛くて鳴いていないか、と考えては
胸が締め付けられるような日々を過ごしていたから。
今回はもう結果が見えているから。
亡くなってしまったのは現実だから。
事故で亡くなるのは、もう寿命なんです。
生まれた時から決まっている命の長さなんです。
わかっているけど、まだ1歳6ヶ月しか生きていない・・・と思うと悔しいような
気持ちになります。
ペットと一緒に生きるにあたって、いつも自分に言い聞かせていること。
明日も一緒かどうかわからない。
ずっと先のことは考えない。
だから、今この時一所懸命に愛してあげる。
できることは何でもやってあげる。
明日はないと、常に思って接すること。
なのに、つい考えちゃった。
春になったら、またチィたんとお散歩に行いくこととか、楽しみに待っていたし。
早く雪が融けるといいね、とチィたんに話しかけていたし。
この先にもチィたんといっぱい思い出を作ることを思い描いてしまったし。
こんなに早く別れると思っていなかったんだよ。
予想外だよ、本当に。
何度もこのパターンで泣いてきているのに。
またやってしまった。
また泣いているし。
泣いていると、タビがやってきて膝の上に乗って、じっと私の顔を見つめるんです。
チビが亡くなっておんおんと号泣している時も側にいてくれました。
泣かないで、大丈夫だから、とか言ってくれているのかな。
なんてことはなくて、ところでお腹空きました、なんて言っているのかな。
でもタビはやさしいと思います。
チィたんの亡骸のニオイを嗅いで、何回もダンボールの中を覗きにきて
気にかけてくれるのがよくわかりました。
他の猫たちは皆無視ですからね。
いや、これが普通なんです。
どんなに仲が良くても、亡くなるとあっさりと関心を示さなくなります。
同じ部屋に亡くなった猫を少しの間置いていても、皆いつも通りに
それぞれ過ごして、まったくその存在を気にしないのです。
二モも完全無視型でした。
ミィスケに至っては、いつの間にか私の部屋に侵入してお供えのミルクを
ちゃっかり飲んでいたし。
でも、タビは違ったね。
アニマルコミュニケーターさんがいたら、タビの気持ちを代弁してくれるだろうに。
言葉がわからない自分がもどかしいね。
じっと私の目を見るタビの目は、いつもと違って深い色をしているような気が
するんだけどな。
誰かが亡くなるときとか、必ず一緒にいてくれるよね。
タビがいるから、救われているところもあるかも。
君達は長生きしてね。
これからも大切にするからね。
今日一日を大切に生きようね。
一昨年の9月にやって来たチィたん。
最初は寝てばかりいたね。
木の上で2日間鳴いていたところを保護されて家にやってきました。
安心してぐっすり眠っています。
もう可愛くて可愛くて。
あっと言う間に我が家のアイドル。
うう~ん、と伸びをして。
また寝ま~す。
得意なのは木登り。
こんな顔をするのは何かを企んでいるから。
またお散歩に行きたかったなぁ・・・
猫とのお散歩が楽しいって、教えてくれたのもチィたんだったね。
亡くなっても、2,3日はまだ魂が家にいると聞いたことがある。
でもチィたんはせっかちだから、もう虹の橋をすごいスピードで
渡って行ってしまったかな。
そして、生まれ変わりコースにさっさと行っちゃったかな。
また可愛いペットに生まれて、うんと可愛がられるといいね。
愛されたペットは亡くなった後、行く道がわかっている、といいます。
でないと、同じ場所をぐるぐる回るだけで、どこにも行けない可哀想な
状況になってしまうとか。
ホントかどうかはわからないけど、後のことも考えてうんと愛してあげましょうね。
道に迷わない為にも。
すぐ次の人生を歩む為にも。
私は思う存分チィたんを可愛がることができたと思います。
お別れは辛いけど、後悔はないです。
今までチィたん姫にお付き合い下さいましてありがとうございます。
心の片隅にでも、こんな猫がいたな・・・て、記憶に留めていただけたら
嬉しいです。
はるむぎママ、メールありがとう。
今回も救われましたよ~。
明日からまた気持ちを入れ替えて元気にやっていきます。
またお付き合いよろしくお願いしま~す