団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

常盤平団地の55年 始まりはB級トマトから

2020-06-26 17:13:18 | 夫婦

農産物なら、その地方その土地の主産物が有りますね。

例えば米どころ酒どころの新潟県とか・・

果物で言えば、今の季節、山形県のサクランボ、岡山や山梨の桃と言うように・・

差し詰め、当松戸市は梨どころ、ネギどころと言いたいのですが、20世紀ナシの発祥の地と言われていますが、特に全国的には必ずしも梨どころとしては知られていないし、ネギにしてもご当地矢切のネギは名前品程に沢山作られているとも思われません。

千葉県は東京都に近いので、埼玉県や茨城県と共に首都の台所と言われてもいますが・・

一方で、当千葉県の中でも松戸市は都内に隣接しているので、早くから通勤圏としての開発も進んで・・

現に、当団地などは、その典型で有りまして、克って畑だった農地には次々に住宅、マンションが建てられて、土地持ちの地元の専業農家が本来の農業に打ち込むには、余りにも周辺の環境が変わって仕舞って・・

そんな中で、1軒の変った農家?と言うか農園をご紹介したいと思います。

 始まりは6年前の此のボードです。

B級トマトならA級がスーパーでも買えると思って・・デジカメに収めただけでした。

外から拝見すると、30m四方位の敷地には果樹のビニールハウスの他に色々な作物を作っている様子が伺えます。

それから4年が過ぎました。

赤肉キュウイって?美味しいのか何だか気味が悪くて・・

又もデジカメに・・散歩の途中で見た所、いつも売り切ればかりなので、園内に人の気配も感ぜられません。

葡萄もパスです。

昨年、初めて赤肉キュウイを買いに行きました。

無口、不愛想なご主人が写ってます。

奥様はいらっしゃらないのでしょうか、お二人一緒の姿を見た事は有りません。 

初めて買って、初めて食べた赤肉キュウイの衝撃的な甘さに惚れ込んだ食いしん坊です。

然し、奥様は普通のキュウイの方がお好きなようで・・

次は出来過ぎのようですが、不思議にホクホクの空豆でした。

そら豆を買いに行った時に、ハウスの中に赤いサクランボを見つけました。

ついでに訊いたら、市川市にいるお孫さんが楽しみにしているとの事です。

孫が喜ぶ、自分も喜ぶ、で何でも孫の為にアレコレ工夫して作っているらしいと感じました。

この辺りでサクランボは珍しいし、恥ずかしながら私は樹になっているのを見たのは、これが初めてなのです。

 

収量が僅かですので四五人のお客様で本日終了です。

 スーパーでは見られない、ブロッコリーの容器に入ったサクランボは1パック300円です。

 園内の何処かにビワの木も有るのでしょうか・・300円でした。

味はマアマアの様です・・私はビワを余り好みません。

私が思うに、無口で人付き合いが苦手らしい70代?のご主人は、若しかすると、従来この辺では生産されない果物なら、何でも挑戦する趣味と実益を兼ねた新農業従事者なのかも・・

但し、少なくとも周辺のスーパーとか市場とかの価格相場は参考にしないらしいのです。

キュウイにしても、サクランボ、葡萄、空豆その他、自分勝手の値段で販売しているみたいです。

最近、私も解った事なのですが、此処の全ての品は、味は兎も角、高いか安いかは、こちらの判断で決めるしか無いようなんです。

結論から申し上げるとサクランボは新鮮ですが、チョッとお高いように思いました。

これからも何が出て来るのか、楽しみでは有りますが・・

今の所、園内にブルーベリーは無いようなので、今度訊いて見ようと思っていますが・・

きっと何か訳ありのご説明が戴けると思うのですが「ブルーベリーなんて素人でも出来るからやらない・・」なんて言われそうです。

午後から暑くなりました。

昨日宅急便で届いた河内晩柑、今日のオヤツは愛媛の柑橘、奥様が食べ易いようにしてくれました。ゴチソウサマ

先日、裸にされたヒマラヤスギの1本が、切り倒される作業が只今終了したようです。

電動のこぎりの騒音が止まって・・暑さもやっと納まって来たような静かな団地です。