七草セリと猫の部屋

猫と料理に夢中な漫画家のグダグダ日記

グーちゃん

2020-11-26 21:29:00 | 日記
昨日が友引だったので、今日がタビくんの火葬でした。
骨は持ち帰りません。
執着しないために、キチンとお別れして思い出だけを手元に残します。
形としては残さない。
持ち帰らなくても、ちゃんとお寺に納骨されて供養されるのです。
それだけでもありがたいです。




写真はタビにベッタリだったグー。
最初に出会った時からタビにくっついて、どこに行くにも一緒で。
あまりにしつこいからタビの方が「いい加減にしろよ」とちょっと怒った時もあったけど。
グーは全然気にしないで、とにかくほぼ24時間ベッタリ。

そんなグーだから、タビが居なくなって元気がない。
どう過ごしていいのか、まだわからないのかも。




ウッチーとも仲良しだけど。
ウッチーはマイペースで出かけていることも多いから、ずっと家の中で過ごしているグーはポツンと一人でいることが多い。
タビがいれば一緒に庭で寛ぐこともあったのに。
タビがいないと、どこにも行けないのかなぁ。



 
寝る時もいつもタビと一緒。
どうしてこんなに慕っていたんだろう。
出会ってすぐ「大好き!」って思ったのかなぁ(オス同士だけど)

この夏に我が家にやってきて、ここに住むと決めて家に入ってきたグー。
寂しいのは私たちも一緒だよ。
もっと私たちにも甘えていいんだよ。
ゴハンが食べたいって、要求してもいいんだよ。
タビに合わせてゴハン食べていたけど。
これからは食べたい時にちゃんと私たちにもアピールするんだよ。
頑張れグー。










バイバイ、タビくん

2020-11-25 10:44:00 | 日記
昨夜、いや深夜だったので今日になるのかな。
日付が変わった12時30分頃かもしれない。
タビくんが、ついに虹の橋を渡って行ってしまいました。




(タビくんにくっついているのは、新入りのグーくん)

今頃は猫の楽園に到着しているのかな?
まだ家の中をウロウロと歩いて軽くなった体を満喫しているのかな?

なぜ正確な時間が分からないかというと、その瞬間耐え難い睡魔に襲われて
一瞬記憶が飛んでいるのです。
気がつくと「あ、タビくん息してない?!」と気がついた感じです。

ずっと抱っこしていたし、とことん看取るつもりだったから、まさか一瞬でも寝落ちしてしまうなんて…
我ながら信じられないのですが。
もしかしたらタビの配慮だったのかも。
旅立つ瞬間を私に見せないようにしたのかも。

この7月には兄弟のニモくんが一足先に虹の橋を渡りました。





先に行っていたニモくんがお迎えに来てくれたかもしれないね。
タビは15歳と5ヶ月生きました。
我が家は雄猫が早く亡くなることが多くて、今まで10歳を超えた雄猫はいなかったのです。
ニモもタビも楽々と10年を超えてくれたね。
今までたくさんの幸せをありがとう。

ニモの時は看取れなかったという後悔があったので、タビの時は絶対に最後まで側で寄り添う!と決めていたのです。
だから、最後まで一緒に過ごせたのが、まずは良かった。

ニモ、具合が悪そうだったのに、一緒に連れて行って寝ればよかったのに
朝までずっとそのままで。
朝起きたら、茶の間でニモが冷たくなっていた…号泣です。
今でも思い出すと悲しくなってしまう。
後悔で悲しくなる。

アニマルコミュニケーターのお友達に
「ニモはそんなこと気にしていないよ。
看取られたいとも思っていなかったよ。
楽しい時間をありがとう、と言っているよ」
と教えてもらい、なんとか後悔の涙から解放されました。
メソメソするのは旅立った猫にも迷惑かけてだろうしね。
それに「本当はこんなに早く旅立つ予定じゃなかったけど。呼ばれたから」とも伝えてきたそう。

猫にも猫の事情があるのかも。
でも、後悔が残ると悲しみも残るというのを思い知ったので、タビの時は張り付きました。

ただ、まだ元気が残っている時に、外に出て「一緒に遊ぼう」とよく誘ってきていたのですが。
寒いし、骨と皮になって痩せこけたタビくんの体にさわると思って(良かれと思って)家の中に引き戻していたのですが。
今思うと、少しは付き合うってあげれば良かった…(という後悔)
ただ外に一緒にいて、景色を眺めて撫でてあげるだけのことなんだけど。

そんな風にまったり私と過ごすのが好きな猫だったんです。
やっぱり後悔はどうしても残ってしまうんだなぁ。



仲良し兄弟のニモとタビ。
寝る時もずっと一緒だったね。



6キロ越えの大きな猫ちゃんだったね。



猫の楽園で、また兄弟仲良く過ごしてね。
バイバイタビくん。
いつかまたね。