最近ハマっているブログがあるんです。
よくコメントを下さるゆう。さんから教えていただきました。
読むとなぜか伊藤三巳華さんの漫画を思い起こしてしまう。
もちろん内容は全然違います。
繋がりどころが違う,というか。
でも,その体験談の語り口がなんだか似ているんですよね。
読みやすい。
わかりやすい。
そのところの空気感を強く感じることができる。
それは識子さんのブログ。
「ひっそりとスピリチュアルしています」です。
どの記事も,うんうん,そうなんだ,なるほど,と納得の嵐で。(私にとってはね)
なんか気になっていたこと,とか多分そういうことだよね?とか
いろんな疑問が一気に解決するような清々しいブログなんです。(だから,私にとってね)
どの記事も興味深いのですが,わかりやすく面白い話を取り上げさせてもらうと。
「前世の話」は納得がいくと思います。
彼女はすでに136回(だったと思う,あやふやでスマン)ほど生まれ変わったいる人で。
紀元前に存在していた時の記憶もあるそうです。
一度にバーッと視える,というよりは途切れ途切れ浮かんでくる映像をつなぎ合わせて
このようなものであった,とわかってくるのだそうです。
これは識子さんだけがわかることではなくて,私たちにもその気になればつかめる現象だとか。
なぜかこの時代が好きとか,この国が好きとか,この場所は懐かしいとか(初めて来たところなのに)
魂の記憶に残っている断片は,誰にでも思い出せるモノのようです。
例えば,私は宮部みゆきさんの江戸モノの話が大好きで。
先日も宮部さんの「初ものがたり」という回向院の茂七シリーズを読んでいて
なんとも言えない幸せな気分になっていました。
宮部さんの描く江戸の世界観が大好きなんです。
丁寧に人々の暮らしが描写されているのが良くて。
巻頭に載ってある街並みの絵図をいちいち確認しながら物語を読み進むのも楽しくて。
この話はここの場所で起こったんだな。
茂七親分は,この道をこのように歩いたんだな,とか。
思いを巡らす喜び,みたいな。
もはや,自分もそこに存在しているわけです。
畳の匂いや,水屋の雰囲気や,何もかも感じて体験しているような状態になって。
すごいリアル。
そう,これが前世の記憶なんだな,と思います。
本から飛び出して自分の世界と重なるんですよね。
皮膚感があるというか。
以前やっていた「長谷川平蔵」さんのドラマでも,エンディングで江戸の町並みが流れると
なんだか涙が出そうになるの。だって,江戸に住んでいたんだもん。
・・・てな感じでしょうか。
懐かしくてしょうがないんですよぉ。
そんな場所や記憶,誰にでもあるはずです。
ただ,だから何?という話でもあるわけです。
自分の前世の記憶が何に役立つか,それがわかっていないと意味がないですよね。
識子さんは,ご自分の前世で何度も(男だった時の記憶が多く残っているそうで)
妻以外の女性を作って,そしてどちらの女性も幸せにしていない,という人生を送ったそうです。
もちろん前世の自分も幸せに終わっていない。
そして今世では,夫に浮気をされてつらい思いをして離婚を経験なさったとか。
このことで,魂として学ばなくちゃいけない膨大なテキストに,
「不倫はダメ」という学び修了のチェックがついたのだとか。
ギャンブルが悪いこととわかっていて,溺れて抜け出せない人。
いつか,もうこんなこと必要ないな,という学びをどこかで痛い目にあって取得して
その部分は卒業するわけです。
次に生まれ変わった時に,どんな誘惑があってもギャンブルはやらない。
そういう魂としての進化があるわけです。
若い魂は,いろんな失敗や痛い思いをして一度人生を終わって,また生まれて
また失敗をして・・・と果てしなく繰り返して思い知って,成長していくんですね。
話としては知っていたし,そうなんだろうなぁ,とわかってはいたけど。
識子さんのお話で,ストンとお腹の中に納まった,という感じがしました。
特に識子さんは,幽霊界のような低い世界ではなくて,高級霊といわれる方々との
交流をなさっているので,お話としても為になります。
よく神様と交信できます,なんてどの口がいうか?みたいな怪しい霊能者さんが
いるけど,これはあり得ないですから。
シルバー・バーチの本を読んだ時にも同じことが書いていました。
神の声だと思って聞いていると,実は霊に騙されていることが多い。
中にはシルバー・バーチのように,高級霊が間に入って神からのメッセージを伝えて
くれる場合もありますが。
直接人間とは無理です。
不可能らしいです。
同じことを識子さんもブログで書かれていました。
信頼できる方だと思います。
それに数々の失敗談も。
わかる~~,と思うエピソードが多々あって。
きちんと向かい合って話をしてくれている感じがとてもいいです。
識子さんブログ,超お勧めです。
この真っ黒い肉球の持ち主はどこのどいつだ~い?
「オイラだよ」byタビくん
すでに秋めいた日差しの中で,ブラザーのニモくんと仲良くうたた寝していま~す。
本日も平和なり~。