放浪うどん人 ☆これから うどんに 会いに 行きます。☆

うどん食べ歩きブログ
全国各地のうどんを紹介。
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うどん茶屋 海津屋 ー 雨晴海岸と氷見うどん ー

2015年04月10日 | 富山県(氷見うどん・もつ煮込うどん・その他)

私のうどん好きは果てしない・・・。

関西や香川県に留まらず、全国のうどん屋さんに目が行くようになった。

私の好奇心は旺盛だし、うどんの世界はとても広いので当然の事でしょう。

私の知らないうどんが全国にはゴマンとある。

だから、私の自由な食べ歩きの旅は、これからも続きます。

この日の私は、北陸地方を目指すべくJR大阪駅にいました。

なぜ北陸地方なのか?

私が北陸地方を目指した日は平成27年3月6日、

この日から数日後の3月14日、北陸新幹線の開業と共に、

北陸本線の石川県金沢から新潟県直江津までの区間が第三セクターの鉄道に移行されるからである。

「JR北陸乗り放題きっぷ」を利用した、格安な値段で新潟県直江津まで行けるのは、

これが最後になる為、私は富山県と新潟県を目指す事にしたのです。

因みに、現在も「JR北陸乗り放題きっぷ」は販売されていますが、残念ながら、

直江津まで行く事は出来ません。

午前7時09分発のサンダーバード1号で、富山県の高岡駅を目指します。

サンダーバードに乗って富山県へ行くのもこれが最後です・・・。

北陸新幹線の開業に伴い、サンダーバードも金沢止まりになるからです。

だから私は奮発して、グリーン車で行くことに決めました。

グリーン車のシートは、私が想像していた以上に快適で、まったく疲れません。

おまけにコンセントまであり、とても便利。

奮発した甲斐がありました。

奮発といっても、実際にはそんなに大したものではありません。

今回の「JR北陸乗り放題きっぷ」の価格ですが・・・、

グリーン車利用で13,000円(おとなび価格)なのです。

この価格で大阪から北陸エリアまでの往復運賃と、

北陸エリアのフリーきっぷ(3日間有効)がセットになっているのですから、かなり格安です。

全国を旅すると言ってもお金はかかります。

ですから、出来るだけ安く行ける方法を、いつも考えながら旅をしています。

電車が走りだしてから1時間ほど経った頃、ふと窓の外を見ると・・・、なんと雄大な!

比良山地です。

このような景色を見ていると、なんだか幸先の良い旅になりそうな気がします。

ただ、曇り空なのが気になりますが・・・。

電車は福井県、石川県を通過し、そして富山県へ。

高岡駅に到着したのは10時10分。

ここでJR氷見線に乗り換えます。

そして目的地の雨晴駅に到着。

海越しに立山連峰が眺められるビューポイントなのです。

駅前には↓↓こんな看板も・・・。

この看板のような景色が眺められる。

期待を胸に海岸へ行ってみると・・・。

立山連峰が・・・どこにも見えない・・・。

日頃の行いか!? 日頃の行いなのか!? (TдT)

本当なら↓↓このような景色が見られるはずなのに・・・。

あきらめて駅へ戻る事にした。

駅からはレンタサイクルで行動しようと思い、自転車を借りに行くと・・・、

「・・・レンタサイクル貸出し停止します」って・・・。

日頃の行いか!? 日頃の行いなのか!? (TдT)

目的のうどん屋さんまでは、ここから歩いて行くには遠すぎる・・・。

仕方ないので電車で行くことにした。

でも、次の電車が来るまで40分ほどある。

私はもう一度海岸へ行き、

天候が回復する事を祈りつつ、海の向こうから立山連峰が現れるのを待つことにした。

しかし・・・よほど日頃の行いが悪いのだろう・・・、

立山連峰はついにその姿を見せてはくれなかった・・・・。

やってくれるぜ雨晴・・・。

この借りはいつか返す!きっとリベンジしてやる!

そう海岸に言い残して、私は雨晴を去った。

雨晴駅からひと駅、島尾駅で降りました。

無人の小さな駅です。

ここから20分ほど歩きます。

相変わらずの曇り空ですが、歩くにはちょうど良い気候です。

うどんが好きになって、うどん屋さんを目指して、まさかこんな所まで訪ねて来るなんて・・・。

数年前までは考えられなかった事です。

でも、本当に楽しいです。

こうして知らない土地を歩ける事が、本当に楽しい。

予定通り20分ほど歩いたところで目的のお店に到着です。

「氷見うどん海津屋」という製麺会社の直営店「うどん茶屋 海津屋」です。

ところで、「氷見うどん」についてですが、

「氷見うどん」は250年の伝統を誇る、富山県氷見市のご当地うどんなのです。

ルーツは輪島素麺で、輪島素麺の技法を取り入れている手延うどんです。

五島うどんや稲庭うどんも似たような技法を用いていますが、

氷見うどんの場合、単なる手延うどんではなく、麺を伸ばす際に油を使っていない事と、

製麺の過程で讃岐うどんと同じく、手打ちもされているそうです。

どんな麺なのか? 非常に楽しみです。

店内はとても明るくて、清潔感もあり、雰囲気もよい。

店の奥には座敷もありました。

早速メニューを拝見。

私は「ざるうどん」を注文しました。

それから、このお店の名物「ばち麺コロッケ」も。

「ばち麺」とは、麺を伸ばす際、両端の棒にかかっている部分の麺を切り分けたものです。

こちらのコロッケの具材として使用されているのです。

しばらく待って「ざるうどん」と「ばち麺コロッケ」の登場です。

盛り方が大雑把な感じがしますが、麺の艶感はとても良いです。

麺を持ち上げてみると、なかなか透明感のある麺です。

さっそく麺を食べてみました。

 

モチ感あり、伸びもあり、そしてなかなかの剛麺です。

食感の良さは讃岐うどんに負けず劣らず。 

喉越しもとても素晴らしい!! 

つゆは鰹を中心に、いろいろな節を使っていて、味に深みがあります。

このつゆもかなり美味しいです。

「ばち麺コロッケ」はクリームコロッケです。

衣はサクサク、なめらかで、とてもクリーミィーな味でした。

名物になるだけの事はあり、とても美味しかったです。

 

立山連峰が見れなかったり、レンタサイクルが出来なかったり・・・。

いろいろとありましたが、美味しいうどんに救われました。

さあ!富山の旅はこれからこれから!!

 

海津屋 「うどん茶屋」
ジャンル:うどん
アクセス:JR氷見線島尾駅 徒歩2分
住所:〒935-0037 富山県氷見市上泉20(地図
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情報掲載日:2018年11月22日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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