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うどん食べ歩きブログ
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香川県男木島(おぎじま)へ - 島 と 猫 -

2019年11月24日 | 香川県・高松市(讃岐うどん・その他)

令和元年11月22日・・・いい夫婦の日。

カミさんとふたりで出かけました。

一泊二日の旅です。

目的地は香川県の男木島と女木島です。

カミさんが立てたプランで、島の猫とたわむれる事が、今回のコンセプトなのです。(^-^)

うどんの食べ歩きを目的とせずに、香川県へ向かうのは初めてかも・・・。

まあ、私も猫好きなので、たくさんの猫と出会えればいいなぁ・・・。(^^♪

岡山にて8時24分発の高松行きマリンライナーに乗換えました。

動き始めた電車の窓から、空の色をうかがうと、どんよりとしたくもり色・・・。

天気予報では、一日中、曇りとのこと。

かろうじて、雨は降らないらしい・・・。

とにかく、雨は降らないでほしいと願う。

雨が降ると、水にぬれることを嫌う猫たちが、どこかへ身を潜めてしまうから・・・。

瀬戸大橋を越え、9時18分高松駅に到着しました。

この高松駅を訪ねるのは2ヶ月ぶりです。

前回はうどんの食べ歩きで訪ねました。

高松駅から高松港までは徒歩で5分ほど、近いですね。

港で男木島までの往復乗船券を購入し、のりばで待機。

私達より先にのりばにいた、ご年配の女性の方、地元の方です。

その人と会話をしながら待っていますと、船がやって来ました。

10時を少し回ったところで出港。

高松市の観光名所である赤灯台「せとしるべ」の横を船は通ります。

高松港を離れてから15分ほどで、鬼ヶ島の異名を持つ女木島の港に入ります。

女木島で寄港し、船はふたたび男木島を目指します。

高松港を出港して40分ほど、目の前に男木島が見えて来ました。

さて、猫がたくさん出迎えてくれれば良いが・・・。

ちなみに、私達が乗船して来た船は「めおん2」という名です。

「めおん」の名の由来は、

女(女木島)を「め」、男(男木島)を「お」と呼ぶところから名付けたようです。

また「めおん」というオムニパス形式の映画作品もあるそうです。

菊川怜さん、木内晶子さん、山田純太さんらが出演しているとのこと、一度鑑賞してみたいですね。

あと男木島の名の由来ですが、まあ、いろいろ諸説があります。

中でも面白いと思ったのが、「平家物語」屋島の戦いの中でおきたエピソード、有名な那須与一の話です。

源氏方の武士である那須与一が、平家が立てた扇の的を、遠く離れた場所から矢を放ち、見事に射止め、

敵味方双方から歓声が上がったという話。

その時の扇がこの島に流れ着き「扇」⇒「おうぎ」⇒「おぎ」⇒「男木」となったのが由来のひとつらしい。

うんちくはこの辺にして、ここからは画像中心となります。

港に着くと、さっそく島ねこ達が出迎えてくれました。(^-^)

どの猫も人懐っこくて、ミャーミャー言いながら寄って来ます。

とても可愛らしい。(´▽`*)

島の探索も開始。

オオテと呼ばれる石の塀の間を歩いて行きます。

歩いていると、やはり猫と出会います。(^-^)

↓↓このような案内板もところどころで見かけました。

 

今月の初めまで瀬戸内国際芸術祭が行われていて、この島にもアート作品が展示されていたようです。

 

↓↓豊玉姫神社

鐘を鳴らしてみましたが、とても良い音色でした。

 

↓↓こちらの猫、この後しばらく私達に付いて来ました。ストーカー猫です(笑)

途中で無料休憩所があり、管理人?のおじさんから「寄って行き、たこ焼きも食べ。」と、

呼び込みされました。

私とカミさんが躊躇していると、

「いい景色も見れるよ、寄って行き。」とさらに呼びかけてくる。

少し怪しいなぁ・・・そう思いながらも寄っていく事にしました。

 

確かに見晴らしが良い。

そして↓↓このようなサービスが・・・。

おじさんが「ちょっと冷めてるかもしれんけど、たこ焼き食べて行き。」と。

雑然とした部屋の中、テーブルの上にたこ焼きがある。

 

不衛生だなぁ・・・と思いつつ、せっかくなのでたこ焼きを食べてみた。

ソースなどつけずにそのまま。

これがとんでもなく美味しかった!!(^^♪

冷めてはいたが、中がほわッとして、出汁が良く効いている。

タコも旨い!

私とカミさんがたこ焼きに満足していたら、先ほどのストーカー猫が侵入して来ました。

おじさんが「野良猫も入って来よるけど、まあ、なでなでしてあげ。」と。(^-^)

衛生的にいろいろと問題ありそうだけど、この島では、猫と人間がこうして共生しているのだろう。

↓↓コーヒーも無料サービス。

さすがにコーヒーまではいただきませんでした。 

おじさんにお礼を言って、この場をあとにしました。

当初は無料と言いつつ、最終的にお金を要求されるのでは?そう思っていましたが、

まったくそういう事はなく、おじさんも「また来てな。」のひとことでした。

疑ってすみませんでした。m(__)m

とても貴重な体験をさせていただきました。(^-^)

そろそろお昼になったので、食事をしに港へ戻りました。

 

今回私達が食事した場所は↓↓こちら。

「地魚料理 円(まどか)」さんです。

 

こちらのお店、島で唯一、うどんを食べる事のできるお店なのです。

うどんのメニューはただひとつ「ひしおぶっかけうどん」です。

ただ、こちらのうどんは2日前の予約が必要となります。

私達も2日前に予約を入れようと、カミさんが電話したのですが、その日はなんとお店の定休日・・・。 

電話が通じませんでした。

仕方なく翌日に電話を入れると「(訪問の)前日では無理。」との回答・・・。

仕方ないので今回はうどんをあきらめました。

お店に入りますと、女将が「そこのメニューから選んで下さい。」とのこと。

お店に入ったすぐのところにこの日のメニューが書かれていました。

トンカツ定食は別として、他の定食は、その日に獲れた海のものでメニューを決めているようです。

どの定食にしようか?

