脱サラ整体師の午後

日々の生活や施療の中で、発見したこと、気がついたことなどを綴ります。

ヒトと時代と整体師

2015年01月02日 | 日々の施療

明けましておめでとうございます、

元日の朝、私はいつも家の近くの“初日の出スポット”
に直行し、その足で神社にお参りします。
今年は、残念ながら、雲が厚くたなびいていたため、
初日の出は、拝めませんでしたが、神社のおみくじは、
「大吉」でした。

さて、ホモ・サピエンス(ヒト)の出現は、約15万年前
と言われています。
私が、整体の仕事を始めて、わずか15年ですが、
この間に、ヒト(特に若年層)の「くびのストレート化」が、
急速に進行していると痛感します。

スマホやパソコン、タブレットといった情報伝達ツールの
急激な普及が、「生活環境」を変え、「ヒトの頚椎の形」までも、
確実に変えつつあります。
そして、この傾向は、今後益々進むでしょう。
二本の足で動き回ることに適した体から、
あまり動かない、デスクワークに適した体へと、良くも悪くも
変貌(進化?)していくはずです。

ヒトが、新しい「生活環境」を創り出し、その「生活環境」は、
皮肉にも「ヒトの体」を変えてしまうのですね。
この相関関係を、私たち整体師は、止められませんが、
時代に寄り添いながら、体のつらい状況をサポートし、改善する
役割を、常に担っていくのだと思います。

私自身、「時代とヒトの体」を常に観察し、変化に
敏感に対応できる整体師でありたいと思いますし、
また、そんな整体師達を育てていきたいと思います。

今年、「ヒトの体」は、どう変わっていくのでしょう?
それって、整体も進化しなければならない、ということです☆

(photo:ガンジス川の夜明け ペイレスイメージズ提供)
コメント
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