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立ち喰いうどん 河内うどん ー 懐かしくて美味しいきつねうどん ー

2021年07月04日 | 大阪府八尾市のうどん屋さん

今回も我が町大阪府八尾市のうどん屋さんを紹介します。

今回紹介するお店は近鉄大阪線近鉄八尾駅の高架下に店舗を構える、

「立ち喰いうどん 河内うどん」さんです。

私の記憶が正しければ、近鉄八尾駅が高架化された昭和53年(1978年)に、

河内うどんさんも高架化に併せて開業されたものと思います。

もし、私の記憶に誤りがあるようでしたら、

正しい情報をコメントしていただければ助かります。m(__)m

実を言うと、お店のスタッフに創業した年を直接訊ねようと思ったのですが、

厨房内で忙しくされているので訊ねる事が出来ませんでした。

あと、高架下の商店街を管理している会社にメールで問い合わせをしてみたのですが、

未だ返信がありません。

故に、今回は私の記憶頼りです。(^-^;

それと、確か、過去に一度改装されていると思います。

それまでは立ち喰いのスタイルでしたが、改装の後、座って食事出来るようになったと、

薄っすらながらそのように記憶しています。

間違っていたらゴメンナサイね。(^-^;

まあ、私の記憶の中では創業43年の老舗うどん屋さんだという事です。(^-^)

券売機が店頭に2台設置されていますので、お店へ入る前に食券を購入して下さいね。

今回私が選択したのは「きつねうどん」です。

ちなみにこちらのお店はセルフ式です。

店内に入ったらすぐにウォータークーラーがあるので、そこでお水を用意して下さい。

そのあとセルフカウンターでスタッフに食券を渡します。

席を決めてしばらくすると声がかかるので、セルフカウンターで品物を受け取って下さい。

食べ終わったら、食器は必ず返却口へ。

↓↓こちらが今回私が注文した「きつねうどん」です。

明治の頃、大阪の船場できつねうどんが誕生(諸説あり)して以来、

きつねうどんは大阪人に愛され続けています。

大阪人のソウルフードと言っても過言ではないでしょう。

きつねうどんが誕生した当時、

現在の様に素うどん(かけうどん)に油揚げが載ったスタイルではなくて、

油揚げは別盛で提供されていたのです。

メニュー名も「きつねうどん」ではなくて、

「こんこんうどん」という名で提供されていました。

「こんこんうどん」で提供されていた当時のお客さんの多くが、

油揚げを素うどんに載せて食べていた事から、油揚げを別盛にするのをやめ、

現在のように、素うどんに油揚げを載せるスタイルになったそうです。

要するに、素うどんに油揚げを載せて、はじめて「きつねうどん」が完成するわけです。

油揚げが別盛だと、それは「こんこんうどん」と言う事になるのかな?(^-^)

さっそく出汁からいただきました。

鰹ベースの出汁で、昆布の風味が前に出ています。

豊かな香りのする美味しい出汁です。(^-^)

この出汁を吸収し、ふっくらジューシーな油揚げも良い感じ。

明治の人はきっと分かっていたのでしょう、油揚げから滲み出る出汁の旨さを。

出汁文化の関西だからこそ、

きつねうどんが誕生したのかも知れませんね。(^-^)

麺は柔らかで、モチモチ感のある大阪ならではの麺です。

出汁をよく吸い込み、口の中まで連れて来ます。

これでこそ大阪うどんです。(^^♪

河内うどんさんの「きつねうどん」、懐かしくて美味しくて満足させていただきました。

カレーうどんも評判が良いので、今度はカレーうどん狙いで訪ねたいと思います。

ちなみに「河内」についてですが、簡単に説明しますと、

淀川の内にあるという事から「河内」と呼ばれたとか(諸説あり)。

大阪の東部にあたる地域です。

北河内、中河内、南河内とあって、八尾市は中河内にあたります。(^-^)

 

河内うどん
〒581-0802 大阪府八尾市北本町2丁目1−153−2

 



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