そういえば、この店を訪ねる前に↓↓このようなオブジェを見ている。

そう、蛸壺のオブジェ。

あと、このお店の下にも蛸壺が置かれていました。

という事は、たこが絶対に美味しいはずである。

私は「たこ天定食」を注文しました。

カミさんは「アジフライ定食」を注文。

注文後、海が見えるカウンター席へ座りました。

こちらのカウンター席、「夕日の指定席」だそうです。

 

しばらく待って、先に運ばれて来たのが、カミさんが注文した「アジフライ定食」です。

そのあとすぐに、私が注文した「たこ天定食」が運ばれて来ました。

↓↓「たこ天定食」 

 

メインのたこ天に、小鉢三種、サラダ、レモンの味噌汁、ごはんがセットになっています。

天ぷらはたこ天以外にインゲンの天ぷらが2本付いています。

まずはインゲンの天ぷらをいただきます。

サクサクとして、味がやさしい・・・。

そしてたこ天。

これが、とんでもなく美味しい!!(^^♪

プリプリした食感にみずみずしい軟らかさ。

そして旨味がギュッと詰まっていて、噛むと程よい甘味が口の中で広がります。

こんな美味しいたこ天、これまでに食べた事が無い。

「ひしおぶっかけうどん」が食べる事が出来なかったのは残念でしたが、そのおかげで、

こんなにも美味しい料理と巡り会う事が出来ました。

雨降って地固まるです。

ほんと美味しかった。(´▽`*)

あと、驚きだったのが、レモンの入ったお味噌汁。

レモンの酸味が、味噌汁とよく合っていました。

とてもすっきりと、爽やかな風味のお味噌汁でした。

とても美味しかった。(^^♪

円さんの「たこ天定食」、大変満足させていただきました。

この島へ来たら、円さんのたこ天は必ず食べるべきと思います。(^○^)

さあ、島の散策を再開です。

 

↓↓こちらは山口啓介さんの作品「歩く箱舟」です 

ノアの箱舟をモチーフにして作られた作品だそうです。

この作品を見て、どう感じるかは、それぞれのイマジネーションでしょうね。

おそらく答えは無いと思っています。

↓↓男木島図書館

扉のガラス越しに覗いてみると、館内は多くの人で賑わっていました。

コーヒーや手作りのドーナツを食べることが出来るそうです。

私達もこちらで休憩する予定でしたが、人が多いので入館をあきらめました。

次に訪ねたのが↓↓こちら。

「ダモンテ商会」さんです。

とてもシャレた店内で、手作りのパンやケーキ、菓子などが店内で販売されていました。

イートインスペースもあるので、店内で食事することも出来ます。

私達はロフトタイプの2階へ案内されました。

ペアカウンター席に座り、メニューを拝見。

 

私は「チョコレートケーキ 生クリーム添え」とアイスコーヒーを。

カミさんは「ベイクドチーズケーキ」とホットコーヒーを注文。

しばらく待って運ばれて来たのが↓↓こちら。

こちらのケーキ、しっとりと密度の高いケーキです。

チョコの味も濃厚で甘く、ほっぺが落ちそうなぐらいに美味しかったです。

カミさんのベークドチーズケーキも少し分けてもらいましたが、こちらも美味しかったです。(^^♪

コーヒーは「コロンビア Tio Conejo農園のコーヒー豆」と説明を受けました。

コクの深いコーヒーで、とても旨かった。(^-^)

美味しいケーキと美味しいコーヒーを味わえて、大変満足させていただきました。

さあ、島の散策を続行です。

私達は男木島灯台に向かいました。

 

海岸沿いの道を歩いて行くものと思いきや、予想に反して人気のない山道・・・。

しかもあちらこちらに「いのしし注意」の貼紙が・・・。

カミさんが怖がって怖がって・・・。(^-^;

カミさんを励ましながら歩いて行きました。

 

2キロほどの道のりを歩き、ようやく灯台に到着しました。

こちらの灯台、木下恵介監督の「喜びも悲しみも幾歳月」のロケ地として有名です。

 

こちらの灯台は明治28年(1895年)に建設されたそうです。

昭和62年(1987年)に無人化となりましたが、今も尚、現役で活躍しています。

補強工事のためなのか?足場が組まれていました。 

さあ、男木島の旅もいよいよ終わりです。

私達は、男木島灯台を離れ、港に戻りました。

いよいよ島を離れます。

人懐っこい猫達とたくさん出会いました。

カルチャーショックも受けました。

美味しいものをたくさん食べました。

私とカミさんにとって、最高の1日となりました。

またいつか訪ねたいと思います。

さよなら猫の島。

さよなら男木島。

 

 

 

お食事処 円
ジャンル:郷土料理
住所:〒760-0091 香川県高松市男木町1925-2(地図
周辺のお店のネット予約:
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厳選食材×個室 魚夏‐うおなつ‐のコース一覧
個室 九州炉端 弁慶 高松店のコース一覧
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情報掲載日:2019年11月24日

 

 

ダモンテ商会

住所:香川県高松市男木町1916

 


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