ゲオルグ・ショルティ指揮 シカゴ交響楽団 "ツァラトゥストラはかく語りき"
「2001年宇宙の旅」で使われているアレ。
映画で使われているのはカラヤンのウィーンフィルらしい。
こっちはそれよりも後の70年代の録音。
個人的にはショルティの方が落ち着いていて好き。
最初にパイプオルガンのすごく低い音が「ゴォーーーーーーー」って入っているけど、初めてレコードを聴いたときにはトランスのハム音だと思ってアンプを買い換えねばなるまいかとしばらく思案した思い出が(笑)。
それにしてもすごい映画。1968年の作品だもんね。中3ぐらいの時に初めて見たと思うけど、宇宙空間で音がしないというあたりに強烈なリアルさを感じたなぁ。宇宙戦艦ヤマトじゃぁ、宇宙空間で火が出てもくもく煙がたなびいていたもんなぁ。
今見てもあまり古さを感じないのが異様な気がする。わずかに、今は亡きPANAMが出てくるあたりが古いと言えば古い。
映画として、時代がようやく追いついてきたという気さえする。
あれ?映画の話になっちゃった。