団地2階窓から眺める芝生に私が名付けた木登りの木が立っている。偶然ブログで見た岩波映画「新しい都市」で常盤平団地の建設過程の映像を拝見、懐かしくて映像の紹介者ブログ名orionさんにコメントも出した程ですが、ゴミ置き場、物置、駐車場が出来て団地が狭く感じたと書かれていたようですが、広い常盤平団地が狭く感じたのは、もう一つ「新しい都市」で団地建設時、植えられた苗木が全て何十年の間に巨木になり4階建ての団地を覆いつくす位の高さに成長して、当時とは風景を一変させたのです。中心部の道百選に選ばれた欅並木然り、桜祭りで賑わう桜通りも、公団はこの他団地造成時、団地内に大小の公園と種類も豊富な沢山の苗木を其処各所に植えました。子供たちが少なくなり公園の殆どは遊ぶ子供の姿は少なく見る影も有りません、でも公園には植えられた藤の花が今でも花を付けて私たちの目を楽しませてくれますし、夏には木の上では油蝉の大合唱となり、ミンミン蝉、ヒグラシ蝉の声も団地全体に広がります、今では常盤平団地は緑と住民が各自植えた花々で、自然一杯の緑地団地に成長したのです。写真は団地内の一本の木、私が若ければ上りたくなるような木、(妻に訊いたら木の名前は解らないそうです、解らなくても良いのです)「木登りの木」と自分で呼んでます。
昨日は雨、朝入り口の灯りが地面に映っています。今日は晴れ秋の日差しが木のテッペン辺りに降り注ぎます。