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新川うどん店 - 加須うどん -

2017年08月25日 | 埼玉県(加須うどん・肉汁うどん)

栃木県をあとにして、次に向かったのが埼玉県。

計画の当初、食べる予定のなかった「加須うどん」を食べに。

当初は、栃木県のあとに茨城県を訪ねる予定にしていたのです。

栃木県(佐野市)から茨城県(水戸市)へ向かうのは、時間が掛かるし、

運転する同僚Sさんも大変だろうと思い、茨城県を諦めました。

 

ただ、茨城県を諦めたからって、まったく残念な気持ちはありません。

何故なら、埼玉県のご当地うどん「加須うどん」も以前から食べてみたいと思っていたからです。

「加須うどん」は、埼玉県加須市で獲れた小麦を使ったうどんで、

その歴史は200年前に遡ります。

利根川の渡し場や、不動ヶ岡不動尊總願寺の門前で、

参拝客に振舞われたうどんが、「加須うどん」の始まりとされています。

 

小麦が主食だった時代、「加須うどん」は滅多に口にする事の出来ない食べ物で、

「ハレの日」に食べる事の出来たうどんだったそうです。

手捏ね、足ふみ、寝かせにはじっくりと時間をかけ、

モッチリとコシのあるうどんが「加須うどん」なのです。

ちなみに「加須」は「かす」ではなく「かぞ」と読みます。

 

今回私達が訪ねたのは、田園風景に囲まれたお店「新川うどん店」さんです。

こちらのお店は「加須手打うどん会」の加入店です

 

店内に入りますと、なかなかの広さで、50人は収容可能だそうです。

訪ねた時刻が午後4時過ぎという事もあり、私達の貸切状態でした。

 

こちらのお店の店主ですが、とても気さくで明るい方なので、初訪問のお店なのに、

何故かしら、顔馴染みの常連客のような気分にさせられます。

とても雰囲気の良いお店です。(^v^)

私と同僚Sさんはテーブル席に座り、メニューとにらめっこしました。



 

私と同僚Sさん、前の「耳うどん」でそこそこお腹を満たしていたので、

さっぱりした物が良いと判断し、ふたりとも「もりうどん」にしました。

370円という価格にも魅かれましたので。(^^♪

(後で知ったのですが、加須うどんは「もり」で食べるのが一般的なんだそうです。)

「これから麺を湯がきますので少し時間が掛かります。」と、店主からの嬉しいお言葉。

待つこと10分、「もりうどん」が運ばれて来ました。

 

うどんには、色を装う為にインゲンが載せられています。

麺量が意外と多い事に、少し驚きました。

 

まずは麺をそのまま頂きます。

 

伸びは少ないものの、しっかりとしたコシに弾力感がとても良い麺です。

小麦の甘い風味が口の中に広がり、予想以上に美味しい!(^^♪

つけ汁は鰹風味で少し甘めのタイプ。

ただ、味に深みがあり、とても美味しくて、麺にもぴったりと合うつけ汁です。

「そこそこお腹を満たしていた」と先ほど書きましたが、

あまりの美味しさで、私も同僚Sさんも、あっさりと食べ尽くしました。(^^ゞ

ほんと美味しかった。

「加須うどん」恐るべしです。(^.^)

 

「加須うどん」に大満足した私達は、お腹の調子も取戻し、

“これならあと1軒は大丈夫!”と、横浜に向かって車を走らせました。

そう「うどん頑陣」さんを目指して。(「うどん頑陣」さんの記事はこちらです。)

北関東・神奈川県の旅はこれにて終了です。

 

新川うどん店
ジャンル:うどん
住所:〒347-0051 埼玉県加須市戸川1408-1(地図
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情報掲載日:2018年11月18日

 



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