栃木県をあとにして、次に向かったのが埼玉県。
計画の当初、食べる予定のなかった「加須うどん」を食べに。
当初は、栃木県のあとに茨城県を訪ねる予定にしていたのです。
栃木県(佐野市)から茨城県(水戸市)へ向かうのは、時間が掛かるし、
運転する同僚Sさんも大変だろうと思い、茨城県を諦めました。
ただ、茨城県を諦めたからって、まったく残念な気持ちはありません。
何故なら、埼玉県のご当地うどん「加須うどん」も以前から食べてみたいと思っていたからです。
「加須うどん」は、埼玉県加須市で獲れた小麦を使ったうどんで、
その歴史は200年前に遡ります。
利根川の渡し場や、不動ヶ岡不動尊總願寺の門前で、
参拝客に振舞われたうどんが、「加須うどん」の始まりとされています。
小麦が主食だった時代、「加須うどん」は滅多に口にする事の出来ない食べ物で、
「ハレの日」に食べる事の出来たうどんだったそうです。
手捏ね、足ふみ、寝かせにはじっくりと時間をかけ、
モッチリとコシのあるうどんが「加須うどん」なのです。
ちなみに「加須」は「かす」ではなく「かぞ」と読みます。
今回私達が訪ねたのは、田園風景に囲まれたお店「新川うどん店」さんです。
こちらのお店は「加須手打うどん会」の加入店です
店内に入りますと、なかなかの広さで、50人は収容可能だそうです。
訪ねた時刻が午後4時過ぎという事もあり、私達の貸切状態でした。
こちらのお店の店主ですが、とても気さくで明るい方なので、初訪問のお店なのに、
何故かしら、顔馴染みの常連客のような気分にさせられます。
とても雰囲気の良いお店です。(^v^)
私と同僚Sさんはテーブル席に座り、メニューとにらめっこしました。
私と同僚Sさん、前の「耳うどん」でそこそこお腹を満たしていたので、
さっぱりした物が良いと判断し、ふたりとも「もりうどん」にしました。
370円という価格にも魅かれましたので。(^^♪
(後で知ったのですが、加須うどんは「もり」で食べるのが一般的なんだそうです。)
「これから麺を湯がきますので少し時間が掛かります。」と、店主からの嬉しいお言葉。
待つこと10分、「もりうどん」が運ばれて来ました。
うどんには、色を装う為にインゲンが載せられています。
麺量が意外と多い事に、少し驚きました。
まずは麺をそのまま頂きます。
伸びは少ないものの、しっかりとしたコシに弾力感がとても良い麺です。
小麦の甘い風味が口の中に広がり、予想以上に美味しい!(^^♪
つけ汁は鰹風味で少し甘めのタイプ。
ただ、味に深みがあり、とても美味しくて、麺にもぴったりと合うつけ汁です。
「そこそこお腹を満たしていた」と先ほど書きましたが、
あまりの美味しさで、私も同僚Sさんも、あっさりと食べ尽くしました。(^^ゞ
ほんと美味しかった。
「加須うどん」恐るべしです。(^.^)
「加須うどん」に大満足した私達は、お腹の調子も取戻し、
“これならあと1軒は大丈夫!”と、横浜に向かって車を走らせました。
そう「うどん頑陣」さんを目指して。(「うどん頑陣」さんの記事はこちらです。)
北関東・神奈川県の旅はこれにて終了です。
新川うどん店
ジャンル:うどん
住所:〒347-0051 埼玉県加須市戸川1408-1(地図)
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情報掲載日:2018年11月18日
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