まるまうどんさんを後にして↓↓こちらのバス停へ。
バスに乗り、私は熊本城へ向いました。
熊本城の入口には、熊本城を築城した加藤清正公の像があります。
こちらの像は地震の影響をあまり受けなかったようです。
この像より先へ進みますと、城内へ入れないように柵が施されていました。
あまりにも生々しい現実です・・・。
そして地震により崩れた石垣の姿が目に入って来ました・・・。
テレビの向こう側で見ていた光景が、
現実としてこの目に、そして心に入って来ました。
本来であれば、お城へ向かう多くの観光客を乗せた車が行き交う道路も、
↓↓この通り閉鎖されていました。
熊本城は加藤清正公が築城したお城の中でも、
防衛力の高いお城として知られています。
そのお城も、自然の前では為す術もなかったのです・・・。
この閉鎖された道路のすぐそばに「桜の小路」という観光施設がありました。
こちらの施設は、熊本県の物産品や郷土料理を扱うお店で構成されています。
この施設を通り抜けたところに、熊本城の天守閣へ向かう道がありました。
もちろん、天守閣まで行くことは出来ませんが、
手前にある加藤神社までは行くことが出来ます。
土砂や石垣が崩れる可能性があるため、鉄パイプの柵で、
道路は仕切られていました。
目の前には、崩れた石垣の無残な姿が・・・。
言葉が出ません・・・。
しばらく歩くと、少し広めの駐車場がありました。
その駐車場にはお土産物屋さんらしき建物が・・・。
その建物は地震の被害を受けていました・・・。
建物の屋根が、ひじょうに痛々しい・・・。
町中でも、このような痛々しい屋根の姿を見受けました。
駐車場を抜けると、目の前に天守閣が現れました。
屋根の瓦がずれ落ちたりしていて、大変な状況なのが理解出来ます。
ここまでの画像を見ていただくと、地震の揺れがどれだけ大きなものだったのか、
読者の皆様にもご理解して頂けると思います。
地震発生時は、もっと痛々しく悲しい状況だったと想像出来ます。
目の前に、たくさんの土嚢袋が道路の両側に積まれていました。
この積まれた土嚢袋が、私には復興の兆しに思えたのです。
道路を再生しようと頑張られた人達のご苦労が、この積まれた土嚢袋だと・・・。
こうして、当たり前のように私がこの道を歩けるのも、その人達の汗の賜物なのです。
「桜の小路」から15分ほど歩いたところで、
加藤神社へたどり着くことが出来ました。
こちらの神社では当然の事ながら、加藤清正公が祀られています。
私は手を合わせ、震災からの復興を祈願しました。
あと、「この祓串で身をお清め下さい」と案内がありましたので、
私はお祓串を持ち、頭から足の先まで清めました。
この神社の境内から、熊本城の天守閣を眺めることが出来ます。
地震の被害を受けているとは思えない、おだやかな風景です。
ただ、ほんの少し目線を下げると、崩れた石垣が目に付きました・・・。
「がまだせ(頑張れ)!熊本!」と書かれたくまもんのだるまがあり、
その横には募金箱が設置されていました。
熊本城再建のための募金箱です。
もちろん寄付させていただきましたが、気持ち的にはお城よりも、
まずは多くの被災された方達の自立支援が優先で、お城の再建はその後だと、
私は思っています。
ですから、お城の再建が完了したその時が、すべての復興を終えた時だと思います。
加藤神社をあとにして、再び「桜の小路」へ戻りました。
先ほどもお話しましたが、こちらは観光施設です。
情緒あふれる街並みを再現し、お土産物屋さんや飲食店が軒を連ねています。
私が訪ねた時、どのお店もしっかりと営業されていました。
普段通りの日常に戻る為、お店の方、全員が頑張られたのだと思います。
この「桜の小路」で、少し休憩をとる事にしました。
コーヒーでも飲もうかなと思っていたら↓↓このようなものが。
「陣太鼓ソフト」です。
熊本県で有名な菓子「陣太鼓」をソフトクリームに混ぜ合わせているとの事。
美味しそうなので食べてみる事にしました。
↓↓こちらが「陣太鼓ソフト」です。
食べてみますと、ミルクソフトのまろやかな甘味と、
陣太鼓の小豆の風味がとても良く合っています。
時折、舌にまとわりつくようなモチっとした食感は求肥です。
上品で、とても美味しいソフトクリームでした。
これはまた食べてみたいです。(^^♪
熊本城の再建は、まだまだ時間がかかりそうですが、
人の心は未来に向かって、一歩一歩確実に前へ進んでいます。
「桜の小路」で働かれている人達の姿を見て、そう思いました。
がまだせ!熊本!
がまだせ!熊本!
がまだせ!熊本!
「桜の小路」の詳細は下記のURLへアクセスして下さい。
http://1592.jp/
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